リラクゼーションサロン•このは

島根県出雲市の自宅サロンで整体のお店をしています。(*^^*)

目的の定まらない行為はどうでしょう 2

2024-03-17 19:54:54 | このはのヒトリゴト
今回は、こちらの記事の続編です。

施術中、私に商品を売ろうと一生懸命アピールされていたお客さま。
ありがたい事に、
今回は事前にご予約を取って、いらしてくださいました。
「身体がボロボロだからよろしく」とのご依頼でしたが、それだけでは済まないことは、こちらも承知の上で身構えます。😅


来店するなり、満面の笑みで、
「前回、あなた見たがっていたから、宝石を持ってきたよ😉」と、おっしゃいましたので、


すかさず‥
「え~??私は見たいとは言ってませんよ~。見せられても買いませんので、私は見ませんので!」と、笑顔で返し施術スタートです!☺


しかし、施術中も、営業トークは止まりません。


お客さま→「仕事を頑張る時ほど、ローンを組んで、高額なものを買うの!起爆剤になるから。✨」
私→「へぇ、そう言う考え方もあるんですね~。(起爆剤が必要な人と、必要でない人もいるし、ローンを組んでまで欲しいものって宝石に限らず人それぞれだよね。全てその人の自由だよ。)」


お客さま→「私は子どもたちを大学に行かせている時、好きなもの買いまくったの。大学はお金がかかるけど、子ども達に犠牲にしてしまったって思われたくないから。」
私→「そうですか。そう言う愛の形もあるんですね~(確かに子どもに見返りを求める親は居るかもしれない。でも、子どもがかわいくて、子どもの存在が 推し そのものなんだから、お金はかかるけど私は幸せなんだけどな☺️)」


お客さま→「女に生まれたんだから、着飾らなきゃね。楽しまなきゃね✨」
私→「そう言う価値観もありますよね~😃(プチプラで、コスパが良いもので十分満足なんだけどな。)」


お客さま→「指につける指輪は、自分が見るもの。首につけるネックレスは、人様が見るものなの❗」
私→「そうですね。素敵な名言ですね✨その言葉を、また使わせてもらいます。(え?私に売りたいのってネックレスの宝石限定なんだ💦選択肢、せまい!)」


と、こんな感じで、話は平行線のまま、施術が終わりました‥😅
自分の意見を口にしたら、「なんでそんな考え方しかできないの?」と怒られましたので、もう抵抗しません。
過去に、私が同意しなかったお客さまが、途中で帰られた経験があるので‥我慢です。


そのため、今回は身体がなかなかほぐれず、私は職人として、残念な気持ちが残りましたが、お客さまがお仕事モードで来ておられるんです。そりゃあ、身体は戦闘モードで、ゆるみませんよね😭


そして、帰り際。


「まぁ、本物見ときなさい。こんなチャンスないから。」と、何十万、いや100万近くのお品を何点か見せてくださいました😄


いやぁ、これだけ見せられても、
興味が全く湧かない‥😓響かない私。申し訳ないくらい。


それ以前にそんな効果なものを持ってこられて、施術中に鞄を置いとくわけだから、万が一紛失した場合、責任の所在はどうなるの?との事で頭がいっぱいに‥😅



そんな心配も裏腹に
「まぁ、今は買わないってことよね✨」と、言われたので
(えー?ポジティブすぎん~😅今までのやり取りでどうやってそうなる?)



私も強気で「いつか、買うかも知れませんね!その時はこちらからお声かけしますので、今後はご案内は結構です。
と、強調し、
なんとかお帰りになられました。



私が、整体を愛し、整体の仕事にエネルギーをかけてきたように、その方も宝石の販売に全力をかけて来ておられるのが伝わります。努力なくては、続かないお仕事だからです。


だからこそ、興味のない人、価値のわからない人の心をこじ開けるやり方ではなく、本当に宝石を愛している方々に届くよう、お仕事に誇りを持って続けて欲しいなぁ。と思います。


私も今回の出会いで、非常に勉強になりましたが、今は、皆が右ならえの時代ではなく、多様性が認められる時代に確実に変わっています。
もう、物質を得ることに価値を持たない人も多いし、ステータスに興味がない。レンタルやリースも選択肢の1つ。そんな人が増えていると理解していただけたら、時代に合わせたニーズが見えてくるはず。過去の栄光や今の時代に抗うのではなく、目の前の人に合わせる努力は必要かと思います‥目の前の人に興味を持つ。そして、話を聞く。


しかし、こんな意見があることを否定せず、怒らず聞いてもらえていたなら、もっといい関係を築けたていたでしょう。


どんな人間関係も相手にも意見があることを。
上下関係はあるかもしれないけど、聞く耳を持つことをしていきたいです。大事な事を教えてもらえることも多いので。


しかし、私はさすがに疲れました🥲
本当に施術を求めてくださる方にエネルギーを残してたいので、こう言うお客さまはやっぱり困るな😭💦💦と思いました。


ので、ステッカーを活用します笑
↓こちら続編 最終話です。


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