歳時記

考えない、これ最凶

悪魔の手

2007年09月14日 | Weblog
手術前のコメント
「鍵穴手術(※)でやりますから。」
「福島先生なら腫瘍も全部とれますよ。完治しますよ。」
「退院後の通院もしなくてすみますよ。」

(※)鍵穴手術
  福島医師が考案したという、頭がい骨に数cmの穴をあけるだけで
  腫瘍をとるという手術方法。

結果。
開頭手術でした。
全部はとれませんでした。
顔面まひがでました。
髄液が漏れています。
頭がい骨を固定する釘を頭の中に入れたままでした。

…全然違うんですけど。
というかずさんすぎる。
手術の方法が告知されてるのと違うってどういうこと?
年間600件もやってるならレントゲンみれば
できるかできないか分かるんじゃ?
それって詐欺じゃないの?
…はっきりいって失敗じゃないの?

しかも。
「髄液が漏れているので1か月ぐらい様子を見ないといけません。」
といいつつ、来週には退院だそうです。
様子みるんじゃなかったの?
やっぱりあれですね。
病院からすれば、福島医師の患者だし、別に手術が終われば
はい、それまで。そのあと治療する責任もないし。
ということなんでしょう。

…悲惨すぎます。

マスコミでとりあげてあおってますが
あの人はただ単に、手術がしたいだけなのだと思う。
患者さんがどうなろうとも。