フロム霞ヶ城天守

　朝の光の中、今日は大和田経由のコースではなく、通勤時間帯の京福バスや福鉄電車が走る大名町通りから森田駅前を経て、本丸岡へと向かいました。
　テンポ良く物事が進んでいた間も、気を付けていたのに、事情を知らない善意の第三者の登場で状況が変化してしまう場合があります。そのような時に発生した問題の引き受け手がいなくて、誰かが対応せざるを得なくなる場合もあります。私の立場なら動かない方が得（個人的には、冷静に眺めてさえいれば損しない？）かも知れませんが、話が絡み合い始めると放って置けない性分です。という訳で、自分の腹の虫を、自分で抑えています。
　織田信長や豊臣秀吉による天下統一から江戸幕府が安定するまで、あるいは明治維新から第二次世界大戦後の東西冷戦下における高度経済成長まで、そのような時代に生きた人々も、当然ですが、右肩上がりの日々だけではなかったはずですよね。都内で暮らしていた頃に利用していた高級スーパーや商業施設のテナントについてのニュースを耳にし、追憶が増えました。
　ぽかぼか陽気の霞ヶ城公園。子猫も小鳥も、のんびりムード。バスを待つ親子、お年寄りのグループ、地図を持ちながら城下を歩く若い男女・・・。”お仙泣かすな、馬肥やせ”。私も、泣かせたくはありません。

三ッ星WINTER

　散髪のついでに同級生の家に寄り、けんちん汁をいただきながら、少し真面目な雑談をしていました。
　世の中の流れについての評論は、数年後に読み返すと外れている場合が少なくないみたいですが、読み当てているものも勿論あります。守り続けていける事、協力すべき事、地の利で優位になりそうな事。謙虚な人には、それらを見通す力が備わっているようですね。意外な一手が、やがて意味を持つのですから。
　寒中ですが、春への歩みを知らせる梅の花が咲いていました。

二兎追いタイム

　出張先で、御客様と連れ立って、『井上雄彦　最後のマンガ展』を観ました。（詳細は、SNSの方にて）
　来月は、妻との共通の友人でもあるTさん夫妻との待ち合わせ時間を利用して、『古代カルタゴとローマ展』を見学するつもりです。

　PS
　　高橋ジョージさんの”ロード”と福井に関わる噂、知っていますか？

あり、おり、はべり、

　（あれっ？俺って、こんな言葉を吐けるような人間だったっけ？）
　個人としての思いが芽生え始めた子供達に対して、真っ向から正論を説いている自分に驚いています。

　「この前、お父さんが話していた神社、みつけたよ。」
　「お父さん、この歌、きっと好きだと思うよ。」
　私の事を、頭の片隅にでも置いてくれているのが嬉しいです。

　

冬の合トレ思い出し・・・

　とりあえず机上の書類作成を済ませて、少し余裕ができたので、知人を軽い食事に誘いました。その知人の経歴は私と似ているので、自分の今の在り方を再確認したい時に会っています。
　福井へ帰って来た頃からの数年間の世の中の出来事を、こちらで観察していると、本来の規模やレベルへ戻ろうとする次の社会の波を感じます。確実性が高い予測数値は限られていますよね。世間が適正な姿に気付いた時点で、また新たな道が開けるのではないでしょうか？
　隣のテーブルからは、会社の方向性について語っている30代前半と思われる女性の声が、聞こえていました。