越前北の庄 道楽だより

 第2の人生の手始めに、外に向けて情報発信できるよう育てていきたいです。

温かなフライデー・ナイト

2009-02-27 23:59:57 | サイクリング
 ちょっとした用事があって、東映前から西学園方面を廻るバスに乗ったのですが、降りる時に「ありがとう。」「こちらこそ。」といった運転手さんとの会話が聞かれる路線で、なんだか新鮮でした。(訪問先に傘を置き忘れてしまいましたが・・・。)
 夕食は、旧友達との会合になりました。金曜日という事もあるのでしょうが、今日の片町近辺には、外人さんや若い男女のグループなど団体で歩いている人が、どういう訳か多いような気がしました。
 単に自分が好きだからした行為なのに、意外なところで感謝されていたのを知りました。先客で席が埋まっていて入れなかった店もありましたが、心地良い夜の町でした。
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『さわやか』の気持ち

2009-02-25 19:15:06 | サイクリング
 仕事場で作業をしていたら、「先輩、お久しぶりです。」と、元気な電話がありました。
 声の主に、先輩と呼ばれてはいますが、中学・高校等での接点はありません。地元ゆかりのゼネコンのうちの一社に勤めていた香川県出身の人で、20代の頃に帰省した際、同級生との飲み会で知り合った仲です。(バブル最只中の時期で、福井にも、内壁コンクリート打ちっ放し?の店や、箸で食べるイタ飯屋さんなどが登場し、新しいゴルフ場・練習場、ボウリング場やスキー場もオープンしていたっけ。。。)記憶が正しければ、当時、バニーちゃんの店にも一緒に行ったような・・・
 出会いや別れは、いろいろあって当たり前ですが、思いがけない縁の面白さがありますね。昨今の経済情勢で、誰かと話をしていないと不安になる時もあるそうですが、常に前を見据えて手を尽くすのが彼らしさです。
 私もガムシャラにはなれませんが、彼の力が発揮できる場を提供できればと考えています。
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打刃物の問屋さん

2009-02-23 18:00:36 | 散策
 タンス町を目指していたのですが、武生の街の商店の看板に、古き歴史を感じてしまいました。写真は、越前打刃物の問屋さんです。職人さんの手による飾り釘にも、好奇心をくすぐられています。
 旧武生市内には、ブラジルから来られた人が多いという印象を持っていたのですが、北陸線の駅で見掛けた人達は、ロシア系の方々だと思われました。ビジネス・モードの女性が「今度は、ゆっくり歩いてみたいね。」と話しているのを耳にして、私の気分も賛同していました。
 昔ながらの玩具屋さんに集まる、放課後の小学生の姿。夕暮れ時の風情。 福武線の電車で市役所前まで戻り、繊協ビルからバスで帰ります。
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むらさき&ソイソース

2009-02-21 20:51:21 | サイクリング
 仕事場への途中に立ち寄った本屋さんのBGMは、かって放送会館デパートで流れていたのを何度か聴いた覚えがある曲でした。(放送会館と言えば、映画の看板も印象に残っています。)同世代の人がやっているのか、模型や旅行関係の郷愁?をそそる新刊雑誌が揃っていました。
 帰宅時間の人の流れの中、御婆さんの「すみません。」という声が、路上に溢れた高校生達の声よりも美しいと感じました。おそらく良い人生を歩んで来られた方なのでしょうね。
 ふと、私の祖母が、醤油を”むらさき”と呼んでいた事を思い出しました。(そう言えば、ドイツでホームステイした時にも、ソイソースが用意されていたなあ~)
 ちなみに、写真は若狭の魚醤『鯛ひしお』です。
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カタい・ケ・の~?

2009-02-18 21:51:07 | サイクリング
 高校を卒業して福井を離れる直前に、中学時代のクラスメイトで集まったことがあったのですが、その会場だった喫茶店が健在していたので、感慨に浸っていました。すると、「かたいけの~」という声が飛び込んできました。今は亡き祖母や親戚のオンちゃん、オバちゃん達が使っていた懐かしい言葉です。(福井弁の、お元気ですか?です。ちなみに、体えらい、という返事だと、体が疲れているという意味になります。)それで、意識がドリップ、じゃなくてトリップしてしまい、子供の国遊園地が屋上にあった“だるまや”百貨店の大食堂へ連れられた頃を思い出してしまいました。そして、その次には、大学の先輩と銀座の歩行者天国へ行って入った、カフェ“パウリスタ”の記憶まで蘇りました。
 現在よりも街に密度の濃い活気があって、それでいて効率的で安定していたような気がします。何処の地方都市でも、時期やスピードに多少の違いはあったとしても、良くも悪くも似たような歩みがあったでしょうが、これからの世の中を考えると、生き残って来たモノを活かす事は守りの姿勢ではなく、他と異なる魅力を得るための、視野の広い手段になると思います。
 最近の社会の変化は早くて、新しさ=寿命の長さ、とは限らなくなってしまいましたね。だからこそ、息の長いモノを、いと惜しみます。
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