桃とかなへび

いらっしゃいませ。

米南部旅日記・4月30日 後半

2012年05月10日 | おでかけ
後半。

やってきました、ナッシュビルのダウンタウン。
音楽に溢れておりますね。
そこここのカフェから生演奏がもれ聞こえる。

歩きながら適当に店に入ったりする。

ハッチショウプリント・・・おお、せっちゃんがポスター作った印刷(版画)屋さんだ。
入ってみましょう。





ピンボケの看板猫さま





モザイクの意味は無かった



昔ながらというのでしょうか、店の奥ではガシャンガシャン機械の音がする。
ポスターや絵葉書、気に入るものがあるかなと眺めたけれど、
パッと見てグッとくるものはなかったので、何も買わずに出てしまった。


通りの看板は賑やか。
断然多いのはライブハウスやカフェとウエスタンブーツ屋さん。
カントリー好きならブーツやテンガロンハット買うのは嬉しいだろうなあ。
着こなしてみたいぜ。

























ホテルで聞いてきたオススメの楽器屋さん、Gruhn Guitars


















壁にギターがびっしり、バンジョーもびっしり。
腕に覚えのあるらしい少年とおじさんが試奏しながらセッションしていた。
これみよがしに試奏するのは羨ましい気もするが、
私は弾けないし、買うつもりも無いから一生できないな。

テネシーは白人社会。ジョージアの隣なのに黒人比率がおそろしく低くて驚く。
東洋人なんてもちろんそれ以下。
観光客といえども多少は背負う日本の旗、下品なことはできないと思う。

みんな店内でガンガン写真を撮っているが、何もいわずに同じことをするのは躊躇われる。
福助が、お店のロゴの入ったTシャツを買ってくれた。
その時に、店内の写真を撮っていいですか? もちろんOK!
ここまで気を使う必要はないのだけれど、気持ちの問題。

たくさんあるギターの中で、どれか弾いていいよって言われたら、
ギブソンでもマーチンでもなく、あのテイラーがいいな。

そうそう、お店入口のショーケースに入ったギターは、135,000ドルだった。



夕飯は、どこかのお店で音楽を聴きながら食べよう。
結局、ホテルのバスが停まる2nd street にあるライブハウスに決めた。
「ワイルドホース・サルーン」

同じ2nd street、坂を少し上ったところに「コヨーテ・アグリー」もあった。
女の子が頑張る映画は面白かったな。













ライブは夜の7時スタート、ミュージックチャージは一人6ドルらしい。
時間的にもちょうど良かった。

中に入るとまず大きなバーカウンターがあり、奥のホールとステージは広く天井が高かった。
壁に沿って2階3階はステージに向かったカウンター席になっている。
木造りの感じのいい建物で、年に一回はリック・スプリングスフィールドも来るらしい。
そしたら1階はオールスタンディングだよね。ここで聴けたら素敵~

今夜のライブはこのお方








もちろん知らない人だけど、さすが大きいライブハウス、
そこら辺の道路にもれ聞こえる音とは一味違った。
ギター1本の弾き語り、歌もギターも上手かった。
音響もノーストレスで非常に気持ちよく届く。
このお兄ちゃん、1時間ひたすらギターを弾いて歌う。喋りはほとんど無い。
エンターテインメントとしてそれでいいのか?とは思ったが、私は好きだった。
たまにお店の従業員が「Applause!」と書いた紙を掲げてフロアを往復した。
裏には「Laugh!」と書いてあったが、この日は必要なかったね。









オーダーは、前菜の盛り合わせとサラダ。
これをシェアするだけでお腹いっぱいだった。
勧められたのは名物だというピクルスのフライ。
これ単品ではいらないでしょう~、多すぎるでしょう~
盛り合わせに入っていたので十分だった。

前菜盛り合わせは、ピクルスのフライ、チキンテンダー、
フライド・グリーントマト(ジョージア名物)、カサデラ(メキシカン)

ピクルスはフライしても支障はないけど、
別に揚げる必要ないんじゃないかって、食べた後でも思う。

今回の旅行で機内以外で唯一お酒を飲めた。ここはビールでしょ。
Wildhorse Ale という地ビールなのかな、黒ビールがとても美味しかった。

食事と音楽を楽しんで、ライブは1時間で終わった。
次にはじまったのは、ステージ前のフロアでカントリーラインダンス。
要するにアメリカ盆踊り。簡単な振り付けを繰り返すのだ。
お客さんを呼んでレクチャー、ミュージックスタート!

食事も終わったので、席を立った。
バスの時間までこの店の土産物屋に寄ってみる。

するとなんと、前菜を盛り付けていたギター型のカゴが売ってるではないか。
かわいいので2個買った。1個20ドルだけど、いいんだもん。




Gruhn Guitars のTシャツと、ギター型のカゴ





Gruhn Guitars のショップカード(名刺大)の裏
マニアックすぎる。






ほどなくホテルのシャトルバスが来た。
乗り込むと運転士は落ち着いたおじさんに交代している。
オバチャンが、今日のラストドライブなのよ、早く帰りたいわ、
と言ってたのは本当だったのね。

ダウンタウンにはミュージアムなんかもあるけれど、いいです。
ビール飲んだからもう帰る。






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