父と母 は湯布院在住の母の同級生に会うため、タクシーで出かけた。
私は福助と息子と合流して、みんなお昼が軽めだったので、天井桟敷でお茶することにした。
迷ったけれどトーストセット
15時を回ったので宿にチェックインした。
草庵秋桜は30年前にオープンしたばかりの時、会社の友人と泊まりに来たことがある。離れの部屋でコタツに入ってお酒を飲んだ。
今回は水戸岡鋭治さんのデザインでリニューアルされていた。壁や家具の模様がなるほどな感じで、すっきりしたイメージ。
これはロビー。
壁やドアは木地に模様をプリントしている。
ほどなく父母も戻って来て、4時を待つ。
みんな揃うことはなかなかないので、お祝いの写真を撮るのだ。中国にいる兄はスケジュールが合わず、帰国はしたものの先週には戻ってしまった。
近くの写真館の方が宿まで出張してくださる。
打ち合わせをして、5人の写真と父母2人の写真を撮った。とても楽しいカメラマンさんで、みんなニコニコ。よい記念になるといいな。
さあここからは自由時間。私はもちろん温泉へ。
開いていたら予約なしで使える家族湯にひとりでゆっくり浸かった。
夕食では主役の父に乾杯。米屋の米寿はおめでたい。
料理は器も盛り付けもきれいで美味しくて、賑やかにお祝いした。
またお風呂に入って寝て、夜明け頃女湯に行くと一人きり。
だんだん明るくなる露天風呂で手足を伸ばした。
馬酔木が壺状の花をつけて、早春を感じた。
自家製米の朝ごはんをいただいて、湯布院を後にする。息子だけ逆方向なので、見送ってから出発。
帰りは福助が運転した。
余裕のあるスケジュールではなかったけれど、お祝いはできたかな。父はここ数年で弟2人を先に亡くして、趣味の釣りにもめっきり行かなくなってしまった。お店を開けることが毎日の張りなのだろう。元気でいてくれてありがたい。写真が楽しみだね。
実は福助のお母さんも今年が米寿、ひ孫3人の賑やかな集まりになるでしょう。こちらも写真を撮ろうと福助に提案しておいた。