母が亡くなって
父は 一人息子の ニャン と二人暮らし
ちょっと姿が見えなくなると ワン(私)の猫は何処行った? と捜しまわる
淋しいんだよね
難聴の強い父と話せるのは 姉妹と甥姪だけ
友人たちも遠い世界に行ったり 年齢も年齢だから家で過ごされているのだろう
こちらから遊びに行くのも 友人の家族との会話が成り立たないから行きたくないそう
49日 でまぁが田舎にいる時
ニャンが怪我をして左足をかばいながら帰って来た
様子をみてると どんどん腫れてくる
病院に連れて行こうか というまぁに 動物は自分で舐めて直すから大丈夫 と言う
確かに 猫は
奄美の猛毒のハブに噛まれても舐めて治すと言う話もあるが
歩く元気がなく ストーブの前に寝てばかりいるニャンが少しかわいそうだった
時々 とぉちゃんに甘え 指を吸うニャン
産まれたばかりの時捨てられていたのを拾ったので とぉちゃんにしか甘えられないニャン
二人はお互いに絶対的な存在
この間 父の姉に電話してみた
何もする気が起きない 3食の食事を取ることもめんどくさい と言っている と言う
時間になると食事の準備をしていた父
だったが
食事の準備をする前に 一杯飲むようになったようで
(これまでは 週一回位のペースだったようだけど)
今まで まぁが食事の準備をする事を拒んでいたが(自分以外の人の味付けは嫌い)
まぁが作っても おいしいよー と食べていた
今 食事をしているだろうか?
時間薬で元気になってくれるだろうか
今はニャンだけが父の心の糧
ニャン とぉちゃんを頼むよ