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バイクの後部座席から

関西から東京、広島、そしてまた東京へと転々とする転勤族の妻。
写真と植物と山と猫とタンデムでのバイク日記。

女三世代 京都紅葉旅。

2021-11-17 | 旅行
2021年11月15・16日 月・火曜日 晴れ

京都へ女子旅してきました♪

今回のメンバーは、関西在住の母と広島在住のあたくし、そして京都在住の姪っ子ちゃんという女三世代の旅。
母とあたくしは、新幹線で待ち合わせて京都入りし、ホテルで一泊。翌日、姪っ子ちゃんと合流しま~す。

という訳で、初日は母とあたくしで、貴船神社へ。

何故に貴船神社かと云うと、あたくしずぅ~っと行ってみたかったんですよね。

叡山電鉄とバスを乗り継いで到着。

京都市内から随分離れた静かな山の中にあります。

貴船神社は、全国の水神の総本宮。

参道沿いを流れる清流が、もうほんっとに美しくてね。

紅葉もちょうど一番美しい時でした。

山深いところにある神社なので、空気も清々しくて、まるで別世界に来たみたい。

水占いが出来るという事で、さっそくやってみました♪

白紙のおみくじを買い、境内の水に浮かべるとお告げが浮かび上がるという趣向。

ちなみに、同行した母はおみくじを引かないタイプのひと。

おお~!・・・末吉。。。身を慎みます、ハイ。

夜は、京都市内に戻り、京都と云えばやっぱりおばんざいよね~という事で、色々食べられるおばんざい屋さんへ。

あまりの美味しさに、最初のビールしか撮る余裕なし。。。

そうそう、今回の宿は、星野リゾートOMO5京都三条を予約しました。

リーズナブルに泊まれるカジュアルなホテルだけど、さすが星野リゾートグループだけあって、めっちゃイイ。

何がイイって、とにかくスタッフさんの対応が素晴らしい♪
ホテルも、決して華美ではないけれど、清潔だし、必要にして充分な設備とサービスで、母もめっちゃ気に入ってくれたようです♪

朝食も、女子の心を鷲掴み。

とうの立った女子ふたりの心もバッチリ掴まれました♪

チェックアウトした後は、あたくしのおばあちゃんが眠る「大谷本廟」へ。

コロナのせいで、しばらく来ることが出来なかったので、久しぶりのお参りでした。

たまたま、月の供養で読経が行われており、参加することも出来て良かったです。

お花と蝋燭とお線香をお供えし、暫しお経を聴いていました。


お参りの後は、清水寺方面へ。

清水さんの周辺は、さすがに観光バスや修学旅行生で大賑わい。

あたくしも、修学旅行で二年坂とか産寧坂で買い物したりしたもんな~。

遥か大昔だけど。。。

そんな賑わいも、一歩裏通りに入るとびっくりするほど静かな景色に出会えたりして。

写真を撮るのもめっちゃ愉しめました。

その後は、嵐山へ移動。

きゃ~♪姪っ子ちゃん久しぶりー♪母と姪っ子ちゃん♪

散策もそこそこに三人で喋りまくり。女も三人寄れば年代関係なく姦しいのね( *´艸`)

こちらも、コロナのせいで中々会えず、久しぶりの再会でした♪


コロナもようやく落ち着いてきたし、ワクチンも済んだし、今度は東京でも遊びに行きたいなー。

かあさん、まだまだ油断はキンモツやでぇ。 ハイ。手洗い消毒頑張ってるよ~。

TOKYO ショートトリップ

2020-02-12 | 旅行
2020年2月5日~8日 水~土曜日 ずっと晴れ

え~三泊四日で東京へ遊びに行ってきました。ライダーともんちゃんはお留守番。

名目は、母の大正琴の発表会。
東京のNHKホールで行われましてね。
あと、ライダーが貯めていたマイルがそろそろ期限切れになりそうで、「東京でも行って来たら?」と勧めてくれたので。

やっほ~♪

飛行機は毎回わくわく♪

初日は、東京に住む友達に付き合ってもらってご飯をば♪

18:30に入店してから、お店を出たのは23:00!この時とばかりにしゃべり倒しました。

それも、あたくしお酒ナシで。

でもアルコールなんぞ無くても、女子トークは愉しい愉しい♪

・・・え?なんでお酒を飲まなかったのかと?決して下戸ではありませんのよ。
というか寧ろ、あたくし無類の酒好きでして。

そう、あれは今年のお正月のこと。
実家に帰省して、毎日のように母の御馳走を頂き、当然のように、ビールだワインだ日本酒だと、ガバガバと飲んでたんです。

でね、正月明けですぐ健康診断に行ったんですよ。
そうしたらですね、ガンマGTPがえらいことになってて。。。ホント笑えないレベル。
ドクターには「これは酒飲みのオッサンの結果やで。」とまで云われ。。。
とりあえず3月に再検査行くんですけど、それまでは一滴たりともアルコールは飲まないと決めたわけでございます、はい。

話は逸れましたが、翌日は母と合流し、お琴の発表会を聞いて、そのまま夜の都会へと繰り出し。
恵比寿にある「米福」で美味しいお米をたらふく堪能♪美味しすぎて写真忘れたのでリンク貼っときま~す♪
どうせお酒呑めないのなら、美味しいお米を食べてやろうと思い予約したんですが、ほんっと美味しかったです。
ま、お酒呑めたらもっと美味しかったかもしれませんが。。。

翌朝は、モーニングを食べに出かけたり。

Furutoshi」のフルーツサンド♪

コレド室町でやってた体験型アート展「FLOWERS BY NAKED 2020 −桜−」を見に行ったり。

とってもキレイだったけど、イベント自体はちょっと若いお嬢さん向きかな~。

湯島天神さんに梅を見に行ったり。こちらは中高年にピッタリ。

ちょうど梅まつりの直前で、めっちゃ奇麗に咲いてました。

豪徳寺さんへ招き猫に会いに行ったり。

知ってます?このお寺は招き猫の発祥の地と云われてるそうで。

中々の壮観っぷり。

あとこの豪徳寺には、あの桜田門の変の井伊直弼公のお墓もありました。

その後は有楽町にあるプラネタリウムで、寝たり星に癒されたり。
プラネタリアTOKYO in 有楽町」ってとこなんですが、ここ、寝っ転がって見られるシートがあるんですよ。
もうめちゃめちゃ熟睡できます。
星も当然美しいし、音楽もいいし、ドーム内にはいい香りが漂ってて、都会の街で歩き疲れたら、超おすすめかも♪

この日の夜ご飯は、絶品の小籠包を目当てに「鼎泰豐」へ。
ここでちょっとした事件があったんですよ。

前述のように、アルコール断ちをしているもんで、ここでも当然ノンアルコールビールを注文したんですよね。
そしたら台湾製のが届きまして。
それがね~めっちゃくちゃ美味しくて♪
小瓶だったんで、まずは母と半分こした分を一気飲み。
あまりの美味しさに「台湾のノンアルやるな~!これネットで買えるかな~。まとめ買いしたいわ。」と感動しながらもう一本追加。
それを美味しそうに味わうあたくしの隣で、おもむろに瓶を手に取り、しみじみ眺めていた母から衝撃の一言!

「これ度数5%って書いてあるでー。」

・・・え?
・・・パードゥン?
・・・今なんとおっしゃいました?

「5%って・・・5%って・・・普通にビールやんけーっ!!」

瓶には「台湾ビール 度数5%」としっかり明記されていたのでした。そら美味しいはずやわ、ビールやもん。。。
店員さん・・・間違っちゃったのね。。。ま、ええけど。美味しかったし。

という事で、いったい誰の、そして何の陰謀なんだか知りませんが、意図せずビールを飲んでしまうというアクシデントの後は
ほろ酔い気分で、銀座にある「銭湯」へ。
ひとっぷろ浴びた後は、一日歩き疲れた足も回復し、そのままタクシーでホテルへ直行。あっという間に爆睡したのでした。
しかし、銀座にも銭湯なんてあるのね~。お値段も470円だったかな。タオルも借りれるし、なかなか良かったです。
あ、でもめっちゃ熱い湯でした。やっぱ江戸っ子は熱い湯が好きなんかな~?

さて、最終日。

銀座にある「変なホテル」に泊まっていたので、築地が近いし、お寿司でも食べに行こうかと、母と話していたものの。

連日の暴食により、胃が重たかったので、有楽町にあるillyでモーニング。

そうそう、コーヒーって肝臓にいいんですってね。
全くコーヒーを飲めなかったんですが、それを知ってから、手のひらを返したように飲み始めました。←必死すぎ?

飛行機は夜の便。それまでまだまだ時間があるので。

猫の町、谷根千を散策したり。

あたくしのたっての希望により、千疋屋でパフェ食べたり。

ライダーとじゃ絶対食べられない、お値段的に。

そんな感じで、たっぷり4日間東京を満喫し、いい加減歩き疲れた母と早めに羽田空港へ。
早めの晩御飯を食べ、それぞれお留守番をしてくれた父とライダーにお土産を買い(自分の分も含む)
これまた、それぞれの飛行機で、神戸と広島への帰路に着いたのでした。


あー愉しかった♪やっぱ年に一回は東京いこ~♪

えー。。。ちゃんとボクにおみやげかってきてやー。

2020年 明けましておめでとうございます

2020-01-07 | 旅行
2020年1月1日 水曜日 晴れ

新年明けましておめでとうございます。
いよいよ今年はオリンピックイヤー♪
何となく語呂も良いし、いい年になりそうですね。

今年も年末年始は、関西の実家で過ごしました。

勿論、もんちゃんも一緒におんぼろジムニーで帰省。

もんちゃん受難の時。

そして走ってる間中、ヤイヤイ大声でず~っと文句を云うもんちゃんに、耳をやられる我々。。。

毎年、帰省の時期になると、雪が降るや降らんやと天気予報が云い出して、タイヤチェーンを買うだのなんだの気を揉むので
今年は早々にスタッドレスタイヤに履き替え、準備万端。

なのに、まったく雪のゆの字も聞かなかったね。。。せっかく買ったのに。ちょっとぐらい降ってほしかったな。


それはそうと、今年の年末年始はカレンダーが良くて、結構長く休めましたね~♪
我が家も9連休でした。
なので、27日に仕事を納め、28日から早々に帰省し、まず行ったのは、家の掃除。
家と云っても実家ではなく、我々が住んでいたおうち。

転勤になって早丸11年。家というのは人が住まないと、どんどん傷んでいくものでしてね。

すっかり腐りきっていたウッドデッキを撤去したり、軒樋の掃除をしたり、家中の床を拭いたり。

途中、ウッドデッキを作ってくれた友人が、制作責任者として手伝いに来てくれて。

後はもう、実家でごちそう三昧。
着いたその日は牡蠣が山盛り入った「牡蠣の土手鍋」、翌日はわたくしのリクエストによる「母の手作りコロッケ」。これがまた美味しくて♪
その翌日は、前述のウッドデッキ制作責任者である友人夫妻が素敵なお宅に招いてくれ、お手製豪華ディナー
「養豚場から取り寄せたポークの塊のロースト、串焼き」等々でもてなしてくれて、そのプロ顔負けのお味に舌鼓を打ち。
31日は豪華な山盛りの蟹を取り寄せてくれていて「蟹すき」で年越し。
元旦は、ライダーのご実家にて、毎年恒例の美味しいお肉満載の「すき焼き」を頂き。
2日は、初詣の帰りに「お寿司」。
3日は、母が毎年丹波篠山から取り寄せてくれる猪肉で、めっちゃ体があったまる「猪鍋」。
もう、呑むなというのが無理なメニューばかりだったので、ビール・ワイン・日本酒も、十二分に堪能させて頂きました。

勿論、食った分は動かねばならぬと、今年の初詣は四国の「こんぴらさん」へ行き、785段の階段を、両親と一緒に上りました。当然杖持参で♪

知ってます?こんぴらさんの階段ってホントは786段あるんですってね。でもそれじゃ「な・や・む」という語呂になってしまうから
1段下りる場所があるんですって。
そうすると、なやみを克服するという意味合いになるんだとか。

登り切ったところで、引いたおみくじは「大吉」でした。ホント何年振りだろう大吉♪あ、でも年末ジャンボは外れたけどさ。いいの、年末だから去年の事だから。

こんぴらさんは、子供の頃、両親に連れられて行ったっきり久しぶりだったし、ライダーにとっては初めてのお参りでこんぴらさんの雰囲気がすごく
気に入った様子だったので、初詣にこういう表現は合ってるのかどうか分からないけど、とっても愉しかったです。

3日は、年末だけでは到底片付かなかったウッドデッキの解体をしたり、久しぶりに姉家族と会ったりとバタバタ過ごし、4日に広島へと戻ってきました。

そうそう、滞在中のもんちゃんは。

それはそれは楽しそうに、実家を探検しまくり。

一方、実家の主、梅ちゃんは。

そんなもんちゃんを威嚇しつつも、ちゃっかりもんちゃんのご飯を横取りしたりして、まあそれなりにうまくやってくれたのでした。


梅ちゃん、もんちゃんの半分もないサイズなのに強いねー♪

ふっ♪オンナはつよいのよ。
ホントにもんちゃんビビってました。。。

両親と行く立山黒部アルペンルートと黒部トロッコ列車の旅

2019-12-25 | 旅行
2019年10月16日水曜日~18日金曜日

気が付けば今日はクリスマス。
今、コピー機が年賀状がせっせと印刷しております。

そうそう、今年は既に大掃除も終わっておりましてね。
昨日は、自宅でクリスマスディナーという名の宴会を愉しみ(メニューは串カツと肉豆腐にビール・・・って居酒屋か!)、後は楽しいお正月を迎えるのみ!

・・・なハズなんですが、ブログが10月で止まってる。。。

これでは、あまりに中途半端すぎて新年を迎えられないので、ダッシュで日記を書こうとしている次第でございます。

という訳で、遡ること10月の半ば、両親と旅行をして来まして。
行先は、父の希望による「黒部渓谷のトロッコ列車」と母の希望による「立山ホテルで宿泊」を盛り込んだ「立山黒部アルペンルートと黒部トロッコ列車 二泊三日の旅」。

まずは、黒部ダム。

残念ながら、観光放水は前日で終了。。。

なので、ダム湖の遊覧船に乗ってみる。

湖面から見る高い山々はなかなかの迫力。

そしてケーブルカーに乗ったり。


ロープウェイから景色を眺めたり。


ツアーではないので、のんびりゆったりと自分たちのペースで。

立ち寄りたい処に行けるのが、個人旅行のいいとこですね。

ちょうど紅葉真っ盛りで。

それはそれは美しい景色でした。

室堂平に着いた時には、ちょうど夕暮れ時で。

眼下には、一面に雲海が広がり。

夕日に照らされた景色は、それはそれは見事でね。

赤く照らされた山々が、まるで火星にでも来たみたい。火星行ったことないけど。

みくりが池は、鏡のように凪いでおりました。


ちなみに、これが翌朝の同じ景色。

時間によって、まったく違う姿を見せてくれます。

で、こちらが、母が希望した「立山ホテル」。

もうね~。夕食が、山の上にあるホテルとは思えない程の御馳走♪生の白エビとか、まったけの土瓶蒸しとか♪美味しすぎて写真忘れたことが悔やまれる。。。

この立山ホテルは、宿泊客向けに、いろいろなアクティビティを開催しておりましてね。
スターウォッチングとか星空観察会、ご来光バス等々。

もちろん、せっかくこんな空気のキレイな山の上にいるんですもの、スターウォッチングに参加するつもり満々だったんですが・・・なんとこの日は見事に満月でね。

はっはっは。月が明るすぎて星空観察会はなく、一人寂しく星空撮影を(未練がましく)やってみたけど、惨敗でした。。。え~ん、初めてチャレンジしたのにい。。。

しか~し、翌朝の「ご来光バスツアー」には参加しましたよ。

ありがたや~ありがたや~♪

そして、朝の清々しい空気の中、室堂平を散策。

ちなみに、ここ立山黒部のアルペンルートは、わたくしが子供のころ、福井県の敦賀でテントを張り、そこを拠点にして連れてきてもらったことがありまして。

でもその時は、立山側から登って黒部ダムで折り返すコースを一日でこなしたので、そんなにゆっくりは出来ず。

その後も、両親は何度か訪れたそうですが、ツアーだったのでやっぱりこんなにゆっくり散策はしてこなかったと、とても喜んで貰えました。

あ、そうそう、今回は扇沢側から登ってきたので、コースの乗り物はどれもめっちゃ空いてました。

立山側から来る観光客の方が圧倒的に多いそうなので、扇沢側からインするコース、おすすめかも。

さて、この日は立山駅まで下りてきて、そこから在来線で移動し、富山県にある「宇奈月温泉」で宿泊。

で、翌日は、朝から、父の希望である「黒部トロッコ列車」に乗りま~す。

何故にトロッコ列車かと云いますと、父が若い頃一人旅で乗ったことがあるそうで。

その頃の記憶を辿ってみたくなったようでね。
しかしながら、行ってみたら全然覚えてなかったそうな。( ´艸`)

今回は、ただトロッコ列車に乗るだけではなく、「黒部峡谷パノラマ展望ツアー」というのに申し込んでみました。

これは、普段は入れない関電の施設を案内してもらえるというもので。参加者は全員ヘルメット着用。

なかなか興味深いものでしたよ。

「黒部の太陽」でお馴染みの世紀の大工事といわれた「黒部ダム」建設工事。それに使われた関電の竪坑エレベーターにも乗せてもらったりね。

そして、トロッコ列車終点の欅平でツアーは解散。

欅平は、とても美しい渓谷で、今回は時間がなかったけど、今度はこの渓流沿いも散策してみたいな~。

という事で、今回の両親との旅はこれにて終了。

お土産屋さんで子供の頃のように、父に欲しいものを買ってもらったり、久しぶりの両親との旅行は、なんだか懐かしいような旅となりました。

母と女子旅♪「天空の花園月山・鳥海山寛ぎの休日4日間」~月山編~

2019-09-06 | 旅行
2019年7月14~18日 晴れたり曇ったり雨が降ったり

さて、前回の日記の続きです。

東北での最初の夜は、あつみ温泉「萬国屋」さんに宿泊。
ここね~この旅行が決まってから、めっちゃ愉しみにしてたんです。
あつみ温泉というのは山形県にある千年も続く温泉地なんですが、松尾芭蕉とか与謝野晶子とかが訪れたという有名な温泉地でね。
そこにある「萬国屋」さんというのが、これまた創業三百余年という名旅館でして。
しかも、「プロが選ぶ 日本のホテル・旅館100選」にも36年連続で選ばれているという。
これはもうテンション上がらないはずがない。

ところが、この旅行のちょうど一か月前の6月18日に、山形県沖を震源とする大きな地震がありましてね。
それによってこの名旅館も被害を受け、急ぎ修復中であるものの、大浴場が使えないかもしれないという連絡が事前に入っておりました。

事実、訪れた時も外観は修復作業をしていたんですが。

分かります?足場が組まれてるの。

いや~さすが名旅館。
中に入ってしまえば地震があったことなど微塵も感じられない程優雅な雰囲気に満ちてました。
お風呂も、結果的には大浴場の内風呂だけが使えないだけで、庭園露天風呂はめちゃくちゃ広いし、その他にも男女それぞれ一か所ずつ
立派な温泉があるので、何の文句も不満もナシ。
お料理も接客も最高だったしね~。←料理が美味しすぎて写真撮るの忘れた。

って事で、夢見心地の一夜が明け、翌日は早朝からバスに乗り込み、到着したのは「月山」。

ここは出羽三山のひとつで、山岳信仰の山であり、修験の場。

その八合目にある「弥陀ヶ原湿原」を自由散策しま~す。

天気予報では雨の気配が濃厚だったものの、同じツアーによっぽど日ごろの行いが良い方がおられたのか、降られることもなく。

可愛い高山植物があちらこちらに。

ヨツバシオガマ。多分。←帰ってから調べた。

これは観た瞬間分かりましたよ♪

イワカガミ。

他にもガクウラジロヨウラクとか。

ちいさな鈴みたいで可愛い。

地糖のほとりにひっそり咲くニッコウキスゲとか。

霧が幻想的で綺麗だった~♪

とにかく、時間を忘れる別世界でした。

時間忘れ過ぎて、最後はバスまで一人で走ったけど。。。←写真撮るのに夢中で母とは別行動。

そして、バスに戻った途端どっしゃぶりになった月山を後にし、お次は鶴岡で名物の麦切りと十勝そばのランチ♪
お店は確か「羽黒のそば蔵 金沢屋」さんというところだった・・・はず。

ここがめっちゃくちゃ美味しくてね。

美味しすぎて前菜の写真しか撮ってないという。。。

あ、麦切りって知ってます?要するにうどんの事なんですが、これがホントに美味しくてね。
あと、この店は決して団体旅行で行くようなお店ではナイと思う。
店主のこだわりが強くて、早めに作って置いておくなんて事はしてくれません。
その為、所謂団体旅行での「はい、いっせーのーで。いただきます!」はナシ。
出来立てを供されるので、少し待ったりはするんですが、それでも全員が「めっちゃ美味しかった!」と口を揃えて云ってました。
もし、また今度個人で山形を訪れることがあれば、絶対また行きたいお店です。

そして、満腹になった客を乗せ、車内が睡眠誘導物質で満たされたバスが次に連れてってくれたのは、新潟県の村上にある「笹川流れ」。

え~っと、笹川流れというのは、国指定名勝及び天然記念物で、遊覧船に乗って風景を愉しみます。

が、笹川と云っても川ではなく、ここは日本海。

ま、確かに海の透明度は高く、眼鏡岩、恐竜岩といった数々の奇岩が観られて、美しいといっちゃー美しいんですが。


それよりも衝撃的だったのが。

ハイ、コンニチワ。ドーモ、ウミネコデス。

あたしゃ、こっちの方が断然愉しかった!

ほら、よく遊覧船に海鳥が並走?して、かっぱえびせんをあげたりするじゃないですか。

それは何度か経験してたんで、別にそんなに珍しくもなかったんですが、ここの海鳥たちはスゴイ!

船の窓枠にとまって、くちばしをつっこんできます。催促の鳴き声もそれは大音量で、なんなら絶叫くらい。

道理で、船内に「カモメを捕まえないでください。」と注意書きがあるはずだわ。

正直海鳥のインパクトが強すぎて、景色はあんまり覚えておりませんでした。

そんなアトラクション?の後は、今夜のお宿である「瀬波温泉」へ。

新潟も云わずと知れた米どころなので、釜炊きご飯が何よりのご馳走♪

あ、あと日本海に沈む夕日がとても美しいお宿でもありました。

ホテルの窓越しにこの景色を眺めつつの夕食は、まさに至福のひととき♪


明けて翌日は、同じく新潟県村上市の城下町の散策から始まり。

村上の風物詩「鮭の酒びたし」を見学。


天井から吊るされる夥しい数の鮭のお姿は、壮観の一言。


なかなかの強面ですが。

この身を薄く削ったものをお酒に浸して食べると、もう酒飲みには絶品でございます。
そしてこの旅行中、なぜか他のお客さんにしばしば「お酒イケル口みたいでいいわね~。」と云われた。なぜバレたんだろう。。。

ちなみに、ここを見学させてくれたお店は「味匠 喜っ川」さん。
暖簾が印象的なお店で、ここでも吉永小百合さまが、ポスターのお写真をお撮りになったとか。

という事で、他のお客さんが店内でお買い物に夢中の隙に、添乗員さんをひっ捕まえて「小百合さんごっこ♪」

添乗員さんが若い女の子で、ノリノリで撮影会をしてくれました♪クラブツーリズムの添乗さんありがとーっ♪

この後は、村上牛のステーキ丼のランチを食べ、ビールを呑み、昼間っから温泉に浸かるという、この世の極楽を体験し
北陸新幹線→サンダーバードを経由して、大阪へ到着。
愉しかった母との女子旅を終えたのでした。

勿論、広島でお留守番をしてくれたライダーには、きっちりお土産を進呈致しましたよ。

新潟のお酒はわたくしから、鮭びたしは母からライダーへ。


で、ボクには?

え・・・えっと。。。ちゅ~るでカンベンしてくれない・・・か・・・な。。。ゴメンナサイ。