バイクの後部座席から

関西から東京、広島、そしてまた東京へと転々とする転勤族の妻。
写真と植物と山と猫とタンデムでのバイク日記。

RnineT改造計画と秋の九州ツーリング。

2020-09-24 | 日帰りツーリング
2020年9月20~21日 シルバーウィーク 晴れ

ライダーが何やらBMW RnineTのカスタムを目論んでおりましてね。
少し前から、ひとり密かに色々と準備を進めていたようで。
満を持したのか、このシルバーウィーク、それを実行するために、北九州にあるバイクショップ「レイラスポーツ」さんに行きたいと云い出しました。

レイラスポーツ」さんといえば、以前BMW R1100Sでもお世話になった神の手を持つショップさん。
その時の日記はこちら
と、こちらも。

しか~し、広島と北九州は、ゆ~てもまあまあの距離がある。
いくら気候が少し良くなったからと云っても日帰りはそこそこしんどい。
もうわたくしも若くはないので、出来れば「弾丸ツーリング」とか「強行ツーリング」とか云う言葉は避けたい。
二つ以上県を跨ぐ場合は、なるべくお泊りツーリングにして頂きたい。

という訳で、わたくし勝手に温泉宿を予約し、「レイラスポーツ」さんに行くのに絡めて、秋の九州お泊りツーリングを計画したのでした。

良く晴れた早朝6時、広島を出発。

高速道路をタンデム走行する事約3時間半。途中凍えそうになりながらも無事「レイラスポーツ」さんに到着。

元タイヤ開発ライダ-であるオーナーに優しく迎えて頂き、その神の手に委ねられたRnineT。

その神の手をかなり煩わせつつも、作業完了。

で、今回ライダーがRnineTのナニをどーしたかったのかと云うと、ナニやらチューブレス化がどーのこーのとかで。
その為にライダーが用意したホイールは、果たしてちゃんとRnineTに取り付くのか、実のところ確証がなく一か八かの賭けだったとか。
つまり、一か八かの賭けでわざわざ北九州まで走ってきて、レイラスポーツさんの神の手を煩わせたと。

それ・・・取りつかなかった場合どーするつもりやったんや?!

結果、賭けに勝ったから良かったものの、負けたらわざわざ九州まで走ってきた我々も、苦労して作業してくれたレイラさんも、全員で泣かなあかんとこやったね。。。

レイラさん、本当にありがとうございました!感謝でございます!!
後輪の方は、郵送で送らせていただくので、作業の方またよろしくお願いしますm(__)m

ちなみになぜ後輪もまとめて一緒に作業してもらわなかったかと云うと、前輪が取りつかない可能性もあったので。
つまり、今回ライダーが希望した作業とは、ライダーが用意したホイールに新しいタイヤを取り付けて貰い、それを現在RnineTに付いてるタイヤとホイールごと
交換して貰うという内容。しかし、その交換するホイールをまさかバイクに積んで九州まで走る訳に行かないので、予め先に郵送でレイラさんに送ってたんですね。
でも、先ほどから何度も書いてる通り、前輪がうまく取りつかない可能性もあったので、その場合、後輪のホイールも一緒に送ってたらそれこそ無駄になってしまうという。
なので、前輪をまず取り付けて貰って、うまくいけば、後輪はまた後日ホイールだけをレイラさんに送って、新しいタイヤを付けてまた送りなおして貰い
その交換作業はライダーが自分でやるという段取りにした訳です。あー、書いてるだけでまどろっこしいわ。



さて、目的を達成したので、レイラさんに教えて頂いたお店で美味しいらーめんを食べ、九州ツーリングスタートです。

やっぱ九州来たららーめん食べないと始まらない♪

宿を目指しつつも、気になったところに立ち寄ってみたり。

耶馬渓にある「青の洞門」。禅海和尚が手掘りで掘ったトンネル。

咲き始めた彼岸花を愛でたりしつつの、のんびりツーリング。

ライダーは「ハンドリングがめっちゃ軽くなった♪」とご満悦の様子。

そして到着したあたくし待望の温泉宿は、部屋に露天風呂付♪

24時間かけ流しで、好きな時に入りたい放題♪

食事も最高でビールも進むススム。

イワナも馬肉もめっちゃ美味しかった♪


さて、ぐっすり眠った翌日。
ベッドから5歩で露天風呂という極楽を味わい、部屋に運ばれてきた朝食をお腹いっぱい食べた後は、元気に出発。

前日、タイヤを交換したライダーは「とにかく気持ちいい道を走れれば何でもいい♪」状態だったので、まずは九州を代表するような気持ちいい道
「やまなみハイウェイ」を走って、阿蘇中岳を目指すことに。

途中、牛さんに出会ったり♪


馬さんを手乗りにしてみたり。


豪快に上がる煙を観つつのツーリング。

そして、中岳に到着!

が・・・ガスによりまさかの通行禁止。。。「えー火口観たかったのに」としばらく未練がましく周りをウロチョロ。
しかしあまり時間も取れないしもう諦めて下山しようとヘルメットを被ったまさにその時。

奇跡の放送が!

「只今から通行を解除します。」

きゃ~♪神様ありがとう!

という訳で、火口まで無事到着。

辺りを漂う強烈な硫黄の臭いと荒涼とした風景は、まさに異次元の世界でした。

退避舎のむき出しになった鉄筋。


こんなの飛んでくるんだね。

自然の力は恐ろしい。。。

で、火の国を代表する風景の後は、清涼感抜群の水の世界へと移動。

ここは、南阿蘇にある「白川水源」。

あっちこっちから常温14℃の水が毎分60トンも湧き出ていて、その透明度と云ったら。

普通にiphoneでこんな写真が撮れる程キレイ。

自由に持ち帰れるという事で、空のペットボトルも売ってました。

さて、この辺でタイムリミット。

帰りは、国東半島の先にある「竹田津港」から山口県の「徳山港」まで周防灘フェリーを利用。
二時間寝てれば山口県まで連れて帰ってくれるので、随分と助かりました。


帰宅後はもちろんこのお方にめっちゃ怒られましたがね。

ボクはちゅーるなんかでごまかされたりしな・・・ウマイウマイ♪

ふふふ、もんちゃんチョロいぜ。なーんて嘘です。ちゃんとなでまくって機嫌直してもらいましたよ。