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享保時代の水戸での日食の検証 8

2017-09-10 21:29:53 | 天文
享保時代の水戸での日食の検証 8 

2017年9月10日 日曜日 天気 晴  
  
享保時代の水戸での日食の検証 7で、「享保日記」から正徳六年三月朔日・享保五年七月一日・享保八年五月一日・享保十五年六月一日・享保十六年十二月一日・享保二十年九月朔日などを検証しました。再検証した結果、享保四年一月一日の日食が見落としていたことが分かりました。

享保四年一月一日の日食を検証。

「テータ変換」

年月日 享保四年一月一日 → 1719年2月19日

場所 水戸 → 茨城県水戸市 

天文種類 日食 → 日食 

ステラナビゲータ10で検証

1719年2月19日 茨城県水戸市 食分0.41
日食始まり 16時40分
最大    17時40分(地平線の下に位置し見えず) 
日食終わり 18:34(地平線の下に位置し見えず)

「結論」

2月19日日食(食分0.41)が16時40分ごろ欠け始め、17時27分頃地平線の下に入り見えなくなる。

これからの史料の確認が必要です。


茨城県水戸市での大変貴重な資料です。

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