古天気学 A

明治時代以前の日本のお天気や地震また天文関係の資料を収集中

部分月食 「津軽藩庁国元日記・御番所日記 一」貞享五年三月十六日 天文編

2022-07-01 16:53:11 | 天文
部分月食 「津軽藩庁国元日記・御番所日記 一」貞享五年三月十六日 天文編

2022年6月30日 木曜日 天気 晴 暑い暑い  
    
「津軽藩庁国元日記・御番所日記 一」貞享五年三月十六日

「貞享五年三月十六日 月食の記録なし三月十六日の東京の月食を検証。

貞享五年三月十六日 → 1688年4月16日

弘前 曇 
八戸 -
盛岡 -
日光 曇(雨)
日光 未ノ刻(14時)ゟ雨天
東京 -
伊勢 ー
厳原 雨 
臼杵 雨 

日光と水戸の関係

B(1-日)確率(KDB1967~1997・31)4月K日光--水戸(データ総数900)

<確率の高いデータ>

日光曇雨・水戸曇雨   59.0%(100-59) TD 11.1%

日光と東京の関係

B(1-日)確率(KDB1967~1997・31)4月K日光--東京(データ総数900)

<確率の高いデータ>

日光曇雨・東京曇雨   64.0%(100-64) TD 11.1%


貞享五年三月十六日 → 1688年4月16日

日光 曇雨

水戸 曇雨Hb(→M) 

東京 曇雨Hb(→T)


「ステラナビゲータ10」で月食を検証。

東京

1688年4月16日 02:11 欠け始め
       03:39 食分最大0.59 西南西に位置
          土星(光度0.3等)西側にあり
05:05 終わり  

パソコンが不調の為、水戸のデータまで検証できず。


「検証結果」

貞享五年三月十六日 → 1688年4月16日

全国的に天気が悪くで、月食が観られた確率が低いこれからの資料の発見が待たれる。

「検証結論」

水戸の天気が曇雨の為、月食が観られた確率が低い。

昔の天気や天文は大変面白いですね。

茨城県水戸市での大変貴重な天気及び天文の資料です。

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