天気 「享保日記」享保一年十一月ニ十三日~十二月二十四日 寒の内 天気編 8
2020年10月8日 木曜日 天気 朝から雨
「享保日記」 享保一年十一月三十日
「享保二年一月日初雷、西ノ方ニ當ル。雨ふらず。江戸は同七日雷よほどなる。雪ふり候由。奮冬より大旱魃なり。去冬寒ノ内少雨ふり、さらり雪少降。其外正月十五日迄一切雪雨不(V)降。此巳後近日雨ふり可(V)申様ニ不2相見1、毎日有(V)風。一月二十一日 夜中よほど雨ふり夜中天晴。 一月二十二日 晝八つ時駒込竹町邊より出火。西北ノ風吹大火ニ成 江府大火 一月二十五日 少雨降 一月二十九日 夜半過より雨ふり 一月卅日 終日雨ふる。記録なし」を検証する。
寒の内
二十四節気で、大寒お前の小寒から大寒の次の立春までの約30日間を寒の入りと呼ぶ
享保一年の寒の内は、小寒が十一月二十三日(1717/1/5)で、大寒が十二月九日(1717/1/21)で、立春が十二月二十四日(1717/2/5)であることがわかった。
「テータ変換」
年月日 享保一年十一月三十日 → 1717年1月12日
場所 水戸 → 水戸
天気種類 晴曇雨雪 → 晴曇雨雪
吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)と古天気学データベース(KTDB)で検証
吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)
享保一年十一月三十日 → 1717年1月12日
弘前 雪
八戸 晴
盛岡 雪
日光 晴
東京 晴(曇)
伊勢 晴
京都 晴
池田 晴
津山 晴
鳥取 雪
古天気学データベース(KTDB)
弘前 曇 今朝より終日雪降
日光 晴
「検証結果」
年月日 享保一年十一月三十日 → 1717年1月12日
吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)天気記録有
場所 水戸市 吉村名誉教授・歴史天候データベース(HWDB)水戸市の天気記録無
天気の種類 不明
「データ整理」
享保一年十一月三十日 → 1717年1月12日
弘前 雪
弘前 曇 今朝より終日雪降
八戸 晴
盛岡 雪
日光 晴
東京 晴(曇)
伊勢 晴
京都 晴
池田 晴
津山 晴
鳥取 雪
「検証結論」
水戸の天気は、出典:気象庁ホームペー(https://www.jma.go.jp/jma/kishou/info/coment.html)より
1967年~1997年間の31年間分利用する)
1967年1月~1997年1月間の1月分・2月分を取り出し、
東京と日光と水戸の関係
A(2-東・日)確率(KDB1967~1997・31)1月H東京K日光--水戸(データ総数961)
東京と水戸の関係
B(1-東)確率(KDB1967~1997・31)1月H東京--水戸(データ総数961)
日光と水戸の関係
B(1-日)確率(KDB1967~1997・31)1月K日光--水戸(データ総数961)
上記の確率の高いデータを摘出する。
東京と日光と水戸の関係
A(2)確率(KDB1967~1997・31)1月H東京K日光--水戸(データ総数961)
東京晴(曇)・日光晴・水戸 水戸TD1.4%未満
日光と水戸の関係
B(1-日)確率(KDB1967~1997・31)1月K日光--水戸(データ総数961)
日光 晴 ・水戸晴75.3%(340-256)TD35.4%
上記より、水戸の天気は、晴 です。
年月日 享保一年十一月三十日 → 1717年1月12日
日光 晴
水戸 晴
東京 晴(曇)
昔の天気は大変面白いですね。
茨城県水戸市での大変貴重な天気資料です。