2歳でりんごを喉に詰め窒息、
2度死の危機からの生還を果たした恵之助は、
両親に大切に大切に育てられた。
高校生で暴力事件の被害者になったが、周囲の友人たちに助けられた。
大学受験で挫折、浪人時代の猛勉強、大学生活ではめを外し、就職活動で2度目の挫折。
商品先物取引会社の営業職へ就職。
飛び込み営業で鍛えられたが、心身はボロボロになる。
しかし先輩や上司には恵まれ、退職前には上司が恵之助の狭っこい世界を広げるためにカンボジアへ連れ出してくれ、色々と鍛えてくれた。
退職後実家へ戻り2ヶ月ニート生活。
「働きたい!」と心の底から思った恵之助は、
整体師見習いとして、整体院へ第2の就職をする。
15年間整体師として働き、39歳でかなりの覚悟で介護の世界へと飛び込んだ恵之助だった。
整体師として働いていた15年の間に、それはまぁ、大変色々なことがあった。
結婚し、第1子、第2子を順調に授かったことをはじめ、良いこと悪いこと、それはまぁ、色々とあった15年間の物語の
はじまり、はじまり〜
第2章へつづく。