虹パパの日記〜「きれいなおじさんは苦手ですか?」〜

【小説】日の丸恵之助(ひのまる めぐみのすけ)物語〜その3〜

恵之助、小学校卒業。

横浜で、
祖父母との同居生活。
中学校生活が始まりました。

小学生までは、
な〜んにも悩みなく、
天真爛漫。

鬼ごっこ
忍者ごっこ
ドランゴンボールごっこ

休み時間には
ランドセルいっぱいに教科書を詰め込んで、

「亀仙人の甲羅〜」

と言って、背負いながら校庭を走り回り、

「か〜め〜は〜め〜はーーー!!!」

とやれば、何かが出る!と信じて修行に励む。
まぁ、子供らしい子供でした。

小学校卒業と同時に、引っ越し。

誰一人知っている人がいない中での、
中学校生活スタート。

1週間は誰とも話さずに帰る毎日。。。。。

「人見知り」が炸裂した中学生生活の始まりでした。

野球大好き少年だった恵之助は、
野球部入部は心に決めていました。

キレイな
丸坊主にするために、
近所の床屋へ行くにも
恥ずかしくて一人では行けずに

「おかぁ〜さ〜ん」

と泣きついて、一緒に行ってもらうような甘えん坊。

頭を6mmに丸めて
野球部の門をたたき、
声出し、ボール拾い、
筋トレという名の先輩のしごきの毎日。

家に帰ると、
なんとな〜く
漂う

嫁vs姑

の空気・・・・・

何の心配もなく
いつもニコニコ
弾ける笑顔が売りの恵之助の表情も、
次第に陰りが見えるようになっていきました。。。。

つづく。


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