小諸駅「しなの鉄道、長野県小諸市」JR小海線もこの駅から出ています。
小諸といえば「懐古園」が有名ですが、今回は布引観音に足をはこんで見ます!
小諸駅は、ここは北口ですが、出入口はここだけです。
小諸駅構外の跨線橋から、先方が長野方面です。
右が北口側、左が懐古園側です。
写真奥が軽井沢方面
左側が「しなの鉄道」右側が「JR小海線」
小諸グランドキッスルホテルにて撮影。
小諸駅から布引観音堂へは車で10分くらい
布引観音参道駐車場
布引観音の観音堂までは基本的に一般車で行くことができません。林道はかなり狭く、檀家や地元住民の方しかほとんど使われていないそうです。
「幻牛伝説」の説明板
昔、この近くにまだ善光寺にお参りしたことのない信心の薄いお婆さんが住んでいました。
ある日、お婆さんが川で布をさらしていると牛が現れて、その布を角に引っかけて走っていってしまいました。
お婆さんは布を取り戻したい一心で牛を追いかけて、遠く離れた善光寺までやってきました。
牛は善光寺の境内に飛び込むと姿を消してしまいました。
そして牛が持ち去った布は善光寺阿弥陀如来さまの前にありました。
牛の正体は仏様の化身でした。
お婆さんは自分を善光寺に導いてくださた仏様に感謝して、以来信心深くなり極楽浄土を遂げたのでした。
参道の入口にある寺号標
千曲川沿いの「布引観音参道駐車場」から山道の石段を20分〜30分かけて観音堂めざし登ります。
歳にはかてず、キツイです!😓
浅間山方面の展望(雲がなければ浅間山が見えるようです)
奥に見える赤い柱の本殿に行きます!
先は崖を掘って造られたトンネル抜け布引観音堂へ
本殿到着💦
布引観音堂、空殿(くうでん)
宮殿からの本堂
鎌倉時代の建立で、和風建築のひな型ともいうべき重要な建物として国の重要文化財に指定されている。
おびんずる様
病気を治す力があるとされ、撫でるとその部位の病気が治るという信仰があり
撫仏(なでぼとけ)ともいわれている。
牛に引かれて善光寺参りの牛です。
牛には布が引っかけてあります
六地蔵
六道(ろくどう地蔵といい・・がそれぞれの行いによって生れかわって行く六種の迷いの世界を地蔵尊に表している。)
地獄、餓鬼、畜生、修羅、天上、を「六道」という
帰る途中に、大河ドラマ風林火山 武田信繁の墓という小さな案内板を発見。
矢印の向く方向に進んでみると、川中島に散った武田信玄の弟 武田信繁の墓に出会いました。
武田信玄と上杉謙信が八幡原で第四次の戦いで武田信繁は討ち死にしました。
武田信玄は、軍師・山本勘助の献策を受け、別動隊で上杉軍を追いやり、これを本隊で叩く「啄木鳥戦法」を取ります。
このとき、信繁は信玄率いる本隊にいました。しかし「啄木鳥戦法」は上杉軍に見破られてしまいます。
朝、川中島にかかっていた霧が晴れると、武田本隊の眼前に上杉軍が現れ、襲いかかつてきました。不意を突かれ、乱戦の中で武田信繁は討ち死にしました。
武田信繁の墓
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川中島古戦場史跡公園
川中島で武田信玄が本陣を置いた八幡原。