気の向くままに

卒寿過ぎた私の日々の行動と昔の思い出の掲載です。北海道日本ハムファイターズのファン~元祖東急セネタース時代から

思い出の中国旅行 その25(2001年2月28日~3月3日)

2022-03-11 12:20:41 | 旅行
3月11日は東日本大震災発生から11年を迎え被災されて皆様には改めて哀悼の意を表すると共にお見舞い申し上げます。私の手首のリンクは震災後にカンパ活動があり、その場で白いリンクを頂き、認知症サポーターリンクと共に11年巻いています。今日の中国思い出の旅は山東半島の旅を再編集しました。

実施時期 2001年2月28日~3月3日
旅行先  青島・泰山・曲阜の旅

文化の遺蹟をを訪ねて中国大好きなお仲間24名で歴史と文化の遺蹟を尋ねて山東省へ。

2月28日
MH243便で青島空港へ12時30分着。朝8時羽田を出発し福岡空港乗り継ぎの便でした。スルーガイド周さんの出迎え。周さんは昨年冬「紹興の旅」のスルーガイド。我がツアーで指名し今回は日本からの添乗員はなし。13時、専用バスで泰山の麓の泰安に向かう。山東省のガイドは段さん同行。泰安まで高速道路を利用、400㎞6時間の旅。途中の車窓に、ビニールハウス群が延々と眼に入る。日本に輸出する野菜とか。トイレ休憩地では地元の大根「いぼ大根」をそのまま囓る。泰安の近くでは、大河・黄河を見る。18時過ぎに宿の「泰安華橋泰大厦」着。早速夕食に紹興酒、地酒で乾杯。

泰安迄の高速道路沿いに延々とある野菜のビニールハウス群

3月1日
ホテルでバイキングの朝食後、今回のメインである泰山へ。泰山は標高1,532㍍。歩けば9㌔、7,412階段。私達は途中までバスで行き、後はロープウェイで頂上を目指す予定だったが、ロープウェイの乗り場に着いたら山頂が風が強く、ロープウェイが運行できず山頂は諦め、泰山登山の第1歩となる「一天門」に引き返し、そこから数十段の石の階段を歩き登山の真似事をし、近くの岱廟で中国三大宮殿建築の一つとなっている「天貺殿」などを見学学習。昼食後、孔子の故郷の曲阜へ。到着後、孔廟、孔林を見学。孔廟はこれも中国三大宮殿建築の一つとなって孔子を祀る廟。孔林は孔子と孔子一族の墓園で周囲7㌔に及ぶ大墓園である。今夜の宿は、中国風近代的スマートな建物の闕里賓舎。

泰安・泰山登山口で



泰安 岱廟で






曲阜 孔廟で
  
3月2日
朝食前ホテル近くを散策する。何か古都を感じるしっとりとした街。朝食後、孔府を見学。ここは孔子一族が代々執務所兼生活場所としてきた屋敷で、古色に溢れる建築群が連なり、部屋数は463もある。孔府見学後、青島に引き返す。昼食は途中の山東省の省都である済南のレストランで摂る。済南は1928年に済南事変が起きた所。青島に向かう済青高速道路は行き交う車も少なく、ドライバーが眠気が来ないように、賑やかに、周さんが「川の流れのように」など日本語で数曲歌い、全員で合唱。17時30分青島に着き、恒例のショッピング。私達数人は雑貨屋で海草類などの買い物。夕食はレストランの個室。料理は名物海鮮料理が数々出てきて堪能した。今夜の宿は5つ星ホテルの海天大酒店



朝の曲阜

3月3日
朝早くホテルの前の海岸を散策。海岸沿いに見える煉瓦色の家並みが綺麗だ。午前中雨となったが、美しい松林の海岸線と市内の欧風建築が一望できる小魚山公園に登った後、青島ビール工場へ。工場は土曜日のため操業はしていなかったが、各国に輸出している青島ビールを数カ国分の試飲をしたが、それぞれなんとなく味が違った。昼食は青島ビールと紹興酒で本旅行を締め。空港に向かうバスの中でガイドの段さんが歌う「兎追いしかの山・・・・」を全員で合唱し帰途に。福岡経由で20時に無事羽田着。

青島 小魚山公園から 

青島ビール工場で各国への輸出用ビールの試飲の説明風景

青島ビール工場で
今回の旅は3泊4日の慌ただしい旅だったので、ゆったりとした日程でもう一度行ってみたいと思う所です。




コメント
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