●真宗大谷派
【歴代】
*大谷派における歴代の正式呼称に関する注意
歴代の留守職・法主・門主を「歴代門首」と呼称し、「大谷派御歴代」と総称するのが正式である。
親鸞のみ「宗祖」と呼称、「聖人」と敬称する。
宗祖親鸞以降の歴代は、「第○○代」と漢数字を用いて「代」で呼称し、「第○○世」と呼称しない。敬称は、「上人」を用いる。なお在職中は、「上人」の敬称を付さない。
例…「第八代 蓮如上人」・「第二十五代 大谷暢顯」
「※」は、大谷廟堂留守職・本願寺留守職のうち歴代に数えない者と、真宗大谷派門首代行である。
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第四代 善如 (1333年 - 1389年)観応元年(1350年)、継承。
○善如(ぜんにょ)は、南北朝時代の浄土真宗の僧。父は従覚慈俊。本願寺第四世
【生涯】年齢は、数え年。日付は、文献との整合を保つ為、旧暦(宣明暦)表示(生歿年月日を除く)とし、南北朝時代の元号は、北朝(京都)で表記する。
・正慶2年2月2日(1333年2月24日)、生まれる。
幼い頃より京都青蓮院にて天台の教えを学ぶ。
・観応元年(1350年)、覚如より本願寺別当職(留守職)を継承。
・延文4年(1359年)、存覚に歎徳文の再編を依頼する。それ以降、報恩講において拝読されるようになる。
・康応元年2月29日(1389年4月4日)、57歳にて示寂。
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