goo blog サービス終了のお知らせ 

雑記帳

豊田市在住 あきたんの日記風ブログ 様々なジャンルのブログです。

交代寄合伊那衆異聞 混沌

2011-09-22 13:52:16 | 読物
交代寄合伊那衆異聞 混沌
平成23年9月16日~21日
著者 佐伯 泰英
講談社
【内容】幕政の混迷をよそに、大海原を走る快速帆船レイナ一世号。座光寺藤之助は和人唐人混成の東方交易の商船隊長として、上海に再上陸した。だが歓迎の埠頭で、英国商会の預かり金を洋卑殺人団に強奪されてしまう。阿片窟の女豹の誘いに乗り、藤之助は単身、闇深き迷宮へ。“誇り”を奪還せよ、サムライ・トウノスケ。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
上海に到着直後に洋卑殺人団に遭遇。すでに英国商会に引き渡した金品であるが、東方交易の今後のため、そして、信頼を勝ち得るためにも奪還せねばならない。“虎穴に要らずんば虎児を得ず”の例え通り、敵の巣窟へと進む。そこに英国商会から依頼された?英国軍隊が敵城へ攻め込むがうまくいかない。それを尻目に藤之助は単身アジトへ。その影に18人の見えぬ姿があった。敵か味方か?最後の最後まで気が抜けない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

耳袋秘帖 佃島渡し舟殺人事件 

2011-09-18 01:15:59 | 読物
耳袋秘帖 佃島渡し舟殺人事件
平成23年9月9日~15日
著者 風野 真知雄
文春文庫
【内容】年の瀬の佃島で、渡し船が突如突っ込んできた船に当て逃げされ転覆、乗っていた四人が死んだ。だが、死んだ船頭以外の三人の遺体には刺し傷が見つかる。やがて、出航直前に別の船に乗るよう声をかけられた娘がいたとの証言も出て、事故の謎はさらに広がる。南町奉行根岸肥前が活躍する「耳袋秘帖」殺人事件シリーズ第十二弾。
-----------------------------------------------------------------------------------------------
“佃島”と“御船手奉行所”の確執が事件を悲劇的なものにする。若干、初めの“舟の当逃げ”は、すぐに犯人が挙がりそうで、挙がらないところは構成上仕方ないか。当逃げ犯人が見つかってしまえば、事件は半分解決したようなもの。そして、行方が見つからなかった娘の身元が判ってからは、とんとんと話が進んでイク。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏目影二郎「狩り」読本

2011-09-12 10:24:29 | 読物
夏目影二郎「狩り」読本
平成23年9月4日~8日
著者 佐伯 泰英
光文社文庫
【内容】超ベストセラー時代小説「夏目影二郎始末旅」シリーズ初のガイドブック。「狩り」の舞台がひと目でわかる「江戸時代の古地図」もカラーで紹介。読み物では、剣戟名場面や記憶に残る「名ぜりふ」、登場人物名鑑、旅先で満喫したグルメや名湯など、影二郎の世界を100倍楽しめる。若き日の影二郎を描いた書下ろし中編小説「位の桃井に鬼が棲む」を収録。
-------------------------------------------------------------------------------------------------
「位の桃井に鬼が棲む」は、まだまだ続きがありそうです。無頼に育った影二郎が、一目で惚れた女性、萌。しかし、苦界に身を置く身だった。すぐにでも身請けできるのだが、それを許さない萌。(まあ、これは物語上そういうことになるのでしょう)それに、影二郎も何となく突き進めない思いがあるようだ。まだ若いからか?(影二郎23歳)でも当時としては、そんなに若い方ではない。まだ遊びたかったからかもしれない。萌との仲は、結果がわかっているので、その先は読むに忍びない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新・御宿かわせみ2 華族夫人の忘れもの

2011-09-04 00:29:39 | 読物
新・御宿かわせみ2 華族夫人の忘れもの
平成23年8月22日~9月3日
著者 平岩 弓枝
文藝春秋
【内容】「かわせみ」に逗留する華族夫人・蝶子は、気さくな人柄だが、常客の鼻つまみ者・銀三の案内により、築地居留地で賭事に興じて、るいの留守を預かる千春を心配させる―。果たして蝶子の正体とは?表題作の「華族夫人の忘れもの」ほか、千春が麻太郎の出生の秘密を知る「西洋宿館の亡霊」など明治のかわせみ第二弾となる全六篇。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
東吾の行方がわかるのか?と思わせるところがいいですね。きっと、いずれ出てくるんだと思います。そうでなければるい(真野響子)がかわいそうである。そして、若い4人?の恋物語も楽しみになってくる。まあ、できればもう少し「捕物」が見たいですよね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

酔いどれ小藤次留書 旧主再会(16)

2011-08-22 22:09:50 | 読物
酔いどれ小藤次留書 旧主再会(16)
平成23年8月15日~22日
著者 佐伯 泰英
幻冬舎文庫
【内容】半年余り前、かつての上役、豊後森藩下屋敷の高堂用人から呼び出しの書状を受け取っていた小籐次は、今更ながら高堂を訪ねたところ、いきなり上屋敷への同道を求められる。藩士時代にも滅多に足を踏み入れたことのなかった上屋敷。その意向を小籐次は計りかねるが、やがて面前に現れた人物から思いも寄らぬ望みを託される。感涙必至の第十六弾。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この第16弾を更に楽しくさせるのは「青春篇」であろう。青春篇は私も既に読んでいるが、その内容は…豊後森藩江戸下屋敷の貧しい厩番の倅、赤目小籐次に、悪童仲間から儲け仕事が舞い込む。天明の改革が頓挫し、世は打毀し流行り。ために、大地主の津之國屋が金蔵の警備を願っているという。小籐次は胡乱な話と思いつつ誘いに乗るが、その判断は仲間の生死に係る大事件の端緒となった。…ということであるが、そこに出てくるのが「品川村腹ッぺらし組(7人組)」。その中に小藤次もそして、今回の本当の依頼人も入っていたのである。二十数年を超えた“友情”が事件を解決させる。そして、小藤次と旧主も更に名を上げることとなる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幻魔斬り 四十郎化け物始末3

2011-08-18 04:33:34 | 読物
幻魔斬り 四十郎化け物始末3
平成23年8月10日~15日
著者 風野 真知雄
角川文庫
【内容】礼金のよい化け物退治をこなしても、息子・娘のための金策、妻の薬代などにより、四十郎の借金は膨らむ一方。やむなく彼はまた新たな依頼を引き受ける。医院の入院患者が、一夜にして骸骨になったというのだ。さらに北町奉行の遠山金四郎に頼まれ、偽金四郎探しも手伝うことに…。化け物騒動の裏に見え隠れするのは、あやうい人の心の闇。「心に闇、人が化け物―」今日も四十郎は、そう呟くのだった。人気シリーズ、第3弾。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「心に闇、人が化け物」そう言って、つぶやきながら化け物の正体を見破り、退治?していく四十郎。彼の「ちゃ、ちゃちゃ」と発しながらの剣さばきもなかなかのものである。卑しい剣といわれながらも強敵を倒していくところも見逃せない。遠山金四郎と出合ったことが良かったのかどうか…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

百鬼斬り 四十郎化け物始末2

2011-08-18 04:25:51 | 読物
百鬼斬り 四十郎化け物始末2
平成23年8月4日~10日
著者 風野 真知雄
角川文庫
【内容】生計を立てるためにやむなく始めた化け物退治で、図らずも有名になってしまった浪人“からす四十郎”。小料理屋“こねこ”で安酒を呑んでいると、友人の井田清蔵が新たな依頼を持って現れた。閻魔が毎夜そば屋にやってきて、そばを食べ終わると、近くの閻魔堂へと消えてゆくというのだ。しかもその閻魔は美しい女性だという。調べを進める四十郎は、騒動の裏に隠された、意外な真実を知ることとなる…。大人気シリーズ第2弾。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
かなり有名になってしまった、“からす四十郎”。次々に割りの良い?依頼がやってくるが、その中で、意外な人物と出くわすこととなる。それは、彼の将来にも影響するのだが、さて、どうなる?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妖かし斬り 四十郎化け物始末1

2011-08-18 04:20:38 | 読物
妖かし斬り 四十郎化け物始末1
平成23年8月3日~4日
著者 風野 真知雄
角川文庫
【内容】元は江戸屋敷勤番の侍だった月村四十郎。この男、からすにつきまとわれているため“からす四十郎”と綽名されている。病気の妻を抱え、用心棒稼業で糊口をしのいでいたが、借金は増えるばかり。易者に「死相が出ている」と言われ自棄になった彼は、礼金は高いが用心棒仲間も嫌がる化け物退治を引き受ける。油問屋に巨大な人魂が出るというのだ。だがその人魂の正体は…。人気著者が放つ、新シリーズ第1弾。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
半分は騙されて、いわば自棄気味で化け物退治を引き受ける。案外実入りが良い。徐々に奥方の助言などを聞きつつ事件?を解決していく。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新三河物語(下)

2011-08-18 04:10:23 | 読物
新三河物語(下)
平成23年7月28日~8月3日
著者 宮城谷 昌光
新潮社
【内容】本能寺で信長が斃れ、天下は秀吉が簒奪した。大久保一族では彦左衛門が成長し、忠世・忠佐の奪戦を支え続けた。上田攻めでは真田昌幸、大坂の陣では幸村の深謀に苦戦しつつも彼らの忠義は一瞬たりとも揺るがなかった。やがて、家康は天下を掌握し、忠世・忠佐とも大名となるが…。大久保一族の衷心と、家康の絶望的な冷淡。主従の絆の彼方にある深い闇を描く歴史雄編堂々の完結。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いよいよ天下統一の時期がやってきた。大久保家はひたすらに忠義を尽くすが、その見返りは思ったほど少ないもので潰されていくものもあった。しかし、その不平を言わず、大久保家が仕えてきた徳川に尽くすのだった。叛旗を翻してしまえば、今まで父祖から受け継がれてきた「忠義」を捨て去ることになる。それよりも運を天に任せて、耐えて生きる。その心意気が、伝わってくる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新三河物語(中)

2011-08-18 03:49:37 | 読物
新三河物語(中)
平成23年7月20日~28日
著者 宮城谷 昌光
新潮社
【内容】徳川の駿河以東への進撃は、武田の南進によって阻まれた。三方原合戦―家康の前に信玄が立ちはだかる。潰滅的惨敗を喫した家康だったが、天祐ともいうべき信玄の死により再起する。武田勝頼との決戦、長篠合戦において大久保忠世・忠佐兄弟が見せた獅子奮迅の活躍は、信長を驚喜させ、家康の嫡子信康に両雄への憧憬をもたらせた。しかし、運命は極めて残酷な旋回を見せたのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
舞台は、次第に東へ東へと移って行く。岡崎から豊橋(吉田)、そして浜松から駿府へと遷って行く。そのたびに徳川は大きくなっていくが、そこには、大きくなってゆくがゆえに譜代の臣は、徐々に淘汰されていく運命にある。大久保家は、そうした中で「沈黙」を守りつつ、徳川家に尽くすのである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新三河物語(上)

2011-08-18 03:40:56 | 読物
新三河物語(上)
平成23年7月7日~20日
著者 宮城谷 昌光
新潮社
【内容】永禄3年(1560年)、織田信長の急襲に遭って、今川義元は桶狭間に斃れた。義元に頤使されていた松平元康(家康)は父祖の地、西三河は岡崎城に戻り、悲願の独立を果たす。だが息継ぐ間もなく、一向一揆が勃発。血縁者が敵味方に分かれ、相争う国力消耗の未曾有の事態から家康を救ったのは大久保忠俊(常源)だった。忠俊率いる大久保一党の決死の進退が深く胸を打つ戦国歴史小説の巨編。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これは、徳川十六神将の一人(一族)の物語。あの「大久保彦左衛門」がこの「三河物語」を書き残した。大久保家が、どれだけ徳川に尽くしたかを客観的に捉えたものと思われる。当初は、岡崎、岩津、上野(城)、寺部、広瀬といった、この近くの地名が出てくるので、余計に親しみも湧いてくるというものだ。
●三河物語(みかわものがたり)は、大久保忠教(彦左衛門)によって書かれた、徳川氏と大久保氏の歴史と功績を交えて武士の生き方を子孫に残した家訓書である。
 元和8年(1622年)成立。3巻からなり、上巻と中巻では徳川の世になるまでの数々の戦の記録が、下巻では太平の世となってからの忠教の経験談や考え方などが記されている。
 本来門外不出とされ、公開するつもりもなく子孫だけに向けて記されたため、忠教の不満や意見などがそのまま残されている。しかし忠教の思惑とは裏腹に写本として出回り、人気になったと伝えられている。もっとも、下巻の巻末には読み手に対して、「この本を皆が読まれた時、(私が)我が家のことのみを考えて、依怙贔屓(えこひいき)を目的として書いたものだとは思わないで欲しい」といった趣旨の言葉が記されており、門外不出と言いながらも読み手を意識しているという忠教の人間臭さがうかがえる。同時代の一次資料と合致する部分も多く、多くの学術書の出典となっており、良質な資料として評価されていると言える。また、当時は珍しい仮名混じりの独特の表記・文体で記されており、近世初期の口語体を現代に伝える貴重な言語資料としての側面もある。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花妖譚

2011-07-08 04:23:11 | 読物
花妖譚
平成23年7月4日~6日
著者 福田定一(司馬遼太郎)
文芸春秋
【内容】司馬さんが33歳のときに、本名の「福田定一」名で華道家元の機関誌に発表した短篇が、初めて1冊にまとまりました。 清の八十翁・松齢の庭に突如咲いた1茎の黒い花。不吉の前兆を断たんとしたその時に現われたのは……(「黒色の牡丹」)。人間稼業から脱し、仙人として生きる修行を続ける小角(おづぬ)がついに到達した夢幻の世界とは(「睡蓮」)。妖しくて物悲しい、花にまつわる10の幻想小説。
----------------------------------------------------------------------------------------------
●新しい文庫本の表題がありましたので、手にとって見ると、ナント!「福田定一」なる人物の作品で、「司馬遼太郎」になる前の作品だという。思わず買ってしまいました。私としては、小説というよりも「エッセイ」のような感覚で読ませてもらいました。なかなか余韻が残る作品群だと感じます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熱海湯けむり 鎌倉河岸捕物控<十八の巻>

2011-07-05 02:51:46 | 読物
熱海湯けむり 鎌倉河岸捕物控<十八の巻>
平成23年6月30日~7月4日
著者 佐伯泰英
角川春樹事務所
【内容】金座裏の宗五郎たちが、湯治旅で熱海峠に差し掛かった頃、江戸鎌倉河岸では、金座裏十代目政次の許へ、蝋燭問屋・三徳の隠居をめぐる騒ぎが持ち込まれていた。一昨日に出かけた隠居が店に戻らないというのだ。やがて政次、亮吉らの探索で、隠居が謎の女から強請られていたことが判明。さらには、金座裏を狙う刺客が現れ、事件は、意外な様相を見せ始める。一方、宗五郎は、熱海の湯戸屋から強盗事件の真相究明を依頼されるのだが・・・・・・。二代の金座裏が再会するとき、鎌倉河岸に新たな風が吹く。大好評書き下ろし時代長篇。
---------------------------------------------------------------------------------------------------
熱海金百五十両強奪事件と老舗の隠居殺害事件、そして子ども誘拐事件が、九代目宗五郎、十代目政次に降りかかる。熱海での事件を解決し金座裏へ戻ってくると政次がしっかりと後を守ってくれているのを目を細めて見守っている九代目。子ども誘拐事件では、彦四郎が活躍する一幕もある。これで、十代目が主役になってくるのかねぇ。そうすると、今が18巻ですから、あと10巻は続けないとさまにならない感じですか。期待してます、十代目政次(宗五郎)親分。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

密命・上覧剣術大試合 25 覇者

2011-07-01 01:59:35 | 読物
密命・上覧剣術大試合 25 覇者
平成23年6月29日~6月30日
著者 佐伯泰英
祥伝社
【内容】上覧剣術大試合前日、突如代表として挙がった神保桂次郎と、その師・金杉惣三郎の名に、一同は驚愕した。動揺醒めやらぬままに迎えた当日。国中から選ばれし武芸者四十四名の矜持と野心、命をも賭した戦いがついに始まった! 覇者たらんとする金杉清之助と桂次郎の命運、そして戦いの果てに待ち受けるものとは?「密命」シリーズここに極まる! 瞠目の第二十五弾。
---------------------------------------------------------------------------------------------------
あまりにもハードルを上げすぎたか、それとも覇者となるにはそこまでやらねば覇者になれぬか。今まで心安らかな日々であったものが、突然に?崩れ去って、敵対する。全てを失った惣三郎はこのあとどうなるのであろうか?「密命」はこのあとあるのだろうか?お互いの関係は修復できるのか?もしかしたら新たなる「密命」は、清之助に下されるというのか。う~ん、惣三郎ファンには耐えがたい試練だろうなあ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吉原裏同心14 決着

2011-07-01 01:32:28 | 読物
吉原裏同心14 決着
平成23年6月23日~6月29日
著者 佐伯泰英
光文社
【内容】一時は看板花魁まで登りつめた白川が斬殺された。吉原裏同心・神守幹次郎らが調べを進めると、哀しき過去の因縁が。一方、江戸の経済を牛耳る札差筆頭行司の座を狙う新興札差・香取屋武七との闘いに巻き込まれた幹次郎と汀女。香取屋の背後にはこの世にいないはずの田沼意次の影が見え隠れする。田沼一派との最後の戦いの火蓋が切られた。爽快の第十四弾。文庫書下ろし/長編時代小説。
-------------------------------------------------------------------------------------------------
今回のこの本は、主に「白川殺し」に大分と時間とページをかけていた。その内容は、ちょっと不満である。事件解決にはあっけない感じ。ページ数の関係か、それとも原稿締め切りの関係か、よくわからないが、締めくくりがどことなく無理筋だし、あっけない感じがしましたね。田沼一派との戦いはあれで終わりですか?って感じ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする