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おじいちゃんおばあちゃんのためのエンパワーメント・カウンセリング&コーチング

2011-03-03 23:03:03 | E・カウンセリング&コーチング
1.おじいちゃん、おばあちゃんが孫と1対1で行なう場合
  
 おじいちゃんやおばあちゃんが孫と1対1で行なう場合です。
 子どもが何人かいる場合は順番に行ないましょう。子どもが集中できる時間も差がありますので
 1回で終わらない場合は2回くらいにわけて行なってもよいでしょう。
 親が直接、実施する場合同じように行なってください。


具体的なすすめ方

1)おじいちゃん、おばあちゃんの自己開示
最初におじいちゃん、おばあちゃんが子ども(できれば子どもと同じ年代)の頃どのようなSPがあったかを7枚選び  配置し子どもに説明を行なう。
2)子どもからのフィードバック
子どもから見た印象を数枚選び、フィードバックしてもらい説明を聴く。(できたら7枚以外から選ぶ)  反論せずに理由を聴く。(子どもの頃どうであったかを想像しフィードバックしてもらってもよい)
3)子どもの自己開示・自己理解
子どもに自分にぴったりするSPカードを7枚選び並べてもらう。  (7枚未満でもOK、白紙のカードにはオリジナルのSPを記述)  7枚のSPカードの内容と並べ方の理由について聴く。
4)他者からのフィードバック
おじいちゃん、おばあちゃんからフィードバックを行ない、ていねいに説明する。(7枚以外のSPカードから、1人2枚くらい選ぶ)
5)再配置
フィードバックしたSPカードもいれて再度並べてもらう。(フィードバックしたSPカードが受け入れられないときは裏返してもよい) 
6)嫌いな受け入れにくいカード 
並べたカードの中で嫌いな、いやなSPカードを選んでもらい、その理由や気持ちを聴く。選んでいないカードの中から選んでもよい。(相手の立場になって共感的に聴く)
7)伸ばしたいカード  
今後伸ばしたいSPカードを選んでもらいその理由を聴く。並べたカード以外からでもよい。どのような場面でそのSPカードを実践するかもあわせて聴く。
8)フォロー
後日(1カ月くらいして)伸ばしたいカードが実践できているかを聴く。実践できていればほめる。できていなければその理由を聴く。
そしてどのようにしたら実践できるかを尋ねる。最後にできるように励まして終わる。

*子どもの心理的サポートに重点をおく場合や時間がないときは3)の子どもの自己開示・自己理解からはじめてもよい。


2.おじいちゃん、おばちゃんが孫とその親も一緒に行なう場合  
おじいちゃんやおばあちゃんが孫と子どもの親も一緒に1対複数で行なう場合です。
子どもが何人かいる場合は上記同様、順番に行ないましょう。そして子どもが集中できる時間も差がありますので1回で終わらない場合は2回くらいにわけて行なってもよいでしょう。
この進め方の場合、おじいちゃんやおばあちゃんは親が子どもにカウンセリング&コーチングができ るように進行係り(ファシリテーター)に徹してください。したがって1の進め方のようにおじいちゃんやおばあちゃんが自分で並べたり子どもにフィードバックしたりしません。親と子どもが一対でエンパワーメント・カウンセリング&コーチングできるように進行してください。

小学生以下の場合(SPカードを使用)、小学生高学年以上はSPトランプを使用

SPカード

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