久しぶりのの一日。
豊田厚生病院・病院ボランティア主催講演会「笑う介護士の秘伝」に個人的に行ってきました。
私は介護の仕事をしているわけでもなく(一応、ヘルパーの資格はあるのですが...)、介護関係のボランティアをやっているわけでもないのですが、何となくひかれるものがあって出かけてみました。
講師の袖山氏のことも全く存じ上げませんでした。(ごめんなさい)
講演の中で、キーワード的に出てきた言葉が 『共生』。
以前、保見団地に住んでいた頃、よくブラジル人との共生ということが課題にあげられたことを思い出しました。
でも、その時は自分がどうしようとか日本人がどうすればいいとかは全く考えていなくて、日本に来たんだからブラジル人が日本に合わせて共生すればいいというふうにとらえていました。
でも、講演で聞いた『共生』は違いました。
介護とは、相手の方を一人の人間としてみつめ、その人の生活の中で共に生きていくということでした。
介護だけでなく、「相手の方を一人の人間としてみつめ・・・」というのは、ボランティア活動の中でも、普段の生活においても重要なことだと思います。
また、袖山氏は「自己を犠牲にしてまで介護はできない。常に自分自身ベストな状態でこそ介護できる」と話されましたが、それはボランティアでも同じことが言えるでしょう。
ボランティアは楽しくやりたいですよね。
介護の仕事はしていませんが、いろいろとよい勉強になりました。
余談ですが、講演会等に出かけるとついつい内容そのものよりも、会場設置、会の運営・進行等が気になります。
今回たまたま釘宮会長と同席したので、講演が始まる前に「この会場は何名入るのかしら?」「仕切りを取ると広い部屋になって多人数に対応できるのね」「このアンケート用紙、参考になるわ」などと話していました。
連協でイベント等をする時の参考になります。
袖山氏のことは何度かテレビで見て知っていましたので、是非本人を見てみたいとミーハー気分もあって出かけました。本も買ってサインをもらい握手もしてもらいましたよ。やっぱりミーハーかも・・・(笑)
私は「人間に対する洞察力や愛情」「人間が人間を見つめて介護する」「自分と人は絶対に違う」「介護は上手にできない、と認識」「共生を普通にやればいい」という言葉などが印象的でした。
特別なことではなく、普通の感情を持ち、「何故そういう行動をするのだろう」という想像力を働かせながら・・・ということは、すべての日常生活でも参考になることで、意を強くしました。
講演後、大急ぎで結婚式場にかけつけて、よさこいチーム発足のきっかけを作ってくれたT君の結婚を祝う踊りをメンバーで披露してきましたよ。
週末は「名古屋ど真ん中祭り」に、三好の「零」というチームにいれてもらって参加します。倒れませんように!
では、また・・・