何をいまさら日記

自分が好きな映画や本について世間様から「いまさら・・」と思われる事を自ら突っ込みます

職場での人間観察

2017-12-25 08:28:58 | Weblog
うちの職場には「フェミニン男子」がいた。いまは違う場所にいるが、気分転換のためよく古巣に登場する。
恥ずかしながら、職歴30年の私ですら衝撃を受けたフェミニンぶりだった。是非、旅友Sさんに会わせたい人である。
もともと、うちの社には職種だけに女性が圧倒的に多い就労構造であり、会社の外も女性が圧倒的という女社会。女性心理が解らんもんは生き残れない。
よって、男性は雑談力があり、一見柔らかく見える方が有利に生き残れる。出世するかは別問題だが(笑)
うちの男性は年齢を重ねるにつれ、おばちゃん度が上がり、定年間近には幼児度が上がるという…やっかいすぎる生き物だ。
脱線するが男性は社内ではマイノリティーなので、群れて生きる(笑)情報交換のため茶に行き、噂話を繰り広げていた。
今はゲッソリ人が削られたので、そんな景色もあんまり見なくなった。が、年齢が高い母体ほど群れる。そうでなくては生き残れないからだ(泣)
話は戻り、フェミニン男子は立ち姿が美しい。
所作がキレイ。指先ピーンです。
声が高い。よく電話で女性に間違われるらしい。
背も高い。体の厚みが薄い。以前は昼がオニギリ1個という食生活であったが、昼を食べるようになり肉が付いたらしい。気にしている(絶句)
英語堪能。ちょっと人格が変わる。
人間グーグルである。分からない事はグーグルに聞くよりフェミニン男子に聞くのが早い。個人的にはあいつの頭にグーグルが入ってるとしか思えない昭和女である。
そして、細かく人の動向をよく見ている。
アルカイックスマイルを浮かべながら、決して笑わっていない目の奧(怖い)
本人も自覚はあるようだ。怒っていても、激しく人をなじったりはしない(是非、その境地になりたい人間が出来てない50才オーバ-)
ただし、追求は厳しい。並の人間なら失禁ものだ。一応、大先輩の私はあんまり恐ろしい目には遭わずに済んでいる。
フェミニン男子は彼女が欲しいらしい。優しいからモテるが趣味が仕事を理解できる女性に巡りあっていただきたい!とおばちゃんは思う。
フェミニン男子には売場でお楽しみがあった。
私の超ブロークンな英語接客である。必死の接客後、振り返ると笑い死んでいる。。。スゲエ笑えるらしい。おかげでおばちゃんは早く売場に溶け込めたのでは?とフェミニン男子に感謝している。
どう年を取るのか、観察のタネは尽きない。
ちなみにわが社の女性は
女性→男前→オッサンと進化をとげる(笑)
昔はそうだった。これからはどうなるだろう。。。おばちゃんの皮を被ったオッサンの興味は尽きない。。。


コメント
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