何をいまさら日記

自分が好きな映画や本について世間様から「いまさら・・」と思われる事を自ら突っ込みます

何をいまさら「放・逐」その7

2007-03-24 23:04:59 | ジョニー・トー
本日の記事にはネタバレが含まれています。良い子読禁!!!
火、泰、貓、波の四人はちょっと拝借した赤い車でどことも知れず逃げるのですが、途中で車は捨てる羽目に・・。このシーンも面白いです。地理には疎い私には彼らが迷い込んでる(としか見えない)ところが全く分かりません。よく仮面ライダーなんかで戦闘シーンを撮影してる、採掘場のような場所なのです。途中、大きな観音菩薩が3体写るカットで四人がガックリしてるシーンが有るのですが、私には「????」です。
まあ、このあたりのシークエンスが私にはどうも西部劇に見える原因らしいです。四人が水辺を見つけて大喜びしてたり「男の大騒ぎ」シーン満載。
砂だらけの所からやっと脱出。そして四人は適当な車でも通らないかと物色していると、警察の車両が通ります。それからしばらくして、四人は銃撃戦に遭遇します。見れば先程の車両集団。果敢に応戦してますが、どうにも警察側が分が悪い模様。そして、ものすごいライフルが上手い奴が一人。思わず口笛吹いて喜ぶ貓。「ミッション」の時も彼は「ガンマニア」の役だった事をふと思い出す。
どう考えても味方がドンドン倒される警察(というか私には軍人に見える)側。ついにはライフルの男を残してほぼ全滅。そこで頼まれもしないのに四人が手助け。
敵を殲滅後、ライフルが上手い奴をホールドアップ。何と彼らの車両には大量の金塊が・・。どうも最初紹介されてたヤバイ仕事がこの襲撃のようです・・。
四人はライフルの上手い男、陳 司警(演じるのはリッチー・レン)と金塊を確保。どうも陳も金塊をどうもネコババするような(??)言動を取ります。車の運転席には火と泰と陳 司警。後ろで金塊とうれしそうに乗るのは貓と波。5人は一路、川を目指し、車を走らせます。
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何をいまさら「エレクション」

2007-03-23 17:38:07 | ジョニー・トー
昨日は鴨ちゃんの死亡記事ですっかりレイトショーレポートが飛んでしまいました。「放・逐」レビューもまたもやお休みでございますよ。あんまり居ないと思いますが、楽しみにしてた方がいたら、ごめんなさい。明日更新します!
で、レイトショーは入ってましたよ。整理券が配られて順番に入場して好きな席につくのですが、おおおっ、眼鏡忘れた!!前の方で観るのはあまり好きではないのですが2列目で観ました。
レディースデイでしたので、女性がほとんどでした。人の事言えませんが、明らかに女性向きでないトー監督映画なので「すいてるんじゃないか?」と思ってましたが開場前のロビーは人が一杯でした。前日は祭日前だったので満席だったそうですよ。入りは8割ぐらいでした。皆、この2週間のレイトショーに「観に来た!!」という使命感がありましたね。
しみじみ思いました、あー、日本語字幕がありがたい!!!この映画、やや人間関係が複雑なので英語字幕&広東語音声&脳内日本語訳という言語カオスでは分からないことがたっぷりあったのですが、なんとか腑におちました!大体ズレなく理解してたのでホッとしました。
皆さん大変静かに鑑賞されてましたが、林 雪と林 家棟の「草原の決闘と和解」のシーンでは笑いが起こってました。やはり林 雪は人気があるんだねぇ。
英語字幕で分からなかったのは、親分たちの区別や言動。警察に何で拘留されてるかも、いまいち分かってなかったので今回よくわかりました。ジミーの兄貴分が何で大Dにボコボコにされたのかや、瀕死の親分が何で泣いてたのかも分かってスッキリ。ジミーが車椅子を押してるのが誰かも分かってよかった。
何よりパンフレットを買って「龍頭棍」がどういうルートで香港に戻ったのか位置関係がさっぱりだったので、よく分かったのが収穫でした。
そうして迎えたラストシーン。ああ、大D・・。旧約聖書だよな。それにしてもマギー・シューはいつも大変な役ですね。つくづく同情しました。
それにしても、どこか勇気のある会社が配給元になって「エレクション2 以和為貴」をスクリーンにかけてくれませんかね。是非日本語字幕で観たい!と今回強く感じました。
今日で大阪のレイトショーは終了ですが、4月に京都で上映が決まってます。未見の関西のジョニー・トー信者は見るべし!!
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何をいまさら「放・逐」その6

2007-03-19 17:45:43 | ジョニー・トー
今回の記事にはネタバレ(?)が含まれています。良い子は読禁!!
トーさん映画での男の熱い会話は拳銃です。今回も炸裂してます。フェイ親分のお腹には昔、ウーがつけた傷があるんですな。この一件でかなりウーの事は恨んでます。
四人はこっそり、ウーを逃がそうとしますが失敗。それでも何とかウーの体を回収するのには成功します。この時のフェイ親分の行動はものすごーい、大人げないです。見てて大笑いしますから・・。フェイ親分、自分の治療をしてた闇医者が治療中に、闇医者の金を盗もうとしたコールガールに気を取られたのが許せなくて抹殺。あんた、自分の治療が終ってから殺さなきゃダメなんじゃない?
えー、またもや幹久は布袋状態(真っ白&血まみれの事。エレクションの時のニック・チョンの状態を指します)に・・・。で、言うんですわ、瀕死の車中で「家に帰りたい」ええ、帰してあげますとも!!
ウーの嫁は亭主の帰りを信じていた模様。でもウーは担ぎ込まれてすぐ息を引き取ります。しかも布袋状態では嫁もビックリ。でもこの嫁さすがですわ、火と泰にいきなり拳銃発砲。ま、彼女にしてみれば彼らは疫病神でしかないものね。慌てて逃げる火と泰。
この後、ジンは自分の方法でウーを天に返します。
四人は自分たちの行き先をコインで決め、何処とも知れない場所へと逃走します。
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何をいまさら「放・逐」その6

2007-03-18 23:43:17 | ジョニー・トー
今回の記事にはネタバレが含まれております。良い子は読禁!!!
さあ、火をかばう為に始まった銃撃戦でウーが負傷します。で、5人は逃走するのですが、乗ってきた車(ウーのトラック)はエンジンが不調。やむをえず別の車を調達(方法はご想像あれ)いたします。で、車内では泰が激しく火を責めます。ウーは「家に帰りたい」と頼みます。でもその前に病院に担ぎこまなきゃいけないのですが、普通の病院は無理なので闇医者へ連れ込みます。
闇医者はコールガールのお姉ちゃんといい事したのですが、何やら料金で揉めてます。そんなところへ5人が登場。しかし、5人も金がない!必死でかき集めます。何とか値切って治療を始めます。で、もうすぐ治療が終ろうとしたその時、またもや予想GUYことフェイ親分と強親分が手打ちをして登場。どうやら、この闇医者はマカオでは名医なのかな?
何とか出会い頭の接触は避けられた両陣営。でも、カーテン一枚じゃ、すぐ見つかるんじゃないか・・。フェイ親分、湯のみを見て何か感づいた模様。中々格好悪いよ、治療中の姿が。
ウーがぼんやりと目を覚ましちゃったよ。しかも予想GUYとあろう事か目が合っちゃった・・・。私も一回目見たときはここで目がさめたんだよな・・。火たちも苦労して隠れてるのに・・。ヤバイ!!当然予想GUYのやる事は・・・。拳銃での会話です。
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何をいまさら「放・逐」その5

2007-03-17 09:35:28 | ジョニー・トー
今、真剣に悩んでるのは無理してレイトショーで「エレクション」を見るか、四月まで待って京都の公開を追いかけるかということ。うーん、悩む。「仕事はどうした?」心の声が聞こえますが、トー教信者にはこっちのほうが重大!!
で、これからの本文にはネタバレが含まれるかも?知れません。良い子は読禁!!
さて、温室レストランに登場の予想GUYとは、フェイ親分。あー、サイモン・ヤムが充分曲者オーラを発揮してる。どうやらフェイ親分の命令で、火はウーの始末を言いつけられてる模様。一同(と言っても中に居るのはウー、泰、火の三人。貓、波は外で見張り)凍り付いてます。
フェイ親分、強親分におじさんのことばらしちゃった。そして、刺客がここに居ると教えちゃいましたね。そして、火をなじります。で、友情に厚いウーがフェイ親分を撃ったのがキッカケで凄まじい銃撃戦が始まります。あー、温室レストランむちゃくちゃですわ。そして強親分のおじさんはこっそり現場から逃げ去ります。
当然、ウーは今度は無傷とはいかず、撃たれてしまいます。どうなる、幹久?
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何をいまさら「放・逐」その4

2007-03-14 21:44:11 | ジョニー・トー
ゲボッ、ゴホッ、ゲホッ!本格的に風邪っぴきです。今日、本当だったらレイトショーで「エレクション」を鑑賞する予定でしたが、こりゃ無理です。去年から浮かれていたのに、なんたる様でしょうか・・・。信者として深く反省です。明日声がでるかしら・・・。この後にはネタバレの恐れが出て参ります。良い子は読禁!!!
さて、妻や子にせめて金でも残してやりたいウーは、翌日幼馴染の四人と共にやばい仕事を仲介してくれる男の元へ向かいます。このシーンも要チェック。そして金塊強奪の仕事と、マカオの若き実力派の親分「強」(演じるのはラム・カートン)暗殺を紹介されます。で、このホテルでコールガール登場です。
さて、強親分が温室レストランに現れるという情報で5人が周りを囲んで陣取ります。温室の外から覗いてる怪しいおっさん。彼こそ今回の事件をややこしくする強親分のおじさん。フェイに手土産を要求されあわてる小心者。
着々と狙いを定める男たちところがそこに予想GUY(外)が登場しちゃいます!!あー、間が悪いとはこの事ですな。


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何をいまさら「放・逐」その3

2007-03-13 00:17:02 | ジョニー・トー
さ、寒い。今日も冷えましたね。又もや風邪気味です。腰も痛いです。
さあ、今回のお笑い担当はホイ・シウホン。家に帰ってきたウーは自分に追手が来た事を受け入れます。そして、火(アンソニー・ウォン)と泰(フランシス・ン)を家に入れた後、いきなり始まる銃撃戦。そんな時、銃声を聞きつけた一台の警察車両が家の前にとまります。しかし、邪魔されるのを好まない貓(ロイ・チョン)の抜群の射撃の腕の前に車から出ることが出来ません。で、シャン刑事(ホイ・シウホン)はフェイ親分(サイモン・ヤム)に電話で泣きつきます。「あと3日で退職なんですから」その電話の間も貓は容赦なく弾丸を浴びせ続けます。波(ラム・シュー)も援護にまわります。
ついにシャンは全面降伏。パトライトを降ろしての命乞いです。このシーン爆笑です。
それにしても、ラム・シューの役名が英語では「Fat」です。・・違うじゃん。
そして、男たちは銃撃戦の後には何故かウーがしこたま買い込んだ家具やベビー用品をセッティング。割れた鏡も修繕してます。そして食事の支度。
和やかな食事の後には皆(ジンや赤ん坊も入れて)で記念撮影。これが映画の宣伝にも使われてる写真です。そして食事中の火がとる行動に注目。この辺は非常に楽しいですね。
ウーは年貢の納め時と悟り、赤ん坊に「母さんの言う事をよく聞けよ」と別れの言葉を口にします。ジンは夫との別れを確信し、かなり表情が怖い・・。
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何をいまさら「放・逐」その2

2007-03-11 22:42:49 | ジョニー・トー
今回の映画は女っ気は二人。ニック・チョン演じるウーの嫁ジンのジョシー・ホーとコールガール。ま、この二人がある意味ストーリーを廻す主役なのです。そしてウーの赤ん坊。トー監督赤ん坊を撮ってるシーンはすごく優しいですね。ジンは聖母マリアのイメージでしょうかね。夫の無事を願う彼女が銃撃戦のさなかロザリオをまさぐる姿はちょっと怖いですけど。夫への愛情から銃を撃つ姿も見せてくれます。
ジンと対照的に描かれるコールガールは今までのトーさん映画でよく描かれてきた「必死で生きる女」です。そのバイタリティー溢れるラストでの彼女の姿に「やはり女は強い」と思いました。
「ブレイキング・ニュース」に引き続き今回も食事のシーンがあります。今回はフランシス・ンが鍋振ってます。うーむ。この食事のシーンが最初の山場ですね。しかも散々撃ちあいをやった後で男どもが平気で食卓を囲みます。しかも大笑いもしてるし・・。このシーンで唯一部外者はジン。かなりいぶかしそうにしています。わかるよ、あんたの気持ちってカンジですね。
今回は小道具として大活躍するのが飲料水の「缶」。わりと重要なシーンで出てきますので缶を見つけたら画面に注目する合図ですな。

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何をいまさら「放・逐」その1

2007-03-10 21:53:04 | ジョニー・トー
今日から大阪地区でレイトショーが始まる「エレクション」。公開記念ではありませんが、何トンあるか分からない重い腰をやっとこあげて見ましたよ「放・逐」を。英語タイトル「Exsail」。前回の「寝る」という信者にはあるまじき不名誉な結果を挽回すべく正座して見ました(嘘)この映画は日本での配給が決まってるようで、今から本当はどんな意味だったのかを確かめるのが楽しみです。今回も最初英語字幕を追いきれなくてさっぱりついていけませんが、いつの間にかどうでもよくなってました。
前回は冒頭も冒頭、ホイ・シウホンが演じた退職を3日後に控えた刑事が出てきたところで意識がなくなったのです。で見直してビックリ「あ、暗戦の頼りない上司だ!!」いかに前回が疲れていたかの証明ですな。そして起きたのは闇医者でニック・チョンが目覚めるシーンでした。もう今回ホント見ていて「よく、寝てたよな」と妙なところで感心いたしました。再度見直しての感想は「ヒーロー・ネバーダイ」と「デッド・ポイント」を連想しました。ま、西部劇も連想するのはあいかわらずですね。
ある日あなたの家をアンソニー・ウォンとフランシス・ンにノックされたらどうします?私は絶対開けません。さらにロイ・チョンとラム・シューが家の前にいます・・・・絶対出ない!!そこから始まる物語です。
男同士の熱い友情と女の生き様。飛び散る血しぶき。今回も痛いシーン続出。トー節が炸裂!お笑い担当のラム・シューは今回は控えめ(笑いのシーンが)ですが代わりにホイ・シウホンがお笑い担当です。
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何をいまさら「放・逐」序章

2007-02-03 00:27:37 | ジョニー・トー
いきなり実はジョニー・トーには関係ないネタからスタート。関西が誇る夕方情報番組の雄「ちちんぷいぷい」にあの、アンディ・ラウ出演!!映画「墨攻」のプロモーションなのですがかなりかわいい・かっこいいでした。いいもん見せてもらいました。ここのスタッフ、割とおもろい質問をゲストに提示するのですが、今回も結構ツボでした。見られなかった皆さん、残念でしたねぇ。あー、関西人でよかった。
でね、久しぶりに映画を見る時間が出来たのでトー教の最新経典である「放・逐」見ました。でも何ということでしょうか(ここは「ビフォアー・アフター」の加藤みどりで読むべし)冒頭から10分で眠ってしまい、起きたら50分??も経っているのです。当然、目覚めた信者は顔面蒼白です。経典を上映中に眠るとは私はそれでも信者なのか?でもそこからはしっかり起きてみましたよ。もちろん、気合をいれて正座です。(うそです)
中抜けしててなんですが、この映画はジョニー・トー版西部劇でしたね。「ザ・ミッション」の気配も漂いつつ、「ヒーロー・ネバーダイ」も連想させる仕上がりでしたね。
久しぶりのアンソニー・ウォンとフランシス・ンの出演でしたが(あ、ロイ・チョンも)なんだか二人とも若くなってないか??
見てるうちに「マーベリック」(←新しいほう)「ステイング」「明日に向かって撃て」とか、どうもそのあたりを思い出してしまいました。話の中身はまったく違うけど・・。
トー監督もメイキングで見る限りはかなり楽しそうに作ってますね。多分それがあの空気感を作ってるんでしょうかね。
わが愛する林 雪は動いてるだけで大満足ですが、「暗戦2」の交渉人役を思い出させるシーンもあり個人的にはそこがツボでした。リッチー・レンも出てます。割とおいしい役。そしてサイモン・ヤム。・・・さすがトー監督、役者の使い方が素晴らしいです。
一言でいうと男だらけの大騒ぎ映画ってのが感想かな。今回は銃撃戦が派手でした!
なにせ英語字幕で見てますのでもう一回気合いれてから感想書きます。
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