知らぬ間に食べているより転載
2020年01月13日
ーーー転載開始ーーー
産地偽装だけではない!1回日本の浜辺にまけば国産
月の産地偽装が後を絶ちません。
「日本は海に囲まれているし、ほとんどが国産じゃないの?」と思う人がいるかもしれないが、とんでもない。
日本の海浜はどんどん埋め立てられ、貝が獲れる浜は猫のひたい額ほどになっています。
スーパーなどで売られているアサリ、シジミ、ハマグリの多くは、中国や朝鮮半島から椎貝を輸入し、日本の浜で養殖されたものです。
原産地表示を義務付けるJAS法によると、国内で養殖した貝でも、採取した原産地は表示する必要があります。
しかし、大半は「国産」の表示だけです。
ある県産のシジミの場合、北朝鮮産のシジミを中国経由で輸入、市場に出す数日前に浜にばらまき、出荷していました。
もちろん原産国表示は「国産」とだけ表示していたのです。
市民グループが農政事務所(JAS法を監視する国の出先機関で、かつての食糧事務所)に告発したが、まったく調査もせずに、「そんなことはありえない」と、門前払いにされたというのです。
元農林水産省の課長補佐は、「役人は出世や天下り先に影響が出ますから、業者や業界団体の不利益になるようなことは、マスコミが大騒ぎするまでは決してしませんよ」と言いました。
輸入された貝は貝毒のリスクが高いので、ぜひ国産を選びたいところですが、「中国産」を「国産」と表示する偽装も多いのです。
購入するときは、信頼できる(店員の教育がしっかりしている) スーパーで店員に確認するくらいしか手立てがありません。
購入時の注意点
中国産や北朝鮮産の貝は重金属汚染が最大の懸念事項です。
しかし、純国産の貝は壊滅状態。
「浜の復活」こそが貝の資源保護のための最大の対策です。
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