
フィラデルフィア美術館 デュシャンの部屋。中央に置かれた「大ガラス」を透かして窓越しに、彫刻家 マリア・マルティンス(1894-1973)の作品を望む。1940年代ニューヨーク滞在中、デュシャンが深く恋した生涯唯一の女性。遺言どおり、「遺作」もここに恒久展示されている。デュシャンは無神論者で、墓石には「されど、死ぬのはいつも他人」と刻まれている。
群れることは嫌いです。
集団に対して貢献したいとは思うが、
自分の活動は自分の頭と力で行いたい。
何にも縛られずにね。
マルセル デュシャン(1887-1968)
『大ガラス /The Large Glass』正式の題名は「彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも」 (La Mariée mise à nu par ses célibataires, même(Le Grand Verre)) (1915~1923年)
The Bride Stripped Bare by Her Bachelors, Even (The Large Glass)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます