※写真は龍馬扇 鳥獣戯画 扇骨:焼竹 扇面:紺
創業は文政6年(1823年)という歴史と伝統ある京扇子を製作する【宮脇賣扇庵】。京都に行くと必ず立ち寄る。昭和34年、当時の皇太子ご成婚の際には、祝いの扇を献納している老舗だ。
定番の8寸(24cm)サイズの龍馬扇。龍馬扇の名前の由来は、江戸時代に定番だった1尺サイズから、明治に8寸サイズに変わり、明治といえば坂本龍馬ということから5代目社長が名付けたそうだ。袴を短くしてブーツを着用していたと言われる、龍馬の合理性や進取の気性にあやかったようだ。
青い柿の汁をしぼり発酵させた柿渋を地紙に引いた扇。 柿渋を引くことにより地紙の耐久性が増す。 柿渋独特の臭いはしない。 扇面は使いこむうちに、柿渋の酸化により落ち着いた色へ変化する。扇骨は、唐木(少し緑がかった渋茶色) 黒タキ(黒染め) 焼竹(煤竹に近い色)の3種。扇面は黒 紺 抹茶 ねずみ 茶 からしの6色。
焼竹の扇骨に無地の紺の扇面の組み合わせが粋。お店の人に聞いたところ、やはりこちらが一番人気。季節によっては店頭に並べるとすぐに売切れてしまい入手困難となる。日本男児が携帯すべき粋な小道具である。
宮脇賣扇庵
創業は文政6年(1823年)という歴史と伝統ある京扇子を製作する【宮脇賣扇庵】。京都に行くと必ず立ち寄る。昭和34年、当時の皇太子ご成婚の際には、祝いの扇を献納している老舗だ。
定番の8寸(24cm)サイズの龍馬扇。龍馬扇の名前の由来は、江戸時代に定番だった1尺サイズから、明治に8寸サイズに変わり、明治といえば坂本龍馬ということから5代目社長が名付けたそうだ。袴を短くしてブーツを着用していたと言われる、龍馬の合理性や進取の気性にあやかったようだ。
青い柿の汁をしぼり発酵させた柿渋を地紙に引いた扇。 柿渋を引くことにより地紙の耐久性が増す。 柿渋独特の臭いはしない。 扇面は使いこむうちに、柿渋の酸化により落ち着いた色へ変化する。扇骨は、唐木(少し緑がかった渋茶色) 黒タキ(黒染め) 焼竹(煤竹に近い色)の3種。扇面は黒 紺 抹茶 ねずみ 茶 からしの6色。
焼竹の扇骨に無地の紺の扇面の組み合わせが粋。お店の人に聞いたところ、やはりこちらが一番人気。季節によっては店頭に並べるとすぐに売切れてしまい入手困難となる。日本男児が携帯すべき粋な小道具である。
宮脇賣扇庵

