三平の酒飲み日記

「酒は純米、燗ならなお良し」をモットーに毎日燗酒を飲む酒屋の店主の酒飲み日記

秘技! 鮫皮おろし!!

2008-10-17 23:56:38 | Weblog
まぁ、タイトルはあれなんですが・・・

先日の(っつってもけっこう前になっちまったけど)U会で、狼亭大兄が用意してくれた酒肴が穴子。
寿司屋さんでは煮きりのツメなんぞを刷毛でさっとつけてくれたりもするんだが、大兄の場合は山葵。
それも鮫皮おろしで、その場でおろしてくれたもの。
これで、あらかじめ仕事のしてある穴子をやっつけようってぇ魂胆だから、こいつぁたまんないね。

で、その大兄のお手並み拝見、とばかりに鮫皮おろしで山葵をおろすところを写真に収めさせていただきました。
けっこうシャッタースピードは早くしたつもりなんだけど・・・ やっぱすごいね!
手元はブレちまってるぜ。

で、その結果がどうなったかってぇと・・・

ま、その日のお酒はどぶを中心にしたんですが、正解でしたね。どぶで。
淡白な中にも脂の乗った穴子。それを大兄の”秘技 鮫皮おろし”でおろした山葵をつけて食べる。
これがも~・・・お燗にしたどぶとピッタシ!

どぶは、平成18BYの15号タンク、平成19BYの16号タンクと18号タンク。
それぞれに個性があって楽しめます。
しかし、どぶって、本当に肴を選ばないよね。
まぁ、肴によってはお燗の温度に気を使わなきゃいけないこともあるかもしれないけど、でも、それほど神経質にならなくても受け止めてくれる包容力があるし(っつ~か、そこまでやるのも面倒だし)。

どぶレンジャー総帥にあらせられては、「どぶは白身の魚には合わせにくい」ってなことをおっしゃっておりましたが、いやいや、ご謙遜を。
けっこうなんでも合わせられる懐の深さが、どぶの身上じゃあ~りませんか。

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18 コメント

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Unknown (こばり)
2008-10-18 00:41:48
その酒の 季節が到来だ!
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ほんとに (まき子)
2008-10-18 03:38:13
美味しいアナゴは、おろしたての山葵と、なんとも合いますね~~。
さいとうさんのところで初めて食べた「アナゴと山葵」も美味しかったなぁ・・。
んでも、お店じゃなくて自宅でやっちゃうのがスゴイっす!
きっと自分が同じ山葵に同じ鮫皮おろしを使っても、
同じような山葵がおろせないと思います(汗)。
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山葵 (狼亭)
2008-10-18 06:58:15
>三平師匠
どぶは、総帥にご尊顔を拝すたびに「『+10』オーバーは、辛すぎるのでは?」と具申申し上げておりまするが、
♯総帥曰く「『+10』未満は、売れん。」
と、切ない返事。

この造りの『旨口』は買占めるしかないと思う昨今です・・・。
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貧しいので (狼亭)
2008-10-18 07:07:45
>まき子さん
 料理人により、山葵のおろしは金属製を使う方と鮫皮を使う方と分かれますが、後者を使った方がより山葵の細胞が破壊され辛味が極だるような気がします。

>きっと自分が同じ山葵に同じ鮫皮おろしを使っても、同じような山葵がおろせないと思います(汗)。
そんなこは全くございませんよ、誰でもOK牧場でござる!

>お店じゃなくて自宅でやっちゃうのがスゴイっす!
そうじゃありません、貧しいので家でなければ食せないだけです・・・(苦笑)。

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これが尻尾のさきっちょ (たく@酒遊倶楽部)
2008-10-18 07:42:04
>山葵
鮫皮でおろすと、辛さの中に甘みを感じるのですが・・

>どぶ
尻尾踏んじゃいました・・

わかったようなわからないような問答で終わりましたが・・またお会いする機会があればそのときに・・
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まさにです (三平)
2008-10-18 21:29:57
>こばりさん
いい季節になってきました~
お燗が五臓六腑に染み渡ります
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ぜし! (三平)
2008-10-18 21:31:37
>まき子さん
帰国されたら、狼亭@市川へぜし!

ちなみに、鮫皮を使うと山葵の味も柔らかく感じられます。
あとはおろす速さによって味が違うそうです。
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ん・・・ (三平)
2008-10-18 21:35:05
>大兄
どぶの辛さについては、あえて野放しにしているような気がするんですが。
でも、どれもそれぞれ味わいが違っていておいしいですが。
ま、18号タンクは開けたてから楽しめるし、これもアリだと思います。
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尻尾って? (三平)
2008-10-18 21:35:39
>たくさん
なに?
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煮穴子に山葵はウマイ! (kazu)
2008-10-18 22:28:24
鮫肌では・・・おろせないでしょうね(笑)
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