いよいよNBA2021-22シーズンの開幕がすぐそこまでやってきました。
オクラホマシティ・サンダーの戦力分析・シーズン展望をやっていきます。
【ロスター】
PG ジョシュ・ギディ/テオ・マレドン/タイ・ジェローム
SG シェイ・ギルジャス=アレキサンダー/トレイ・マン/ヴィット・クレイチ
SF ルーゲンツ・ドート/ケンリッチ・ウィリアムズ
PF ダリアス・ベイズリー/アレクセイ・ポクシェフスキー/ガブリエル・デック/マイク・ムスカラ
C デリック・フェイバーズ/アイザイア・ロビー/ジェレミア・ロビンソン=アール
2way アーロン・ウィギンス/ポール・ワトソン
緑字=ルーキー
赤字=新加入
青字=再契約・契約延長
【オフの動き】
IN
ジョシュ・ギディ
トレイ・マン
ジェレミア・ロビンソン=アール
ヴィット・クレイチ
デリック・フェイバーズ
OUT
アル・ホーフォード
モーゼス・ブラウン
スヴィ・ミハイリュク
トニー・ブラッドリー
チャーリー・ブラウンJr.
ジョシュ・ホール
ジェイレン・ホード
詳細
一貫して再建へと舵を切るサンダーは、戦力にはなっていたものの年齢的に中堅だったホーフォード(35歳)、ミハイリュク(24歳)、ブラッドリー(23歳)等々を軒並み放出し、ドラフトで若く才能ある選手を集めました。
一時はロスターに残るとも見られていた、ケンバ・ウォーカー(31歳)も解雇してしまい、若返りに一切の妥協は許しませんでした。
若手ばかり集めるがあまり、チームサラリーはリーグの定めるサラリーキャップの下限にも届かず、下限までの差額をロスターの選手で分配する事態にもなっています。
また昨シーズンから治らない指名権の収集癖の結果、とうとう向こう5年間でドラフト1巡目指名権は17本にまで増大(詳細)。
各チームが戦力補強、サラリーキャップ空けに全力を注ぐ中、異質の動きを続けたサンダー。
直近での戦力は確実にダウンしていますが、しかしながら明確なビジョンを持ち将来へ向けて急ピッチで基盤作りをしたオフと言えるでしょう。
【注目選手】
シェイ・ギルジャス=アレキサンダー
サンダーでの3シーズン目となる今季、自身の成長がチームの成績に直結するシーズンとなるでしょう。
今オフ2018年ドラフト組でMAX契約延長を結んだ4人の内の1人となり、チームからのみならずリーグからも注目される存在となった今、若手を中心に再建を進めるチームの舵を握っていると言っても過言ではないでしょう。
クリス・ポールの手から離れ自身の力のみで乗り切った昨シーズン、個人成績は軒並みキャリアハイを記録し、ロールプレイヤーからチームのエースとして自立。
今シーズンは更に殻を破り、エースからリーグを代表する選手にプレイ面・精神面成長できるのかが期待されるポイントです。
非常に若いチーム故、チームとしての色がなく、彼を中心に行われるチーム作りはまさに自身でチームカラーを決めていく非常に重要なシーズンになるでしょう。
【シーズン展望】
プレイオフ進出絶望的。
最下位争いに参戦することが予想されます。
22.9歳。
これは今シーズン開幕時のサンダーのロスターの平均年齢です。
リーグ最年少であり、且つ唯一の22歳台という驚異的に若いロスターだと言えるでしょう。
それ故にNBAでの経験値はもちろん、人生経験という観点でも、ありとあらゆるものが他のチームに劣っております。
しかしながら、国際色豊かに揃えられたロスターにはアメリカ以外にもアルゼンチン、セルビア、チェコ、カナダ、フランス、オーストラリアを母国とする選手がいます。
生まれた国、育った環境が違えば、自然とそれを理由にした摩擦も生まれるでしょう。
そういった意味ではケミストリーが未完成のこのチームにおいて、1から基盤を作り上げる今シーズンは方針がはっきりしていると言い切ることができます。
未完成が当たり前。
劣っていて当たり前。
しかし、才能あふれる若手が揃えられたロスターには明るい将来しかありません。
1試合1試合、無駄にすることなくケミストリーを構築していき、ファン目線その過程を楽しんでいくシーズンとなるでしょう。
昨シーズンと最終的には同じ結果になるかもしれませんが、内容にはっきりとした違いを明示できるシーズンを期待します。
オクラホマシティ・サンダーの戦力分析・シーズン展望をやっていきます。
【ロスター】
PG ジョシュ・ギディ/テオ・マレドン/タイ・ジェローム
SG シェイ・ギルジャス=アレキサンダー/トレイ・マン/ヴィット・クレイチ
SF ルーゲンツ・ドート/ケンリッチ・ウィリアムズ
PF ダリアス・ベイズリー/アレクセイ・ポクシェフスキー/ガブリエル・デック/マイク・ムスカラ
C デリック・フェイバーズ/アイザイア・ロビー/ジェレミア・ロビンソン=アール
2way アーロン・ウィギンス/ポール・ワトソン
緑字=ルーキー
赤字=新加入
青字=再契約・契約延長
【オフの動き】
IN
ジョシュ・ギディ
トレイ・マン
ジェレミア・ロビンソン=アール
ヴィット・クレイチ
デリック・フェイバーズ
OUT
アル・ホーフォード
モーゼス・ブラウン
スヴィ・ミハイリュク
トニー・ブラッドリー
チャーリー・ブラウンJr.
ジョシュ・ホール
ジェイレン・ホード
詳細
一貫して再建へと舵を切るサンダーは、戦力にはなっていたものの年齢的に中堅だったホーフォード(35歳)、ミハイリュク(24歳)、ブラッドリー(23歳)等々を軒並み放出し、ドラフトで若く才能ある選手を集めました。
一時はロスターに残るとも見られていた、ケンバ・ウォーカー(31歳)も解雇してしまい、若返りに一切の妥協は許しませんでした。
若手ばかり集めるがあまり、チームサラリーはリーグの定めるサラリーキャップの下限にも届かず、下限までの差額をロスターの選手で分配する事態にもなっています。
また昨シーズンから治らない指名権の収集癖の結果、とうとう向こう5年間でドラフト1巡目指名権は17本にまで増大(詳細)。
各チームが戦力補強、サラリーキャップ空けに全力を注ぐ中、異質の動きを続けたサンダー。
直近での戦力は確実にダウンしていますが、しかしながら明確なビジョンを持ち将来へ向けて急ピッチで基盤作りをしたオフと言えるでしょう。
【注目選手】
シェイ・ギルジャス=アレキサンダー
サンダーでの3シーズン目となる今季、自身の成長がチームの成績に直結するシーズンとなるでしょう。
今オフ2018年ドラフト組でMAX契約延長を結んだ4人の内の1人となり、チームからのみならずリーグからも注目される存在となった今、若手を中心に再建を進めるチームの舵を握っていると言っても過言ではないでしょう。
クリス・ポールの手から離れ自身の力のみで乗り切った昨シーズン、個人成績は軒並みキャリアハイを記録し、ロールプレイヤーからチームのエースとして自立。
今シーズンは更に殻を破り、エースからリーグを代表する選手にプレイ面・精神面成長できるのかが期待されるポイントです。
非常に若いチーム故、チームとしての色がなく、彼を中心に行われるチーム作りはまさに自身でチームカラーを決めていく非常に重要なシーズンになるでしょう。
【シーズン展望】
プレイオフ進出絶望的。
最下位争いに参戦することが予想されます。
22.9歳。
これは今シーズン開幕時のサンダーのロスターの平均年齢です。
リーグ最年少であり、且つ唯一の22歳台という驚異的に若いロスターだと言えるでしょう。
それ故にNBAでの経験値はもちろん、人生経験という観点でも、ありとあらゆるものが他のチームに劣っております。
しかしながら、国際色豊かに揃えられたロスターにはアメリカ以外にもアルゼンチン、セルビア、チェコ、カナダ、フランス、オーストラリアを母国とする選手がいます。
生まれた国、育った環境が違えば、自然とそれを理由にした摩擦も生まれるでしょう。
そういった意味ではケミストリーが未完成のこのチームにおいて、1から基盤を作り上げる今シーズンは方針がはっきりしていると言い切ることができます。
未完成が当たり前。
劣っていて当たり前。
しかし、才能あふれる若手が揃えられたロスターには明るい将来しかありません。
1試合1試合、無駄にすることなくケミストリーを構築していき、ファン目線その過程を楽しんでいくシーズンとなるでしょう。
昨シーズンと最終的には同じ結果になるかもしれませんが、内容にはっきりとした違いを明示できるシーズンを期待します。
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