NBA Thunder Dancer

オクラホマシティ・サンダーを応援していくNBAブログです。

気になったニュース

2011年12月10日 | 2011-12オフ
やっとFAも解禁され市場は例年にもなく賑わっています。まあプレシーズンゲームはもう1週間後にせまっているんですからね。
各チームのフロントは大忙しだと思います。


そんな中今回取り上げるのはFA関係のことではありません。FA関係のことはもう少しまとまってきてからいっきにと考えていますんで、よろしくお願いしますね。






ロイが引退を表明
もう結構話題になっていますが、こちらでも報じられている通り、ブレイザーズのブランドン・ロイが引退を表明しました。

ロイと言えば一昨年から膝に重傷を抱えプレーしていたことで有名です。何度も手術を繰り返し昨シーズン復帰時には両膝の関節鏡なしでプレーしていたんですね。
それでもプレーオフではベンチから出場し、王者となったマブス相手に善戦を演じる立役者となっていました。特に第4戦では、第4クォーターだけで18得点を記録し、最大23点差開いたスコアを1人で逆転してしまうほどの爆発力を見せつけたのでした。

そして僕が一番記憶に残っているのがこのロケッツ戦
恐らく4年前のシーズンになると思いますが、BSで放送していたこの試合を見て鳥肌が立ったのを今でも覚えています。バスケに詳しくない友達もこの試合を見ていたのですが、ロイのファンになったと言っていました。
ロイはこれほどの爆発力を持った選手なのです。

2007年に新人王、2008年にオールスター出場、2009年にオールNBA2ndチーム選出と確実にスターへの道を歩んでいたのですが、やはり膝のケガにはかなわなかったわけです。キャリアは5年だけですが、ブレイザーズの数々のフランチャイズ記録も塗り替えてきました。

今後、これほど冷静にプレーを見極め自ら試合をきめることのできる選手が一体何人現れるでしょうか?27歳という年齢も引退には早すぎますし、ファンとしては悲しいニュースになったと思います。

今後はブレイザーズのサラリーに大きく影響を及ぼす存在になるでしょう。一応4年で68mil、最低でも2年31milという大型契約だったので、仮に今後復帰するということにでもなれば、以前の※ダリアス・マイルズ事件と同じことになりかねません。引退した以上この大型契約はブレイザーズのサラリーからひかれ、保険会社の支払いとなります。
アムネスティ条項でカットされると散々噂されてきたロイなので引退しブレイザーズにアムネスティ条項の権利を残したままサラリー削減をもたらしたとも考えられますね。アムネスティ条項がなかったらこの引退もなくなっていたかもと考えることもできなくはありません。

ロイ今までありがとうございました!!

※ダリアス・マイルズ事件について簡単に説明
当時ブレイザーズに所属していたダリアス・マイルズは膝に大きな重傷を負い、ブレイザーズの専属医師からこれ以上この膝でプレーをすることはできないと診断され、ウェイブされてしまったんですね。当然彼自身も引退を考えていたため、残りの契約分のサラリーはブレイザーズは払わなくて済んだのです。
しかし、2年後マイルズはまさかの復帰を果たしたんですね。もうプレーできないと診断された選手がNBAのコートでもう一度プレーしたのです。結局ブレイザーズのキャップにマイルズの契約分のサラリーが上乗せされてしまった、という事件です。








RIP MOVEのルール変更

元記事
まず「RIP MOVE」とは何かから説明しますと、よくデュラントやレブロンがディフェンダーの腕を絡ませてフリースローをもらうプレーのことを言うそうです。僕はよく「省エネプレー」なんて呼んでいました。
これが今シーズンからフリースローにはならないそうです。

記事にもある通り22歳以下でフリースローを放った回数は1位レブロン(2611本)、2位ハワード(2574本)、3位デュラント(2487本)となっているそうです。つまり簡単に言えばフリースローをうちすぎ、ということでこのRIP MOVEに注目が言ったのでしょう。
確かにこの3人の中ではデュラントが群を抜いて楽にフリースローをもらっている気がしますね。RIP MOVEはよくやりますし、下手すれば3Pのバスケットボールカウントになることさえあるのです。

このプレーはコーチ、選手、ファンにとって賛否両論あるでしょう。僕は別にいいんじゃないの?と思いますがね。
まあフリースローにはならなくなっただけで、ファールであることに変わりはないのですからチーム的にも選手的にもあまり影響はないでしょう。

ジョージ・マイカンはゴールテンディングやショットクロックを作り
ウィルト・チェンバレンはゴール下の範囲を拡大し
シャックはディフェンス3秒ルールを作りました。
つまりデュラントもNBAのルールを自らのプレーで変えたのです。今回のルール変更を前向きにとらえた場合、デュラントがスーパースターへの道をまた1歩前進したとも考えられますね。







トレーニングキャンプ開始

現地9日から各チームトレーニングキャンプが始まりました。紹介するチームは・・・当然サンダーです!!


ウェストブルックは相変わらず元気そうですね



メイナーも元気です



ロックアウト中スペインでプレーしていたイバカ。準備万端か



コリソン師匠。だいぶ髪が伸びています



ロックアウト中選手とフロント陣は接触を禁じられていました。
デュラントとブルックスHC、やっとお互いを確認できたという感じですね。





ちなみにサンダーのキャンプには3人の選手が加わって練習しています。

・オクラホマ州立大学出身の203cmフォワードのマーカス・ダブ
・スタンフォード大学出身の193cmガードのアンソニー・グッズ
・シラキュース大学出身の206cmフォワードのテレンス・ロバーツ

ダブは2009年のサマーリーグでもサンダーの一員として出場していて今回で2度目のワークアウトとなります。






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2 コメント

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余所で聞いたんですが (てふてふ)
2011-12-11 06:40:43
NBAちゃんぷる~さんのコメント欄にロイ引退潜伏説=グラント・ヒルが怪我・復帰・怪我を繰り返してここにきて復活出来たのに習って、バスケIQが高いので完治させて4年後復活、ダメでも懐が痛まないと書いたら返事で契約上は最短で3年後から復活が可能だそうです。
歴史的に怪我から一番学んでいるPORらしくてあり得るんじゃないですかね~
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てふてふさん (kdu)
2011-12-12 23:23:04
そうなんですか!!
仮にロイが復帰を考えているならば、その1年の差は相当大きいでしょうね。いや、ファンからしても嬉しい情報に間違いありません。
3年後SGが穴になったブレイザーズにロイが復帰し、華麗に優勝なんてシナリオがあれば最高ですね。

確かにブレイザーズは他のチームより、故障について学んでいても良さそうですよね。むしろすでに敏感になっているのかもしれません。
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