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【2020-21通信簿】シェイ・ギルジャス=アレキサンダー

2021年05月26日 | 2020-21 シーズン
シェイ・ギルジャス=アレキサンダー

評定10段階中5

【スタッツ&成果】
35試合出場
33.7分/試合
23.7得点/試合(キャリアハイ)
4.7リバウンド/試合
5.9アシスト/試合(キャリアハイ)
0.8スティール/試合
0.7ブロック/試合
FG 50.8%(キャリアハイ)
3P 41.8%(キャリアハイ)
FT 80.8%(キャリアハイ)

昨シーズンもチームの得点リーダーではありましたが、クリス・ポールがいなくなった今シーズンこそ正真正銘彼のチームとなりました。

昨シーズンに比べ、出場時間が伸びているわけではないのですが、スタッツを見て分かる通り軒並み成績を伸ばしており、特にシュート確率が改善されました。
今シーズン50-40-80を記録したのはシェイ・ギルジャス=アレキサンダー(以下SGA)を含め、リーグに6人しかおりません。
シュートする機会が増えたとは言え、チームを任される責任感やなんやかんや助けてくれていたクリス・ポールがいなくなったプレッシャーのことを考えると想像以上の成長と成果を残したと言えるでしょう。

元々かなり極端な緩急を活かしたドライブと身のこなしで得点を重ねていました。
その為シュートチャートの大半がペイントエリアからミドルレンジに集約されていたのですが、今シーズンはそのプレイの幅を広げ3Pラインまでを自身の得意領域としていました。
ステップバックの歩幅と100が0になる緩急ドライブでディフェンダーのバランスを崩し、気づけばペイントエリアから遥か後方3Pシュートを放っているという状態です。

もう1つデータを見てみましょう。
今シーズンサンダーの最終的なチーム成績は22勝50敗の勝率30.6%です。
一方SGAが出場していた試合は16勝19敗の勝率45.7%となり、グンと勝率を伸ばしていることが分かります。
自身の成績だけでなく、しっかりチームの勝ちにも繋げられている点高く評価できます。


評定が5になっている理由は、欠場がかさんでしまった為です。
全72試合中半分にも満たない35試合のみの出場にとどまってしまいました。

「足底筋膜炎」
これがSGAの欠場していた炎症の名称です。
単語の通り、足の裏に痛みが出てしまい酷いと歩くのさえきついという症状とのこと。
完治させるにはとにかく療養を継続する事。
幸いサンダーは今シーズンのコンセプトが”勝ちに行くこと”ではなかったので、大事を取ってSGAはこの炎症が発症後、全ての試合に欠場しました。
余談ではありますが、NBAのオフに開催予定の東京オリンピックカナダ代表としてメンバー入りはしているものの、この炎症の回復具合を見ながら出場するかどうか判断するとのことでした。
つまりシーズンが終了した現段階でもまだ完治していないのかもしれません。

ただ、試合のタイムアウト中バスケをやりたそうにボールで遊んでいる姿も見受けられたので、そこまで深刻ではないのでしょう。
万全の状態で(1人で注射もできるようになって)来シーズンの復帰に期待しましょう。


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