さあ始まりましたよ、ロンドン五輪です。
僕は開会式を観れなかったのですが、後に写真だけ拝見しまして、どうやらアメリカ代表はハイスクールの制服のような感じの服装だったようですね。
どうも清潔感のある服装とハーデンの髭にギャップを感じてしまう自分がいました(笑)
さてでは、一応バスケットボールのシステムをおさらいしておきましょう。
グループAとグループBに分けられ、各グループに6ヶ国がいるんですね。
予選ラウンドではグループごとに総当りが行われ、グループごとそれぞれで成績上位4国が決勝ラウンドに進めるというシステムです。
ちなみに決勝ラウンドはトーナメントとなっています。
で、アメリカ代表の予選ラウンド初戦ですよ。ちなみにグループAです。
相手はパーカーを筆頭にディアウ、バトゥーム、セラフィン、トゥリアフ、デ・コロという現役NBA選手、またディアワラ、ジェラバルとNBA経験のある選手もいるフランス。
しかし、FIBAランク12位とそこまでの強豪ではありません。
正直アメリカにしてみれば、勝って当然の相手であったんですね。
そして第1クォーター、アメリカ代表は躓いてしまいました。
開始こそレブロンからチャンドラーのバスケットカウントで先制したアメリカ代表でしたが、その後シュートが全く入らず、ミスも連発。
相手からファールを受けてもそのフリースローをきめきれず、思わぬ接戦を繰り広げているのでした。
アメリカ代表はデュラントがせっせと得点を稼ぐものの、フランス代表もパーカーが好き放題にプレー。
クォーター終了間際にはターンオーバーから3Pをきめられてしまい、まさかの22-21、1点しかリードできず第1クォーターを終了したんですね。
しかし第2クォーター、ようやく調子を取り戻し始めたのかアメリカ代表はいっきに畳みかけました。
レブロン、コービー、CP3と連続で3Pがヒット。
更にはデュラント、交代したラブにまで3Pがヒットし、前半終了時に1点リードだったのが16点リードの52-36に変わっていたのでした。
そして後半からはもう流れ作業ですね。
デュラントは引き続き得点をあげ続け、派手なプレーも飛び出し始めました。
第4クォーターにはデイビス、ハーデンも得点をあげチーム全員得点を記録した程でしたよ。
ま、最後は選手同士が気を使いすぎてシュートではなくパスに専念していたこともあり、ペース的にはいってもおかしくない100点オーバーにはならなかったのです。
○アメリカ98-78フランス●
まあ勝ったには勝ったでいいのですが、問題は山積みですね。
前半特に目立ったのがバックコート陣のファールトラブルでCP3、ウェストブルック、コービーがそれぞれファールの為ベンチに下がらざるを得ない状況が訪れてしまったのです。
仕方なく第2クォーターにも関わらずハーデンがコートに立つほどのピンチだったと思って下さい。
後は、いまだ国際ルールに慣れていない部分です。
シュートをきめたあとにそのボールをキャッチしてしまう、フリースローの際リバウンダーが我慢しきれずラインを越えてしまうなど、細かいですが目に付きました。
この試合はぶっちゃけた話、能力で勝ってしまったが故にそういった部分が隠されてしまっています。
今後必然的に強豪国と試合することになるのですから、改善というより早くルールに慣れることが重要だと感じました。
主な個人成績
ケビン・デュラント
28分の出場で22得点9リバウンド2スティール2ブロックを記録。
安定のシュート力でチームトップの得点を記録。
他の選手がミスやファールで苦しんでいる中、ターンオーバー0と1人淡々とプレーしていたように思います。
また、リバウンド、スティール、ブロックから分かるようにディフェンス面での貢献もきちんとしていました。
上記の中には会場が沸くプレーもあり、文句無しの活躍だったと思いますね。
お見事でした。
レブロン・ジェームズ
24分の出場で9得点5リバウンド8アシスト2スティールを記録。
この試合は主にパサーとなって試合を動かしていましたね。
得点が少なくなってしまっていますが、まあアシスト数を考えれば充分すぎるものだと考えられますし、その中でも魅せるプレーもきちんと残してくれました。
初戦からかなりオールラウンドな活躍でしたね。
ケビン・ラブ
14分の出場で14得点3リバウンドを記録。
持ち前のリバウンドとゴール下でのフィニッシュ力を活かして、アンダーサイズなインサイドに厚みを与えていましたね。
親善試合では中々来なかった3Pもこの試合では沈めており、ベンチからではありますが重要な仕事をこなしていたと思います。
しかし、ファールに悩まされる面もあり、上述の通り早くルールに慣れる必要がありそうです。
コービー・ブライアント
12分の出場で10得点を記録。
たった10分ちょっとの出場で10得点をあげているように、得点の内容が3Pとフリースローだけとなっています。
それにしてもさすがの身のこなしから、さまざまな得点バリエーションを魅せてくれたと思いますね。
バトゥームにぴったりマークされた状態から3Pを沈め、ある時はポストアップから体を上手く使いファールを引き出していました。
まあ、出場時間が短かったのにはファールがかさんだなんて理由もあるのですが、ベテランの味を存分に出していたと思います。
カーメロ・アンソニー
16分の出場で9得点9リバウンドを記録。
チャンドラーに代わり出場する為、"ほぼ"Cのようなプレーが多くありました。
そういった面ではやはりビッグマンをも跳ね返す強さをゴール下で発揮し、オフェンスリバウンドも多く奪っていました。
一方得意なはずのミドルジャンパーが1本しか沈められず、ちょっとした不振に陥っていた面もありましたね。
その他
ウェストブルック・・・得意なジャンパーを2本沈めるも、PGとしてプレーした時間帯ではターンオーバーからゴールテンディングをしてしまうなど、やや暴走気味ではありましたね。
ハーデン・・・デュラントがディフェンスをひきつけて彼にパスを捌いていたのですが、それを得点に繋げることができませんでした。しかし、第4クォーターにはこの試合1とも言える豪快なワンハンドダンクをきめているので、よしとしますか。
チャンドラー・・・10分と相変わらずの出場時間ですが、アリウープダンクにリバウンドにと仕事はやっていますよ。意外にもアシストを3回も記録しています。
CP3・・・ディフェンスとパスに専念していたのがよく分かりました。自身でシュートに行ける場面でもパスしていましたからね。
デロン・・・ドライブしていきパスしきれずトラベリングになってしまうという場面が多く観られたと思います。アシスト6回ですが、ターンオーバーもチームトップの3回ですからね。
デイビス・・・第4クォーターに登場した後、明らかに先輩達から立ててもらっていましたね。その期待に応え1本しっかりアリウープダンクを沈めたので、彼としても先輩達にしても満足できたでしょう。
イグドラ・・・フリースローによる1得点だけとやや精彩を欠きました。また、つき出しのドリブルでトラベリングを吹かれてしまうなど、良いところが無かったですね。
何はともあれ、とりあえずまずは1勝です。
僕としてはデュラント及びサンダーの選手の活躍を大いに期待していますよ。
次はチュニジア代表と対戦します。
その他の試合結果
グループA
○ナイジェリア60-56チュニジア●
○アルゼンチン102-79リトアニア●
グループB
○ブラジル75-71オーストラリア●
○スペイン97-81中国●
○ロシア95-75イギリス●
僕は開会式を観れなかったのですが、後に写真だけ拝見しまして、どうやらアメリカ代表はハイスクールの制服のような感じの服装だったようですね。
どうも清潔感のある服装とハーデンの髭にギャップを感じてしまう自分がいました(笑)
さてでは、一応バスケットボールのシステムをおさらいしておきましょう。
グループAとグループBに分けられ、各グループに6ヶ国がいるんですね。
予選ラウンドではグループごとに総当りが行われ、グループごとそれぞれで成績上位4国が決勝ラウンドに進めるというシステムです。
ちなみに決勝ラウンドはトーナメントとなっています。
で、アメリカ代表の予選ラウンド初戦ですよ。ちなみにグループAです。
相手はパーカーを筆頭にディアウ、バトゥーム、セラフィン、トゥリアフ、デ・コロという現役NBA選手、またディアワラ、ジェラバルとNBA経験のある選手もいるフランス。
しかし、FIBAランク12位とそこまでの強豪ではありません。
正直アメリカにしてみれば、勝って当然の相手であったんですね。
そして第1クォーター、アメリカ代表は躓いてしまいました。
開始こそレブロンからチャンドラーのバスケットカウントで先制したアメリカ代表でしたが、その後シュートが全く入らず、ミスも連発。
相手からファールを受けてもそのフリースローをきめきれず、思わぬ接戦を繰り広げているのでした。
アメリカ代表はデュラントがせっせと得点を稼ぐものの、フランス代表もパーカーが好き放題にプレー。
クォーター終了間際にはターンオーバーから3Pをきめられてしまい、まさかの22-21、1点しかリードできず第1クォーターを終了したんですね。
しかし第2クォーター、ようやく調子を取り戻し始めたのかアメリカ代表はいっきに畳みかけました。
レブロン、コービー、CP3と連続で3Pがヒット。
更にはデュラント、交代したラブにまで3Pがヒットし、前半終了時に1点リードだったのが16点リードの52-36に変わっていたのでした。
そして後半からはもう流れ作業ですね。
デュラントは引き続き得点をあげ続け、派手なプレーも飛び出し始めました。
第4クォーターにはデイビス、ハーデンも得点をあげチーム全員得点を記録した程でしたよ。
ま、最後は選手同士が気を使いすぎてシュートではなくパスに専念していたこともあり、ペース的にはいってもおかしくない100点オーバーにはならなかったのです。
○アメリカ98-78フランス●
まあ勝ったには勝ったでいいのですが、問題は山積みですね。
前半特に目立ったのがバックコート陣のファールトラブルでCP3、ウェストブルック、コービーがそれぞれファールの為ベンチに下がらざるを得ない状況が訪れてしまったのです。
仕方なく第2クォーターにも関わらずハーデンがコートに立つほどのピンチだったと思って下さい。
後は、いまだ国際ルールに慣れていない部分です。
シュートをきめたあとにそのボールをキャッチしてしまう、フリースローの際リバウンダーが我慢しきれずラインを越えてしまうなど、細かいですが目に付きました。
この試合はぶっちゃけた話、能力で勝ってしまったが故にそういった部分が隠されてしまっています。
今後必然的に強豪国と試合することになるのですから、改善というより早くルールに慣れることが重要だと感じました。
主な個人成績
ケビン・デュラント
28分の出場で22得点9リバウンド2スティール2ブロックを記録。
安定のシュート力でチームトップの得点を記録。
他の選手がミスやファールで苦しんでいる中、ターンオーバー0と1人淡々とプレーしていたように思います。
また、リバウンド、スティール、ブロックから分かるようにディフェンス面での貢献もきちんとしていました。
上記の中には会場が沸くプレーもあり、文句無しの活躍だったと思いますね。
お見事でした。
レブロン・ジェームズ
24分の出場で9得点5リバウンド8アシスト2スティールを記録。
この試合は主にパサーとなって試合を動かしていましたね。
得点が少なくなってしまっていますが、まあアシスト数を考えれば充分すぎるものだと考えられますし、その中でも魅せるプレーもきちんと残してくれました。
初戦からかなりオールラウンドな活躍でしたね。
ケビン・ラブ
14分の出場で14得点3リバウンドを記録。
持ち前のリバウンドとゴール下でのフィニッシュ力を活かして、アンダーサイズなインサイドに厚みを与えていましたね。
親善試合では中々来なかった3Pもこの試合では沈めており、ベンチからではありますが重要な仕事をこなしていたと思います。
しかし、ファールに悩まされる面もあり、上述の通り早くルールに慣れる必要がありそうです。
コービー・ブライアント
12分の出場で10得点を記録。
たった10分ちょっとの出場で10得点をあげているように、得点の内容が3Pとフリースローだけとなっています。
それにしてもさすがの身のこなしから、さまざまな得点バリエーションを魅せてくれたと思いますね。
バトゥームにぴったりマークされた状態から3Pを沈め、ある時はポストアップから体を上手く使いファールを引き出していました。
まあ、出場時間が短かったのにはファールがかさんだなんて理由もあるのですが、ベテランの味を存分に出していたと思います。
カーメロ・アンソニー
16分の出場で9得点9リバウンドを記録。
チャンドラーに代わり出場する為、"ほぼ"Cのようなプレーが多くありました。
そういった面ではやはりビッグマンをも跳ね返す強さをゴール下で発揮し、オフェンスリバウンドも多く奪っていました。
一方得意なはずのミドルジャンパーが1本しか沈められず、ちょっとした不振に陥っていた面もありましたね。
その他
ウェストブルック・・・得意なジャンパーを2本沈めるも、PGとしてプレーした時間帯ではターンオーバーからゴールテンディングをしてしまうなど、やや暴走気味ではありましたね。
ハーデン・・・デュラントがディフェンスをひきつけて彼にパスを捌いていたのですが、それを得点に繋げることができませんでした。しかし、第4クォーターにはこの試合1とも言える豪快なワンハンドダンクをきめているので、よしとしますか。
チャンドラー・・・10分と相変わらずの出場時間ですが、アリウープダンクにリバウンドにと仕事はやっていますよ。意外にもアシストを3回も記録しています。
CP3・・・ディフェンスとパスに専念していたのがよく分かりました。自身でシュートに行ける場面でもパスしていましたからね。
デロン・・・ドライブしていきパスしきれずトラベリングになってしまうという場面が多く観られたと思います。アシスト6回ですが、ターンオーバーもチームトップの3回ですからね。
デイビス・・・第4クォーターに登場した後、明らかに先輩達から立ててもらっていましたね。その期待に応え1本しっかりアリウープダンクを沈めたので、彼としても先輩達にしても満足できたでしょう。
イグドラ・・・フリースローによる1得点だけとやや精彩を欠きました。また、つき出しのドリブルでトラベリングを吹かれてしまうなど、良いところが無かったですね。
何はともあれ、とりあえずまずは1勝です。
僕としてはデュラント及びサンダーの選手の活躍を大いに期待していますよ。
次はチュニジア代表と対戦します。
その他の試合結果
グループA
○ナイジェリア60-56チュニジア●
○アルゼンチン102-79リトアニア●
グループB
○ブラジル75-71オーストラリア●
○スペイン97-81中国●
○ロシア95-75イギリス●
同じく国際試合に慣れていないと感じました。ファウルやターンオーバーを吹かれると殆どの選手が驚いていましたね(デュラントを除く)デロンに至っては審判に抗議をしている所をチャンドラーとウエストブルックに宥められてましたからね。早急に対応していかなければいけないですね。
このブログを読ませて頂いてから自分もサンダーの選手を注目するようになりました、笑
デュラントは相変わらずの正確なシュートで貢献してましたね!
ウエストブルックは世界選手権と同じ髪型にしていましたね!暴走してはいましたが、所々いつも行く所を気を遣ってパスしていた所を見てなんだか違和感を感じました、笑 ゴールテンディングしてましたが、あれはワザとですよね?
そしてハーデンのダンクはスカッとしました。スローモーションで見ても素晴らしいの一言です。
次も楽しみだな~
まあやはり若手主軸な代表の中に置いて1人ベテランという点、NBAで数々の偉業を成し遂げている点など紹介されて当然みたいな部分はあるので、納得です。
サンダーファンの僕としてはレブロンが映ってデュラントが映らないとはどういうことだ、と思ってしまうので開会式は観なくて正解だったのかも知れませんね(笑)
コールについては、普段のNBAという環境下では絶対に吹かれないものだったのでしょう。
まあデロンはそれを抜いても普段はしないようなミスがあったので、少しフラストレーションの溜まっていたことも関係しているでしょうね。
このブログでサンダーの選手に注目して頂けるなんて嬉しい限りです。
デュラント、そしてレブロンくらいまでは特に笛に左右されることなく通常営業でしたね。
ウェストブルックの髪型は本人なりにジンクスを作ろうとしているのだと思いますよ。
暴走はいただけませんが、それでも空気を読み貢献はきちんとしているので良かったとは思っています。テンディングはやはりわざとでしたか(汗)
ま、僕の中では少ない出場時間ながらあのダンクで全てを持っていったハーデンがこの試合のMVPだと思っていますよ(笑)
次のチュニジア戦も楽しみですね~♪