NBA Thunder Dancer

オクラホマシティ・サンダーを応援していくNBAブログです。

10-11 vs ナゲッツ

2011年01月20日 | Thunder 2010-11シーズン
今回の相手はクリスマスのリベンジに燃えるナゲッツとアウェーで対戦です。

ちなみに現在ブルックスHCの通算成績は99勝94敗ということで、要は100勝の大台にリーチをかけている状態なんですね。

現在ウェストの上位(スパーズ以外)は混戦状態、このようなことを含めても勝っておきたい試合です。


スタート

PG ウェストブルック
SG セフォローシャ
SF デュラント
PF グリーン
C クリスティッチ


サンダーの出だしはセフォローシャの3Pというとても珍しい立ち上がりになりました(もちろん外れましたが)

その後得点を重ねていったのもセフォローシャ、クリスティッチ、グリーンといつもと違うメンバーたち。

これが何を意味するのかというと、お察しの通りデュラントが徹底的にマークされていたんですね、それもナゲッツがチームとして。

なんとデュラントはオフェンスならまだしもディフェンスの時でさえもボールに触ることができていなかったんです。

当然シュートをうてず、初めてボールに触ったのが開始から3分間後でした。まあ触っただけでシュートはうっていなんですが・・・

そしてようやく初のFGをきめたのは残り6分にさしかかるくらい、結局現在第1クォーターの平均得点がリーグで1番高いデュラントが6得点に抑えられてしまいました。

一方ディフェンスの方はと言いますと、前回露呈してしまったゴール下の弱さをまたしてもつかれ、ネネに好き放題プレーさせてしまいました。

見事にナゲッツの罠にはまってしまったサンダーは、他の選手の踏ん張りでなんとか第1クォーターを24-27と食らいつき終了します。


第2クォーターに入り、お互いのセカンドユニットで戦う時間になりましたが、こういった状況でベンチメンバーがいかに優れているかが分かるものですよね。

サンダーはメイナーコントロールのもと見事な連携で得点を挙げていき、逆転にまで成功してしまします。

結果論ですが、この試合はスタートのメンバーよりベンチメンバーの方が良い活躍をしていたと思います。

その後スタートがコートに戻ったのですが、ゴール下を攻めづらいようにするためグリーンをSGにし、その変わりスピードにはついて行けないのでゾーンディフェンスをしていました。

しかし、これが全く機能せずナゲッツ(特にメロ)にポンポンシュートをきめられてしまいました。

最後の7得点全てをメロに得点されてしまい、前半を55-55の同点で終了。


そして第3クォーター事件は起きました、とはいっても試合の中ではなく見る側になんですけどね(汗

僕はリーグパスで観戦しているんですが、残り10分12秒の時点でいきなり
「We are experiencing technical difficulties. Thank you for your patience wihle the issue is resolved.」
と表示され観戦できなくなってしまったんですね(汗

リーグパス側に何らかの問題が発生したのでしょう。

その後再開したのが残り1分20秒で得点が59-59から84-81(サンダーリード)に変わっていました。

この間は全く見れなかったのでBoxScoreからの感想で書きますと、サンダーはウェストブルックが好調だったみたいでこのクォーターだけで8得点しています。

デュラントは相変わらずシュートが入らなかったみたいで主にフリースローで得点をあげています。

相手はというとこのクォーターだけメロが16得点していました!!

見ていないだけに何が起きたか気になりますが、おそらく前半に引き続きサンダーが守れなかったのでしょう。


ということで最終クォーターへ。

開始時はリードしていたサンダーですが、相手の伏兵ローソンの活躍ですぐさま逆転を許してしまいます。

そしてここでウェストブルックの悪い癖が出てしまいました。

彼は相手のPGが活躍するとすぐにやり返したくなるようで、ローソンにきめられた直後から1人でシュートまで行ってしまうようになってしまいました。

相手は良くボールが回って最終的にローソンという形でしたが、サンダーはウェストブルックが1人で突っ込んでいく悪い流れ。

フリースローを獲得したり、最初はうまくいっていましたがずっと続くわけもなく、ほどなくしてこれがターンオーバーに変わっていきます。

同様にデュラントも終始厳しいマークを受けていたため、ボールをもらったらすぐにシュートにいってしまっていました(この時点で18得点)。

結局ボールを持っているのはウェストブルックかデュラントだけという最悪の流れで、コリソン、イバカが必死に取ってくれたオフェンスリバウンドさえも同じように潰してしまいました。

最後までこの悪い流れは続きこのまま試合終了、最終クォーターの得点は21-27と当然ながらサンダーが負けています。

最終スコア 107-112




やはり若いせいかチーム力という面にむらがありますね、良く機能する時は手をつけられないくらいなんですが、この試合のような全く機能しない時も少なからずあるようです。

そういったことに関してはナゲッツが成熟していて良いチーム力を持っていますね。安定していると言いますか。

リバウンドはオフェンス、ディフェンスともに相手を上回っていますが、上記の通りセカンドチャンスをものできなかったことが多かったです。

そして分かってはいましたがメロにやられすぎました、この2つが主な敗因でしょう。

デュラントを抑えきったナゲッツの完勝だと思います。







では個人成績です。


ラッセル・ウェストブルック


35分の出場で28得点10アシスト2スティールを記録。

先週の週間MVPに選ばれた彼はこの試合色んな意味で重要なプレーをした選手だったでしょう。

負けはしましたが、前半リードできていたのは彼のおかげですし、逆に後半負けに導いてしまったのも彼のせいです。

前半は調子良くても後半空回りしてしまうのは彼の特徴ですから、思いきってメイナーを使ってみるのも手だと思うんですけどね~

仮にもPGというコート上のHCの役割をしているわけですから、最低限周りの選手達はコントロールしてもらいたいものです。










ケビン・デュラント


40分の出場で22得点2スティール2ブロックを記録。

終始相手のディフェンスに苦しめられましたね。

良くとらえれば相手にマークされるだけの選手になれた、悪くとらえればどんなにマークされようと得点してくるがエースといったところでしょうか。

一応シュートをうたせてもらえない分きちんとフリースロー(10/10)で得点を稼いでいますが、やはり彼にしてはこの点数はもの足りないですね。

注目されたメロ対デュラントですが軍配はメロのようです。












サージ・イバカ


28分の出場で16得点9リバウンドを記録。

この試合コリソンとともにホント良く頑張っていたと思います。

特にリバウンドですね、オフェンスリバウンド5本ですしルーズボールは追いますし。

苦手意識のあるファールをこの試合は2回の抑えてこの活躍したのですが、作り出したチャンスをうまく使ってもらえず、彼がかわいそうです。

オフェンスもFG7/10と頑張ったんですけどね・・・







ジェフ・グリーン


31分の出場で11得点5リバウンドを記録。

だんだんと外角のシュートタッチを取り戻しているようですね。

見ていない時間帯でしたが3Pも1本きめていますし、ターンアラウンドからのバンクシュートは技ありでした。

問題はファールの多さでしょう、ネネをマークするのは厳しいと思いますが、PFとして起用されている限りこの課題を克服しないことにはさらなる躍進は望めません。

彼みたいなオールラウンダーが終盤いないのはきついですからね。








ネイナド・クリスティッチ

18分の出場で8得点を記録。

普通に良い活躍をしていました。

ディフェンスではネネに全く歯が立ちませんでしたが、オフェンスではミドルではなくポストプレーを多用し、自ら得点につなげるシーンもありました。

イバカ等同様、セカンドチャンスを作るのにも貢献していました。







エリック・メイナー

12分の出場で7得点4アシストを記録。

成績を見てもらえば分かる通り、非常に効率の良い活躍でした。

今回の試合はセカンドユニットの方が良かったと書きましたが、それもこれもメイナーがいたからです。

ウェストブルックと違ってゴールに突っ込んで行くことはせずに、なるべくボールを回すようにし、一瞬の隙をついてアシストをきめます。

また、24秒ぎりぎりになれば自らドライブしていきスクープショットやバスケットカウントで得点してきましたし、ノーマークの3Pも確実にきめます。

この2年目とは思えない落ち着きっぷりはもはやリーグでもベテランの域に達していると思います。

この試合に関してはウェストブルックと同様、もしくは高く評価できるかもしれません。







ニック・コリソン

29分の出場で6得点9リバウンドを記録。

彼もまたリバウンドで貢献してくれた1人であり、またディフェンスでも良い仕事をしてくれました。

ここ最近はテイクチャージが見られませんでしたが、この試合で久しぶりに見せてくれましたね、餌食になったのはハリントンでした。

この試合もゴール下のシュートを冷静に判断し確実にきめ、外れたシュートのフォローに全力を注いでいたと思います。

サンダーの魂いまだ健在といったところでしょう。







タボ・セフォローシャ


27分の出場で5得点8リバウンドを記録。

この試合は3Pをきめるなどオフェンスでも積極的な面を見せましたが、ディフェンスでは期待通りの活躍はできなかったと思います。

確かにライン際のボールの扱いやドライブしてくる相手に対して正面に入る技術はさすがですが、結果としてメロを抑えていません。

唯一抑えたのはスミス(1/6)でしょうかね~









ジェームズ・ハーデン

17分の出場で4得点6リバウンドを記録。

この試合も3Pのスランプから脱出できず、外した3本は全て3Pでした。

それでもゴールに切れ込んでファールをもらいフリースローで得点をあげようと試みましたが、こちらもうった2本全て外してしまい、結局チーム最下位の得点になってしまいました。

シーズン序盤にもありましたが、ここにきてまたスランプに陥ってますね。








ということでまさかの同地区のライバルに負けてしまい、2連敗とともにブルックスHCの100勝はお預けとなりました。

しかしまだまだ、気が抜けない試合が続きます。

次はホームながらアマレが大暴れしているニックスと対戦です。

果たして連敗を脱出できるのか、ブルックスHCは100勝できるのか、注目です。


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