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Iron man~NBA歴代の鉄人達~

2013年02月02日 | その他
"Iroman"それはNBAに限らず、各スポーツにおいて怪我に滅法強く、そして怪我をしても試合に出場し続ける、そういった選手のことを指します。
和訳で言うところの「鉄人」に近いものでしょうか。
今回はそんな中でタイトル通りNBAの歴代鉄人達、即ち「連続試合出場数」トップ15を紹介します。
これはレギュラーシーズンに限ったことなので、例えばプレーオフやオリンピック、サマーリーグやプレシーズンは含まないので要注意。
※ちなみにランキングに登場する選手のほとんどを僕は知らないので、メモ程度の本当に紹介だけです。

15位 テイショーン・プリンス 497試合
現役の選手。
細い見た目とは裏腹に、全く怪我しない鉄人でした。
現在は記録が途絶えています。

14位 ブルース・ボウエン 500試合
2000年代の強豪スパーズをディフェンスで支えた選手。
記録が途絶えたきっかけは怪我ではなく、なんとNBAからの出場停止処分でした。

12位タイ シャンドン・アンダーソン 543試合
90年代から00年代にかけてNBAに所属していた選手。
決して派手な選手ではなかったものの、地味に陰から支える縁の下の力持ち的存在でした。

12位タイ カール・マローン 543試合
90年代のジャズを支えた選手。
"メールマン"の異名を持ち、ストックトンと共に一世を風靡。
キャリアでの欠場は僅か10試合。

11位 ジェームズ・ドナルドソン 586試合
80年代主にソニックス(現サンダー)のCとして活躍。
トレードの影響で1シーズン83試合に出場したこともあります。

9位タイ ジャック・トゥイマン 609試合
50年代から60年代、まだレギュラーシーズンが72試合だった頃にうち立てた記録。
ポジションはSF。

9位タイ ジョン・ストックトン 609試合
上述のマローンと共に90年代ジャズの主力。
609試合連続出場が途切れた後にも442試合に連続出場。

8位 アンドレ・ミラー 632試合
現役の選手。
いかにも怪我をしなさそうなプレースタイルのPG。
ただ、現在は記録が途絶えています。

7位 マイケル・ケイジ 662試合
80年代から90年代にかけてNBAに所属したCの選手。
リバウンド王の経験も。

6位 ハリー・ギャラティン 682試合
50年代にプレーした選手。
キャリアで1度も欠場をしたことがありません。
身長198cmながらポジションはC。

5位 ビル・レインビア 685試合
80年代「バッド・ボーイズ」と呼ばれたピストンズの一員。
ポジションはCで、オールスターに4度選出されています。

4位 ドルフ・シェイズ 706試合
50年代に活躍したCの選手。
実に12度のオールスターに選出され、殿堂入りも果たしています。

3位 ジョニー・"レッド"・カー 834試合
50年代から60年代にNBAでプレーしたPF。
11年間所属していた76ersでは1度も欠場しませんでした。

2位 ランディ・スミス 906試合
80年代から90年代にかけて4チームでプレーしたPG。
唯一出場したオールスターでMVPを獲得。

1位 AC・グリーン 1192試合
主に90年代レイカーズでリバウンダーとして活躍したPF。
怪我をしないのではなく、むしろ怪我をしても出場し続けるというまさに鉄人の鑑。
2位に200試合以上の差をつけ、前人未到の記録を達成しました。


ぱっと見GよりもCの方が多く感じるのは、やはり体の大きい方が有利だということなのでしょうか。
そういった意味ではストックトン、ミラー、スミスの凄さは余計際立ちます。
とは言っても、例えばグリーンの記録なんて最低でも14シーズンはかかる大記録ですから、この選手達がどれだけ凄いかが分かるでしょう。
また、今回はNBA縛りでしたがABA時代を含めると、ロン・ブーンなる選手の1041試合連続出場という記録も存在します。

ちなみに現役の選手達が持っている主な記録はこちら。
デレック・フィッシャー 434試合
レイ・アレン 400試合
ジョー・ジョンソン 376試合
ドワイト・ハワード 352試合
エメカ・オカフォー 306試合
グレッグ・オデン 44試合

そして、現在も連続出場を続けている、いわば現状1位の選手が
ラッセル・ウェストブルック
2013年2月1日現在358試合連続出場中。
実はここが、今回のことを調べたきっかけだったりします。

最後、仮にウェスブルックがここからも連続記録を伸ばしていきグリーンの記録を抜く場合、あと10シーズンかかる計算になります(笑)
改めて上記の選手達がいかに凄いかが分かると思います。


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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (すーさん)
2013-02-02 14:50:04
すぐに煮崩れるおでんさんが入ってるのがミソ。
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Unknown (Unknown)
2013-02-02 16:54:02
ブログ主様、オデンにいやんが間違えて入ってますよー(白目)( □_□)

たしかアンドレミラーにいやんも、ケガじゃなくてフレグラントかなんかで出場停止でしたよね?(´・ω・`)連続が途切れちゃうのでPORの若手達がツイッターでそりゃないよーて、抗議してた記憶があります(笑)
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Unknown (ていくちゃーじ)
2013-02-02 16:54:31
NBAちゃんぷるさんのブログが終わってしまったので、こういう記事もあると嬉しくなります!ありがとうございます!
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すーさんさん (kdu)
2013-02-02 22:42:30
誰が上手いことを言えと。
ただ、オデンへの食いつきナイスです!!
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Unknownさん (kdu)
2013-02-02 22:48:55
オデンさんは、ついうっかりして入れてしまいました。
なんという強運の持ち主なのか←

ミラーですが、調べた結果仰る通りグリフィンと揉み合って出場停止になっていました。
ブレイザーズの若手達の気持も良く分かりますよね、勿体ないのなんの。
しかしこういった点を考慮すると、記録を持っている選手達は怪我への耐性+冷静さも持っていたと思われますね。
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ていくちゃーじさん (kdu)
2013-02-02 22:52:53
ありがとうございます。
ただ、NBAちゃんぷる~さんだったらこんな内容の薄いものより、もっとたくさんの情報が載っていたに違いありません。
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Unknown (てふてふ)
2013-02-02 23:02:17
89年の優勝はDETだったような…
ACグリーンはPFでしたね。記録としては連続出場試合とともに、男の子の大切なものを守り通した記録もお持ちで、引退後に結婚して現在3人はお子さんがいらっしゃったと思います。
ブルックスは非難も依然ありますが、経営側にしたら本当に価値のある選手。プレーの自己主張の裏付けというか責任感が、お利口顔して平気で休む選手よりよっぽど強く持っているプロフェッショナルな選手ですね。
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Unknown (tk)
2013-02-03 01:53:24
多少追記を加えるとマローンの出場記録が途絶えたのはケガという理由ではなく、ただ単にSuspendedになっただけであり運が無かったというのもあります。

そして1位のグリーンですがキャリア最後のシーズンも連続出場していましたが、本人曰くチームに必要とされないのであればただ出場して記録を伸ばしても意味が無いという理由からどことも契約せず~その流れで引退していったはずです。

1つ前でてふてふさんが書いている通りケイジは優勝していませんねwただリバウンド王になったとおり非常にタフで良い選手でした。
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てふてふさん (kdu)
2013-02-03 09:27:05
89年の優勝はピストンズでしたね、グリーンのポジションもPFだし(汗)
ご指摘感謝します。

あとてふてふさん仰るグリーンのもう1つの記録は、どうやら宗教上関係だったらしいですね。
現在は幸せな家庭を持っているように、決してモテなかったとかそういう理由ではないと、参考記事に書いてありました。

ウェストブルックの根底には普通の選手よりも熱い「闘志」があるんで。
それ故たまには自己主張が激しくなってしまうこともあるのですけど、それはあくまで勝利の為。
仰る通りすぐに試合を休む選手よりかはよっぽどプロです。
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tkさん (kdu)
2013-02-03 09:33:30
Suspendedって、ボウエンやミラーよりも運がないというか、勿体なく感じてしまいます。
これは本人が記録よりも勝利を優先した結果なんでしょうかね。

あと、グリーンですが、引退で自ら記録を途絶えさせたのも参考記事に書いてありました。
なんと言うか本人にとっては出場することが当然だったのか、マンネリ化していたのか、そこにはある意味プロ意識を見出せますね。
まあ、僕にはマローン同様勿体ないと感じてしまいますが。

ケイジの優勝、修正しておきました。
こういったご指摘をして頂けると、自らの知識がないだけなのですが、本当に助かります。
よっさすがNBAちゃんぷる~の管理人!!
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