各賞発表(MVP)

とうとう決まりました。

～MVP～

レブロン・ジェームズ(ヒート)

2011-12シーズンのMVPがレブロン・ジェームズに決まってしまいました。
シーズン中はデュラント一択という流れだったのですが、シーズンが終盤に近付くにつれその流れは一変。そしてシーズンが終わりここまでの間はどこのサイトでも「デュラントも頑張ったがレブロンがMVPだろ」という意見が大半だったのです。そんでもっていざ発表されると見事なまでにレブロンがシーズンMVPに輝いていたわけですよ。

一応紹介程度ですが、レブロンのMVP獲得を補足しておきますと、まずレブロンはこれで3度目のMVP獲得となります。ヒート移籍後では初ですね。
また歴代で3度以上MVPを獲得した選手には
カリーム・アブドゥル=ジャバー
マイケル・ジョーダン
ビル・ラッセル
ウィルト・チェンバレン
ラリー・バード
マジック・ジョンソン
モーゼス・マローン
とそうそうたるメンバーが名を連ねています。で、今回レブロンは彼らと肩を並べたわけなんですね。
しかし、サンダーファンの僕から言わせれば「もうレブロンはいいでしょう」ということなんです。これはレブロンの凄さは認めた上でですよ。要はデュラントに獲得して欲しかったんです(汗)


ではここからなぜデュラントがMVP獲得とならなかったのかを軽く検証していきましょうか。とはいったものの僕が考えていることはただ一つで、単純にウェストで1位になれなかったからだと思うのです。
最初にも書きましたがシーズン中盤くらいまではデュラントがMVPの流れだったんです。ではこの頃の時期とシーズン終盤での違いと言ったら、ウェスト内での順位以外考え付かないのですね。御察しの通りサンダーはシーズン終盤でスパーズに抜かれウェスト2位に転落してしまっています。これはつまり、イーストで2位だったレブロンの所属しているヒートとの唯一の差がなくなってしまったことを意味していたのでした。
かろうじてチーム成績でサンダーが47勝、ヒートが46勝としていて、個人成績でもデュラントが得点、リバウンドで僅かに上回っています。しかし、レブロンのチームメイトにはウェイド＆ボッシュがいるんですよ。方やサンダーはウェストブルック、そして強いてあげるならばベンチスタートのハーデンです。他の条件が同じ場合、チーム内での立場を考えれば、圧倒的にレブロンなわけなんですよ。
なので結論を言えば、デュラントがMVP獲得とならなかったのはウェスト1位ではなかったから、と言えるんですね。
やはり納得いった上でも萎えてしまいます(泣)
こうなったらプレーオフでレブロンより上、いやレブロンより先に優勝するしかないですね！！

以下が票の内わけとなっています。

1位1074ポイント レブロン・ジェームズ(ヒート)
2位889ポイント ケビン・デュラント(サンダー)
3位385ポイント クリス・ポール(クリッパーズ)
4位352ポイント コービー・ブライアント(レイカーズ)
5位331ポイント トニー・パーカー(スパーズ)
6位58ポイント ケビン・ラブ(ウルブズ)
7位13ポイント ドワイト・ハワード(マジック)
8位12ポイント レイジョン・ロンド(セルティックス)
9位7ポイント スティーブ・ナッシュ(サンズ)
10位6ポイント ドゥウェイン・ウェイド(ヒート)
11位5ポイント デリック・ローズ(ブルズ)
12位4ポイント ラッセル・ウェストブルック、ダーク・ノビツキー(マブス)
14位3ポイント ティム・ダンカン(スパーズ)
15位1ポイント ジョー・ジョンソン(ホークス)