NBA Thunder Dancer

オクラホマシティ・サンダーを応援していくNBAブログです。

12-13 vs レイカーズ4

2013年03月06日 | Thunder 2012-13シーズン
前回はアウェーながら苦戦の末勝利を手にしたサンダー。
今回はホームに戻り、同じロサンゼルスのチームレイカーズと対戦します。
レイカーズは今シーズン怪我に悩まされ、実際この試合もガソル、ヒルが欠場したのですが、ここ14試合で10勝とプレーオフ争いに待ったかけている上調子なチーム。
実はサンダーは前の試合で負けてしまっている為リベンジ、そして仮にプレーオフにレイカーズが進出してきたときのことを考えここは叩いておきたい試合なのです。
ちなみに節目となる60試合目のゲームでもあります。

PG ウェストブルック
SG セフォローシャ
SF デュラント
PF イバカ
C パーキンス

この試合、サンダーはスタートダッシュに成功します。
イバカのランニングフックがきまるとウェストブルックのバンクショット、デュラントのフリースロー、そしてセフォローシャがコービーからスティールを奪いレイアップ、これでいきなり9-1のリード。
しかもこの場面でセフォローシャと接触したコービーが肘を痛め一度ロッカーに下がってしまったのです。
完全に流れの来ているサンダーは、マーティンの3Pにウェストブルックのバスケットカウントと更に得点を重ねスコアは33-19にまで広がります。
クォーター終盤やや追いつかれてしまうものの、37得点という充分すぎるスコアリングをサンダーは見せました。
スコア 37-28。

第2クォーター、サンダーは新セカンドユニットとしてジャクソン、フィッシャー、マーティン、ブリュワー、コリソンというメンバーを起用。
4ガードという思い切ったメンバーですが意外にも上手く機能し、最初からコリソンのジャンパー、ジャクソンのレイアップ、マーティンの3P、そして加入後初のFG成功となったフィッシャーの3Pもヒットし点差を15点にまで広げたのでした。
その後鬼神コービーによって一時8点差にまで詰められてしまうのですが、クォーター終盤デュラントの3Pがきまり、更にサビートがハワードからオフェンスファールを引き出し再度サンダーボールとなると、またしてもデュラントがジャンパーを沈め、前半終了。
スコアにして71-55とサンダーは今シーズン前半での最多得点を記録したのでした。

第3クォーター、勢いそのままにサンダーは早速得点します。
しかし、レイカーズにも気持ち良く得点を許してしまい、13点差となった場面で早めのタイムアウト。
これで流れを変えたいところだったのですが、結果的にレイカーズの勢いが増してしまったのです。
その後コービーが意地の3Pバスケットカウントを沈め、ナッシュにも3Pがヒットし点差は6点にまで縮観ます。
サンダーも負けじとウェストブルックのバスケットカウント、セフォローシャの3P等で対抗しますが、結局97-89と点差を1桁に詰められクォーター終了。

第4クォーター、サンダーのメンバーはジャクソン、フィッシャー、マーティン、デュラント、イバカと相変わらずのスモールラインナップ。
第3クォーター終了間際の流れでこのままずるずるいってしまいそうな場面だったのですが、サンダーはジャクソン、フィッシャーの得点で粘ります。
その後もフィッシャーに本日2本目の3Pがヒットするとジャクソンはレイカーズのインサイドに切れ込んで連続得点。
点差を詰められないようにしていたのです。
しかし、レイカーズも世界平和が相変わらずのKY3Pで得点すると尚も追いすがりナッシュの3Pがきまり5点差にまで迫ります。
この時点で残り時間は6分14秒、ここでサンダーはウェストブルックをコートに戻しました。
ウェストブルックは早速レイカーズのインサイドにドライブしていきフリースローを獲得。
すると、流れは一変完全にサンダーペースになったのです。
その後イバカの3Pがきまり9点差、デュラントのフリースローで2桁11点差、イバカがオフェンスリバウンドから押し込んで13点差、そしてとどめにウェストブルックがスティールから両手ダンクをきめると点差15点にまで広がったのでした。
なんとラスト6分で10-0のランに成功。
この時点でレイカーズ、サンダーはそれぞれ主力をベンチにさげガベージタイムに突入。
実質サンダーの勝利となったのでした。

○サンダー122-105レイカーズ●
ハイライト

60試合という節目のゲームでリベンジ成功。
特筆すべきはこの試合、サンダーはたったの2回しかターンオーバーを犯さなかった部分。
決してターンオーバーが少ないチームではなく今シーズン平均ここまで15.7回とむしろ多い部類に属しているほどでした。
この記録は06年とバックスと09年のキャブスと並んで歴代トップだそうです。
まあ、それにしては16回もターンオーバーをしているレイカーズにだいぶ苦戦していましたがね(汗)
とりあえず記録だけにならずしっかり勝利できたことを喜びたいと思います。
では個人成績。

ラッセル・ウェストブルック

35分の出場で37得点10リバウンド5アシスト2スティールを記録。
やはり相手がレイカーズ、ナッシュとなるとただでさえ積極的なプレースタイルなのに更に積極的になってします。
なんとこの試合サンダーのシュートの3割にあたる29本ものシュートを放っているのです。
結果内15本を沈めて見事勝利に貢献したわけですが、暴走と紙一重ともとれる内容でした。
とりあえずオフェンスリバウンド4本からも分かる通りとにかくインサイドでのプレーが多く"ハワードなんてその"というプレースタイルでした。
良い意味で全くPGらしいものではなかったのです。
今回の試合2回のターンオーバーの内1回は彼のトラベリングとなっています。
オフェンスリバウンドからのバスケットカウントCoast to Coastパワーレイアップ



ケビン・デュラント

40分の出場で26得点9リバウンド5アシスト3スティール3ブロックを記録。
結果的にスタッツはオールラウンドで素晴らしい感じになっていますが、FG9-22とややまだシュートが不調にみえます。
前半だけで20得点をしていただけに、後半での大ブレーキがかなり目立ってしまっていたように感じます。
この不調が後半戦の接戦を作ってしまったのではないでしょうか。
第2クォーターにベンチからテクニカルをコールされてしまい、コービーと並び現時点で最多となる13回目となってしまいました。
ペナルティまであと2回。



サージ・イバカ

28分の出場で18得点6リバウンド2ブロックを記録。
試合前、前回のクリッパーズ戦でグリフィンへのパンチの罰金として2万5000ドルの支払がリーグから発表されています。
そんなモチベーションの中ファールに苦しめられながらも得意分野で活躍をみせます。
得点面ではオフェンスリバウンドからセカンドチャンスを作り、時には3Pを沈める幅広いオフェンスを披露。
FGは6-8と高確率を記録しています。
ブロック祭



デレック・フィッシャー

18分の出場で10得点2スティールを記録。
サンダーに加入して3試合目、前のクリッパーズ相手では出場さえもなかったのですが、今回古巣を相手にしてようやく初得点に成功しています。
起用されている時、どこのポジションで出場しているのかがさっぱり分からないのですが、一方で接戦で得点し勝負強さをアピール、期待に見事応えてみせました。
ここにきて背番号6番の意味はメイナーへのあてつけではなく、6回目の優勝を目指すという意味だと気づきました(汗)



レジー・ジャクソン

13分の出場で10得点2アシストを記録。
短い出場時間でしたが、周囲の期待以上の活躍をみせています。
この試合はウェストブルックが好調すぎた為印象としては薄いですが、ウェストブルック同様レイカーズのインサイドへ積極的にドライブしていき華麗な技で得点しました。
ある場面ではドライブからダンクを沈めていますからね。

その他
マーティン・・・3P3-11、シュートの姿勢は認めますが、もう少し高確率でお願いします。
コリソン・・・味方のパスに合わせて6得点を記録。
セフォローシャ・・・コービーはやはり彼でも抑えられないですね(汗)
パーキンス・・・20分で4回とイバカ同様ファールに苦しめられています。
サビート・・・パーキンス、イバカ、コリソン揃ってファールトラブルとなってしまった為短時間ながら急遽出場。
ブリュワー・・・ローテーション入りするも目立った活躍はなし。もう1人のターンオーバーをしてしまった選手。
リギンス・・・ガベージタイムに出場。
PJ3・・・同じくガベージタイムに出場。シュートを1本外しています。

ということで、2連勝。
ただし強豪との試合は続きます。
次はアウェーでニックスと対戦します。


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6 コメント

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Unknown (かみなり)
2013-03-06 16:52:54
試合見ました。私は、楽勝に感じました(笑)
前回もコメントしましたが、ウェスタンでは、もはや、敵なしに感じます。

デュラントが不調の時こそ、ラッセルが今日のように奮起しなければならないと思ってます。私は、ラッセルはジョーダンやコービー並にボールを保持し、シュートをうちまくればいいと思います。そうやって彼が引っ張っていくのが、今のサンダーオフェンスの最善のあり方なのかなと。
今後ますます、デュラントはオールラウンダーとしての才能を発揮し、ゲームメイクにも注力するでしょうし、彼にはクラッチタイムのここ1番という時に活躍してくれれば言うことはありません。
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Unknown (Palouse)
2013-03-06 22:53:00
ブログ、かっこ良くなりましたね。これぞサンダーファンのブログという感じですね。
さて試合の方ですが、贅沢かもしれませんが、前半の勢いから考えてもう少し楽に勝ってほしかったです。レイカーズに楽に3Pを打たれているように思えます。4Qのフィッシャーとジャクソンのがんばりがなかったらやばかったかも。
オフェンスリバウンドを4本も取るウェストブルック。この調子でもうがんがんいって欲しいですね。
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Unknown (こじこじ)
2013-03-08 11:59:13
ウエストブルック最高ですね!!!エースとして頑張ってほしい!
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かみなりさん (kdu)
2013-03-09 00:46:49
最終的には15点差を離していますが、途中5点差まで詰められてしまいさすがに個人的にはヒヤヒヤしてしまいました。
これでスパーズあたりに勝てると一回り成長を感じられるのですが、そこは謙虚に見ておきたいと思います。

確かにウェストブルックはポジションこそPGですが、シュートをたくさんうってなんぼのプレースタイルですからね。
仰る通りデュラントは当然集中マークにあうわけですし。
いかんせんプレースタイル上仕方なのかもしれませんが、ターンオーバーを少なくしてもらえると助かりますね。
そしてデュラントには得点以外での貢献と、クラッチ所での一発に期待しましょう。
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Palouseさん (kdu)
2013-03-09 00:51:39
スマホにも対応ということで、テンプレートを変更してみたのですが、そう言ってもらえるとありがたいです。

試合の方は確かにもっと楽に勝てた内容でしたね。
コービーが止められないのは致し方ないとして、「それでも」という部分が時たま観られたように思えます。
第4クォーターはフィッシャーとジャクソン様々でしたね。
ウェストブルックはフィッシャー加入で余計PGらしくなくなってしまいましたが、その分思い切りの良いプレーに期待したいと思います。
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こじこじさん (kdu)
2013-03-09 00:53:02
ウェストブルックは凄かったですね♪
ここのところシュートが不振のデュラントに代わって新たなエースになるかもですよ~
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