早朝 朝焼け 天使の梯子 薄明光線
出勤途中の道すがら ふり向いたその向こう
空から 梯子が架かっておりました。

みんなが町で暮らしたり
一日あそんでゐるときに
おまへはひとりであの石原の草を刈る
そのさびしさでおまへは音をつくるのだ
多くの侮辱や窮乏の
それらを噛んで歌ふのだ
もしも楽器がなかったら
いゝかおまへはおれの弟子なのだ
ちからのかぎり
そらいっぱいの
光でできたパイプオルガンを弾くがいゝ

スカイツリーの先っぽは ピンクに灯りが点いていた。
あさっぱら 先っぽ ピンクに光らせて
下町空木 スカイツリーが聳え立つ
なんだか あっぱれ そんな空を ぼぉ~っと眺め
ちょいと じれったく眺めてる
その オルガンには 届かない。