虚構の世界~昭和42年生まれの男の思い~

昭和42年生まれの男から見た人生の様々な交差点を綴っていきます

黄昏のモノローグ~人柄~

2017-11-17 07:20:02 | 小説
*このお話はフィクションです。

 今日も一日が始まる。

 部下が出社してくる前の時間は自分にとって貴重な時間となっている。


 自分のバランスを取るために・・・。


 そう、どこかでいつも緊張した日々を送っている。


 責任やプレッシャーで押しつぶされそうになる。


 しかし、そんなことをいいながら、もう25年もこの会社で生きている。


 いろいろな上司に使われた。


 尊敬できる人もいた、憎んだ人もいた、絶対にああはなりたくないと思う人もいた。


 自分はどんな上司になりたいのか、そんなことをふと考える。


 仕事ができる、できないという基準は確かに大切だ。仕事ができなければ、誰も認めてくれない。


 しかし、これだけでは足りない。

 自分なりの答えは、「人柄」だと思っている。


 暖かい人柄が根底になければ、人の上に立つ資格はないと思っている。


 自分自身に暖かさがあるのか、傲慢になっていないか、誠実さをもっているか・・・。


 自問自答しながら、今日も一日が始まる。

 この週末は三週間ぶりの休日だ。

 自分にとって居心地の良さを感じる人・場所・モノとふれあって来ようと思う。


 50歳の皆さん、普段どんなことを考えて仕事をしていますか?


 



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