映画少年

映画と音楽を愛し 教育の未来を想う 少年のつぶやき

深夜食堂

2017-08-20 17:34:42 | 日記


「深夜食堂」は、安倍夜郎による日本の漫画作品。テレビドラマ(2009、2010、2014、2016年)や映画(2015、2016年)にもなっている。

この作品の舞台は、新宿・花園界隈の路地裏にあると設定されたマスター1人で切り盛りする小さな飯屋で、深夜0時から朝の7時頃までの深夜にしか営業しないことから、のれんには単に「めしや」と書かれているにもかかわらず常連客から「深夜食堂」と呼ばれている。メニューは豚汁定食、ビール、酒、焼酎しかないが、マスターが作れるものならば、言えば何でも作ってくれる。この店を舞台に、マスターと客たちとの交流を描く。(Wikipediaより)
エピソードの多くが、男女の出会いと別れ。それを温かく見守るマスターと常連客といった構図になっている。また、毎回、それらのエピソードにまつわる料理が登場する。

主な登場人物は、
マスター(「めしや」の店主。本名不明。年中無休で営業している。口数は少ないものの、客の話はきちんと聞く)


剣崎竜(古株客のひとりで、地回りのヤクザ。赤いウィンナーが好物)



小寿々(こすず「めしや」の古株客のひとりでゲイ歴48年のベテラン)
マリリン松嶋(「新宿ニューアート」の看板ストリッパー)
ゲン(鬼島組の組員で竜の弟分)
忠さん(古株客のひとりで、「新宿ニューアート」の常連)
島ちゃん(元船乗りで、常に横縞のシャツを着ている)
北ちゃん(肉屋を営んでいる中年の男)
まゆみちゃん(大食いで、かなり太っている女性客。幾度となくダイエットに挑戦しているが、その度に失敗しリバウンドで元の体型より大きくなっている)


ジュン(かなりの美人だが、ゲイバー「紫の上」に勤めるニューハーフ)
吉田(ジュンに一目惚れした男性客)
堀江(時折口笛を吹きながら店を訪れる男性)

「お茶漬けシスターズ」:いつも同じお茶漬けを注文するミキ(梅のお茶漬け)、ルミ(たらこのお茶漬け)、カナ(鮭のお茶漬け)


戸山正夫(料理評論家)、エレクト大木(伝説のAV男優)、ボッキー田中(エレクト大木の弟子。AV男優)、三逍亭円昼(江戸落語の噺家)、星(大抵一杯ひっかけてから「めしや」を訪れる客)、笹原(内科医。「めしや」の客たちからは「ヤブ医者」と呼ばれている。若い頃は竹の子族に青春をかけていた)、風見倫子(高知県出身の女優)、森(大学教授、魚肉ソーセージが好物、若宮(新米刑事)、鬼島親分(竜やゲンたちが所属する広域指定暴力団今城会系鬼島組の組長)など。



この作品との出会いは、ツタヤで借りたテレビドラマのDVD。何本か見ているうちに原作が読みたくなり、ツタヤからコミックを取り寄せ10巻まで読み終えた。
一つ一つのエピソードが登場人物たちの人生で彩られた「大人の漫画」である。




福岡県立美術館喫茶室レポート

2017-08-20 03:51:24 | 日記


一昨日、予告通り福岡県立美術館の喫茶室で昼食をとった。

メニューはこんな感じだが、


あらかじめこれに決めていた。これとは、ホットサンドのことである。


もともとサンドイッチが好きなのでよくコンビニで買って食べるのだが、ホットは無いのでここで注文することにした。コーヒーを付けて700円。手頃な価格だ。
しばらくして運ばれてきたサンドの量が思っていたより多かったので嬉しくなった。一口食べてみるとトマトの味がさわやかに口の中に広がる。「うん、結構いける!」
この日同伴した友人も満足そうだった。改めてメニューを見るとシシリアンカレーやカルボナーラもあり、デザート系も充実している。
静かな店内から外の景色を眺めながらの食事は至福の時間となった。「また来てみよう」そう思った。


佐賀 歴史・文化・芸術の旅

2017-08-19 13:56:53 | 日記
ある会議のため昨日から佐賀市に来ている。
会議は昨日終わったので今日は、佐賀市内を観光することにした。
泊まっていたホテルのすぐ近くに佐賀駅があり、各所に路線バスが出ているのでそれを利用することにした。
最初に訪れたのが、大隈重信記念館である。初めて政党内閣を組織し2度内閣総理大臣を務めた大隈は、早稲田大学の創始者としても知られている。こうしてその業績に触れるとその偉大さに改めて驚かされる。








ライブラリーカフェでは、備え付けの書籍が自由に閲覧でき、セルフサービスでコーヒー(100円)を楽しむことができる。


テラスもあり、優雅なひと時を味わえる。背景は、大隈の生家。


次に訪れたのが、佐賀城本丸歴史館である。ここに来ると鍋島藩の歴史がよく分かる。










そして、最後に訪れたのが、佐賀県立博物館と美術館






博物館のカフェ外観


カフェのランチ(760円)




どちらも素晴らしい施設で展示物も充実しており、しかも入場無料。時間をかけてゆっくり見て回った。






今、博多行きの特急ハウステンボス号内で原稿を打っているのだが、佐賀の歴史と文化、そして芸術を満喫できた一日に感謝している。

福岡県立美術館喫茶室

2017-08-18 06:08:34 | 日記
先日「第2の職場」が、福岡市中央区天神に引っ越した。
今日の午前中、引っ越し後初めて「出勤」する。
そこで、今日のランチは近くの店でということになるのだが、さてどこへ行こうかと考えていたところいいところがあった。須崎公園の中にある「福岡県立美術館喫茶室」である。この美術館には何度か行ったことがあるが食事を目的に行くのは初めてである。後日レポートを約束する。

KBCビルのすぐ近く


1985年開館 青木繁や坂本繁二郎など福岡県にゆかりのある作家の作品を中心に収蔵している。


緑地に面した「喫茶室」 ホットサンド(500円)が人気

勉強

2017-08-17 07:09:54 | 日記
「ある少年」の話をしよう。彼は、小学生の頃勉強が好きになれなかった。と言うより嫌いだった。特に成績が悪い訳ではなかったが、授業中は退屈で窓の外を見たり、ぼんやり考えごとをしたり、教科書に落書きしたりしてひたすら授業の終わりを待っていた。どこの教室にもこんな子がいるものだ。
中学生になれば少しは好きになるかと思っていたが、ますます嫌いになった。当然のごとく成績は落ちに落ちた。中2の3学期がどん族だった。ところが中3の夏休みを境に何を思ったのか英語の塾に行きたいと言い出し周囲を驚かせた。それまで苦手だった英語の成績が急上昇した。それに伴い他教科にも身が入るようになり中の上くらいまで上昇した。周囲がまた驚いた。なぜ?
答えは「高校入試」少年には、どうしても行きたい高校があったのだ。そして合格。
それほど望んで入った高校だったがまたしても勉強が好きになれなかった。部活に明け暮れる毎日だった。最近「ブラック部活」という本が話題になっているが、少年の部活もある意味ブラックだった。そのため、本業である学校の授業に身が入らず高1の三学期に再びどん底を味わうこととなった。
ところが、2年生になり卒業後の進路を考え始めたのをきっかけに勉強に身が入るようになり、それまで水をあけられていた学友たちを次々に抜き去りトップクラスに躍り出て周囲を驚愕させた。
見事志望大学に合格した少年は、今度こそ勉強が好きになるのではないかと思った。しかし、そうは問屋が卸さなかった。サークル活動とアルバイトに明け暮れる少年にとって大学の勉強は単位を取るための通過点でしかなかった。ただし、ある分野の科目には興味が湧き、好成績を修めていった。結局これが功を奏して今の職業に繋がっている。
就職後も臨時採用から正規採用になるために、そして社会人選抜大学院に入学するために、さらにキャリアアップのために、少年は本来嫌いな勉強と向かい合ってきた。実は、今も勉強を続けている。ある目標を達成するために。
つまり、明確な目標ができた時に少年に限らず人は勉強するようになるのだ。言い方を変えれば、人は自己実現を目指し、その先にある「幸せ」をつかむために勉強するのだ。それを子どもの時から意識させるのが、キャリア教育である。少年は思う。あの時キャリア教育があれば違った人生を歩んでいたかもしれないと。そしてこうも思う。今も結構幸せではないか。案外、少年が自覚しないところでキャリア教育的なものに触れていたのかもしれない、いわゆる「隠れたカリキュラム」に。
少年は、今朝もワクワクしながら職場に向かっている。幸せな奴だ。
これは、あくまでも
「ある少年」の話である♪(´ε` )