「感染リスクが高い人はフィルター機能があるマスクを使いましょう

「感染リスクが高い人はフィルター機能があるマスクを使いましょう

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（うさきちさま　投稿）

☆今回の新型インフルエンザでは、次にあげる病気を持っている人々と妊婦は感染すると重症化する危険があると言われています。

（１）気管支喘息
（２）妊婦
（３）糖尿病
（４）高度の肥満
（５）免疫抑制剤を服用中の方（関節リウマチ、臓器移植など）
（６）免疫抑制する抗がん剤治療中の方
（７）免疫不全をきたす疾患
　　など

☆アメリカのＣＤＣでは、上記疾患のある方々をハイリスクの人々としてグループ分けして、次のような場所では高機能（フィルター機能付き）マスクの使用を推奨しています。
http://www.cdc.gov/h1n1flu/masks.htm

（１）地域で流行しているが、どうしても人込みに行かなければならない時
（２）家族が感染して、他に看病する人がいない場合

（アメリカでは死亡者の２５％が普通の人々（Ｎｏ　Ｒｉｓｋグループ）だったと報告されていますから、特に疾患が無い人々も個人の判断で高機能（フィルター機能付き）マスクを使うべきだと思います。）

☆高機能（フィルター機能付き）マスクを使用する時の注意点は次の通りです。

（１）日本ではサージカルマスク（不織布マスク）の使用でよいと言われています。
　　風邪対応、ウィルス対応と表示していある三層マスクも同等です。
　　粗悪品もあるので表示どおりの性能か、よく吟味して買い求めましょう。

（２）マスクには使用可能時間があります。４～８時間程度です。
　　一日使い捨てにしていください。（備蓄が不足している場合には使用可能時間を守って数日使います）

（３）一旦使用するとマスクの表面にウィルスが付着することが考えられるので、マスク表面には触れないようにします。
　　マスクを外す時には、ヒモを持って外し、使用しない時には専用のハンカチなどに挟んでおきましょう。

（４）使用する時には、周囲から漏れがないようにピッタリと合わせます。
　　（私見ですが、漏れがないようにマスク周囲をテープで密閉して使う方法も良いと思います）

（５）マスクは、感染する危険が高い満員電車・人込み・看病する部屋などだけで使いましょう。
　　感染の危険が低い、屋外や感染予防されたオフィスや教室でマスクを使う必要はありません。

☆ハイリスクのグループに入る方々は、第一波、第二波のピーク時には注意が必要ですので、流行のピーク時には特に外出を控えてください。マスクを使用して外出するより、自宅を出ないことの方が推奨される感染予防方法です。第一波、第二波のピークに感染してしまうと、重症化しても医療機関で十分な治療を受けられない可能性が高いので、特に感染のピーク時には徹底した感染予防を行ってください。


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　マスクに関して智恵や工夫をお持ちの方、コメントをいただければ幸いです。