元気なご挨拶

　　　外に出たくありません
　　　キッチンでゴソゴソしておりましたが　　行かなきゃぁと思いつつそのままになっている
　　　「暮れの元気な御挨拶」　ならぬ　「暑中元気なご挨拶」に行こうと
　　　いずれ　代役はいませんから　私メが行く事になります
　　　なら　サッサと片付けようと
　　　ジイジのお昼を用意して　

　　　河原ではキャンプをしています　　川の中では鮎釣りでしょう
　　　格好良く釣り用の洋服（なんて言うのでしょう）を着ている　しなやかな竿
　　　お高いのだろうな～　なんて貧乏性は眺めました

　　　お尋ねしたおばあちゃんは　長男が生まれてから5歳まで可愛がって下さいました
　　　引っ越ししたので頻繁には会えなくなりました
　　　長男は微かに覚えているらしいです

　　　大喜びでした　「あんたがそろそろ見えるころじゃろう思うての」　と色々取り置いたものを出して下さいます
　　　その中には賞味期限切れのお菓子も
　　　気持ちを頂きます　大喜びで頂戴しました
　　　コーヒーを飲み　お喋りで約1時間　「暮れにまた来ます　　元気で居てくださいね」　でした

　　　何歳になられたのでしょう　あの頃40代だったから80はゆうに超しているでしょう
　　　腰は曲がり　足元もおぼつかない　
　　　それでも一人で頑張っておられます
　　　頻繁に訪れたいけど　お子さん達に少々遠慮です
　　　まぁ　諸事情が色々ありますものね


　　　　　　　　　　＝葛の花