昨年、コロナを乗り越え3年ぶりに復活したこの大会。
ここ数年の開催は会場の関係から予選・決勝と2日に分けての開催で「集まりにくい」との意見が多数あった。
今年は開催場所を富山県総合運動公園陸上競技場会議室に移し1日で決勝までを打ち切る日程。参加者減少に歯止めをかけたいところです。
さて記事のほうは、今回も広田連合会会長に書いていただきました。写真と共にお楽しみください。
ここ数年と違い、予選と決勝日を分けずに一日で行われた。選手のみなさんにもとても好評だった。
棋力別に二部屋に分かれはしたが、やはり参加者全員が一堂に会して行われるほうが気持ちがよい。
それに対局場所は陸上競技場の会議室。窓ガラス越しに眼をやれば、一周400メートルのトラックがすぐそばに見える。
予定では開会式は競技場内と観客席を開放して行う予定だった。
が、あまりの日差しの強さに断念したのは残念だった。
場所は富山県総合運動公園陸上競技場のそば。きれいなグランドが見えます
下島八段、大表四段に来ていただけました
開会式の様子
今回はAクラス(無差別)が6チーム、Bクラス(四〜五段格)は7チーム、Cクラス(初〜三段格)は12チーム、
Dクラス(1級〜4級)は4チーム、Gクラス(段・級位混合)は6チーム、計35チーム、選手数190名の参加があった。
各クラスごとに総当たりのリーグ戦、あるいは予選リーグ3局、決勝トーナメント戦2局を行い順位を競った。
対局の様子
その昔、第一回には1000人を超える参加があったことを想えば、参加人数の減少は寂しいものがあるが、
それでもコロナ下では開催できなかったことを想えば、良しとしないといけないかもしれない。
今後はまた参加者が増えていくことを期待していたい。
ただし、対局が始まれば、眼の前の一局に全力集中あるのみ。
チームのためにも勝って白星に貢献したいところだ。
指導碁の様子
昼食休憩には、大表拓都四段と小林光一名誉棋聖との碁聖戦の一局を下島陽平八段とのダブル解説を堪能した。
数回の「次の一手」を出したりしながら棋士との交流を楽しんだ。
大表四段「この会場でなんとか昇段の報告ができないかと思っていました。で、(直前)四連勝して決めれてホッとしています。これからも頑張ります」
と決意を語り、みなさんから盛大な祝福を受けていた。
大会結果は、別表の通り。選手のみなさんは4局から5局、疲れも見せずに頑張りました。
悲喜こもごも、数々のドラマが生まれたようだ、団体戦は本当に楽しい。
翌日の新聞記事。入賞されたチームの方おめでとうございます
無差別クラスの結果。大沢野A 2連覇達成
記事&写真:風夢
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