このごろの下島八段と大表四段と長徳三段

「へいちゃん」こと下島陽平八段と富山県出身の大表拓都四段、長徳徹志三段の活躍や富山の囲碁ニュースをお知らせします♪

第69回県囲碁大会

2023年10月02日 | 大会
8月13日、北日本新聞社にて第69回県囲碁大会が開催された。
その模様を連合会会長である広田先生の記事でご紹介します。


長い歴史のある大会で、北日本本因坊戦と同じく69年続いている。
毎年多くのドラマが繰り広げられてきたことだろう。

今回は58名の参加があった。A組(五・六段)からE組(6級以下)まで、棋力に応じて、
ベースはトーナメント戦だが、クラスによってはリーグ戦で終日対局を楽しんだ。










中でもA組は18名の参加があり、表のように、中学生から80代のベテランまで、
そうそうたる強豪が集ったのでご紹介しておきたい。

決勝に進んだのは、昨年の優勝に続き、連覇を狙う丸吉さんと高校生の永田大和君。



丸吉さんは各大会で上位に進出している実力者。一方永田君も大会ごとに実力をつけてきており、
県代表クラスとも互角に戦えるような力をつけてきている。
果たしてどこまで戦えるか、楽しみな一戦となった。
序盤から終始難しい戦いが続いたが、各所でポイントを稼いだ丸吉さんが徐々に優勢を築いていった。
永田君も自分らしさを出し健闘したが結果は一歩及ばなかった。が、この敗戦を糧にして一層の飛躍を期待している。
二連覇の丸吉さんは「準決勝の川腰さんとの1局は納得いく碁が打てたと思います。疲れましたが、連覇出来てホッとしました」と喜びを語っていた。
B組以下のクラスの入賞者は下の表のとおり。みなさんまことにおめでとうございます。
来年は70回目の節目の年。より多くの参加者と楽しみたいと思っている。





左が連覇した丸吉さん 右が惜しくも優勝を逃した永田さん










記事&写真 風夢
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