その模様を連合会会長である広田先生の記事でご紹介します。
長い歴史のある大会で、北日本本因坊戦と同じく69年続いている。
毎年多くのドラマが繰り広げられてきたことだろう。
今回は58名の参加があった。A組(五・六段)からE組(6級以下)まで、棋力に応じて、
ベースはトーナメント戦だが、クラスによってはリーグ戦で終日対局を楽しんだ。
中でもA組は18名の参加があり、表のように、中学生から80代のベテランまで、
そうそうたる強豪が集ったのでご紹介しておきたい。
決勝に進んだのは、昨年の優勝に続き、連覇を狙う丸吉さんと高校生の永田大和君。
丸吉さんは各大会で上位に進出している実力者。一方永田君も大会ごとに実力をつけてきており、
県代表クラスとも互角に戦えるような力をつけてきている。
果たしてどこまで戦えるか、楽しみな一戦となった。
序盤から終始難しい戦いが続いたが、各所でポイントを稼いだ丸吉さんが徐々に優勢を築いていった。
永田君も自分らしさを出し健闘したが結果は一歩及ばなかった。が、この敗戦を糧にして一層の飛躍を期待している。
二連覇の丸吉さんは「準決勝の川腰さんとの1局は納得いく碁が打てたと思います。疲れましたが、連覇出来てホッとしました」と喜びを語っていた。
B組以下のクラスの入賞者は下の表のとおり。みなさんまことにおめでとうございます。
来年は70回目の節目の年。より多くの参加者と楽しみたいと思っている。
左が連覇した丸吉さん 右が惜しくも優勝を逃した永田さん
記事&写真 風夢
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