地元も大歓迎です。
読売新聞社長だった故正力松太郎氏が富山県の出身だった縁で,これまで多くの対局が富山県で行われています。
会場は勝興寺。重要文化財で平成10年度より約23カ年計画で保存修理が行われています。
https://www.shoukouji.jp/garan.html
奈良時代には越中国府の所在地,万葉集を編さんした大伴家持が国守として赴任した地です。
★唐門
★雪の本堂
★書院。対局会場です
★対局場を富山県支部連合会関係者が訪問。立会の王銘宛九段と。
同時に対局の大盤解説会・指導碁会も近くの伏木コミュニティセンターで行われました。
会場前は雪捨場,1月上旬に富山を襲った大雪が積み上げられています
記録的な大雪に一時はどうなるかと思いました。
伏木と言えば「義経岩」。天気がよければ立山連峰の絶景が一望できるのですが,立山連峰は雲の中でした。
★会場の様子
●廣田会長のあいさつ
●指導碁 下島陽平八段・鶴山淳志八段・吉原由香里六段・金賢貞四段
★大盤解説会
解説は碁だけでなく対局者の昼食も。
「井山棋聖は富山寿司。河野九段はカレー,魚の旨い富山に来てもカレーです。」
実戦は終盤の下辺の大石をめぐる戦いはまさに死闘。
読み切った井山棋聖の勝利で幕を閉じました。
井山棋聖と河野九段の敢闘精神と,解説者のサービス精神に感謝。
コロナ禍真っただ中の開催に、いつもの何倍も関係者様のご尽力があったかと思います。
指導碁、大盤解説会の開催ありがとうございました。
追記① 記録係を務めた長徳三段に感想を伺いました。
両先生から感じたのは気迫ももちろんですがそれよりも、お二人が盤面に没頭
していてそれ以外のことは全く考えていない感じがしてその空気感に、自分が
とても神聖な場にいる気がしました。
追記②
私(管理人 hide) も金四段に指導碁打っていただきました。 妻も吉原六段と。
二人ともたっぷり指導していただき、満足の時間が過ごせました。
飛沫感染防止のボード、意外と気にならないもんですねぇ 笑
追記③ スーツケース事件?
https://www.yomiuri.co.jp/igoshougi/kisei/20210127-OYT1T50111/
スーツケースを日本棋院棋士同士が知らずに取り違えるなんて,棋聖のタイトルを獲るより難しいと思います。
鶴山淳志八段と吉原由香里六段,スーツケースが無事に戻ってよかったです。
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記事・写真 (嫁さんの気性を予報できない)気象予報士
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