このごろの下島八段と大表四段と長徳三段

「へいちゃん」こと下島陽平八段と富山県出身の大表拓都四段、長徳徹志三段の活躍や富山の囲碁ニュースをお知らせします♪

NEWS!

5.6  第32回級位者大会&段位獲得戦をUPしました。
6.9  第18回朝日アマ囲碁名人戦富山県大会&フレンズ碁in新緑2024 をUPしました。
6.30  第70回アマ本因坊戦 県予選をUPしました。
6.30  第45回富山県少年少女囲碁大会をUPしました。
7.6  第4回囲碁シニア八傑戦+第1回「初段から三段戦」をUPしました。
7.7  保育園で囲碁(野村保育園)をUPしました。
7.8  とんぼジュニアサークルをUPしました。
8.17  第31回富山県囲碁林間学校をUPしました。
8.17  下島陽平八段・大表拓都四段 とんぼ指導碁会をUPしました。
8.18  とやま囲碁フェスティバル2024・夏・感謝の集いをUPしました。
8.18  第70回県囲碁大会をUPしました。
9.7  下島陽平八段E碁キッズ指導碁会をUPしました。

下島先生、大表先生、長徳先生に会いに行こう!(大会等のお知らせ)

◆内容:コーセル杯ビッグフレンズ碁
・日時:2024年8月25日(日)
・場所:富山中央植物園 (富山市)
詳細はコチラ!

◆内容:第29回 ビッグ碁
・日時:2024年9月28日(土) 9時~
・場所:県総合運動公園陸上競技場 (富山市)
・招待棋士 下島陽平八段・大表拓都四段
詳細はコチラ!

各種申込み・お問い合わせは←側のフレーム内「メッセージを送る」から連絡をお願いします。

富山のどこで囲碁が打てるの?

富山県内の囲碁が打てるところを紹介します!

[囲碁が打てる場所まとめ]

打てる場所一覧

[ここがおすすめ!囲碁スポット]

■席主は県内トップクラスの実力! 指導力に自信あり。初心者大歓迎♪
囲碁将棋サロン 大沢野(富山市)

■綺麗な碁会所!和気あいあい打ちましょう。駐車場も広いよ
囲碁サロン 爛柯(魚津市)


富山の囲碁スポットを紹介してくれませんか?
富山囲碁スポット報告書

お知らせ

◆直近の大会お知らせ!

◆富山支部連合会の2023年の1年間の活動をまとめた機関紙「烏鷺悠遊 2023」がアップされております。
左の機関誌ー烏鷺悠遊の欄にファイルがあります。
※Safariで見ると写真がぼやける場合があるようです。申し訳ありません

拓都くん、強豪,王銘エンに勝利! 

2018年06月20日 | 棋譜
6月14日に行われた名人戦予選B、拓都くんと、トップ棋士の王銘エン九段との棋譜を紹介します
この対局で拓都くんは素晴らしい打ち回しを見せ、白番中押し勝ちを収めました

棋譜について自戦解説をしていただきました。廣田会長(風)の感想も一緒にお楽しみください


(風) 黒37まで堂々たる展開に見える。 白38は驚いた へえ。そこから臨むのか。 中央付近と思ったが・・
    

    
(風) 黒41! やっぱりなあ、打たれてみると当然のボーシに見える。 大丈夫か??


(拓都くん) 白48(10十)は気合いで打ちました。一方的に攻められる展開は避けたかった。

       


(拓都くん) 白56(9七)と飛ぶ前に白66(14七)のノゾキと黒67のツナギの交換をしておくべきでした。


(風) えー、下辺白94(12十七)から考慮時間を使い切ったので一手1分の秒読みで打たないといけないのか・・・
    王九段はまだたくさんの持ち時間を残しておられるなあ
    



下辺をめぐる激闘に次ぐ激闘の末、一気に終盤へ。最後のほうは王九段も秒読みに。 細かそう。

(拓都君) 勝利を確信したのは左辺232(3七)です。上辺白一目が分断されないことがわかって見通しが立ちました。
      とてもうれしい勝利です。




(風) 94手目からの難解な局面を秒読みの中打ち切った。しかも結果を出したこの勝利はとても大きく、自信になったと思う。
    次の1局も(予選A)もベストを尽くしてほしいと期待しています。




棋譜再生
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長徳徹志初段激闘譜紹介

2018年05月20日 | 棋譜
この春から、棋士としてデビューする、長徳徹志初段。
昨年の採用試験を10戦全勝で駆け抜けたことは素晴らしい、今後の活躍を十分に予感させることだ!


若干16才、(6月からの)公式戦が待ち遠しいことだろう。
これまでも、非公式戦や国際大会の予選に参加しており、すでに棋士としての対局を経験している。
今回は、週刊碁の「新初段シリーズ」の中から、蘇耀国九段の胸を借りた1局(互先)をご紹
介したい。「咲け!長徳」蘇九段とのツーショットの後ろには満開の桜が鮮やかだ。



●週刊碁から抜粋
蘇九段のコメント
「僕らの時代と違って今の若手は強い。今日は手合いのつもりで打ちます」
そして圧勝し、局後
「一所懸命打った。次はどうなるかわからない」と若者の力は認めていた。

長徳君のコメント
「ボコボコにされて、これからやっていけるのかと不安になりました」
「本気で打っていただいたということなので少し安心しました」

対局を通して、どれくらいの差があるのか、果たして追いつけるのか、実感できたの
ではないだろうか。(世界で活躍するという)目標に到達するためにも、きっとそう
遠くない時期に(胸を借りた)蘇九段のみならず、トップ棋士たちに追いつき追い越
してくれることを期待していたいと思う。


長徳君へのインタビュー

1どんな棋士になりたい?
「アマチュアの方に長徳の碁は面白いと言われるのが夢」

2どんな棋風?
「積極的に打つことを心がけている。工夫する碁、面白いと思われる碁を打ちたい」

3一日の勉強時間は?
「平均、6時間ほどです」

4今、想ってることは?
「まだまだ弱いので、初手合までに実力をつけたいです」

初々しさを感じるが、待ち望んでいた棋士としてのスタートラインに立った。これか
ら、どこまで高みに到達するのか、自分の描いている目標に向かって、突き進むのみ
だ。みんな応援しているよ。
(風)




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大表拓都二段激闘譜紹介

2018年05月20日 | 棋譜
大表拓都二段の活躍

5月10日、阿含・桐山杯最終予選で、小林覚九段と対局し、見事に勝ち切った激闘譜を紹介する。

奇しくも、ちょうど2年前、彼が初段になった時に、新初段シリーズで小林九段に定先で教えていただいて以来の対局である。

果たして恩返しできるのか、実力がついてきているのか、あるいは、トップ棋士の牙城はまだまだ高いのか。注目の対局は、「幽玄の間」で放映されていたの
で、ご覧になられた方も多かったのではないだろうか。ハラハラドキドキ、終始戦いの連続、決して楽な展開ではなかったと思うが、最後は、見事に押しきり、本戦入り
を決めた。貴重な勝利おめでとう。デビュー以来、これまでも林海峰九段、坂井秀至九段、本木克弥八段など、ビッグネームを破り、実績を積み上げている。この1勝も
これから続く長い棋士人生の中でも、また忘れられない白星となったことだ。棋士は、勝つことで存在感を発揮していくことになるのだろう、これから
も眼の前の1局に全力を尽くすのみだ、これからの活躍を期待したい、ガンバレ。



大表君へのインタビュー

1今年の目標は?

「昨年達成できなかった、年間25勝することです」ここまでは(公式戦}10勝2敗!いけそうだ^^

2一日の勉強時間は?

「大体、8時間から10時間ほどです」すごいねぇ

3勉強の内容は?

「最近は(日本や中国の)AI(人工知能囲碁)と対局しています。」

4AIの強さは、どこにありますか。追いつけそうですか。

「特に、序盤が強いと感じます。そして、薄みを的確についてきます」

「(今は)自分の力では、追いつくのは到底難しいと思います」



AI囲碁の著しい進歩は、人間の技術の限界を示すものかもしれないが、それでも、自分の力を向上させるためにも、欠かすことができない格好の相手が出現したともいえる。この先、どうなっていくのか、何とも楽しい時代になってきたものだ。
「ただただ、囲碁が好きです、本当に面白い。」小さいときから、(ずーっと碁盤の前に座り続けているイメージがあるが^^)何にも変わっていない大表二段の今年の活躍を楽しみにしていたい。
(風)



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拓都君 絶好調

2017年04月27日 | 棋譜
拓都君の勢いが止まりません
本日の手合いにも勝利し、今年9勝2敗と好調です。

以前にもお知らせしましたが、4月6日に行われた阿含桐山杯予選A 林 海峰名誉天元との一番をご紹介します。
結果は勝利し、みごと最終予選進出決めました。


黒 大表拓都 初段  白 林海峰 名誉天元  155手まで以下略 黒中押勝ち   

※65、112、89 90の一路下 


以下、拓都君の解説

序盤黒、39までしっかりつながり不満のないワカレ
53が失着で58から要石を取りに行けば黒が良かった。
69もおかしい手で白が無事につながり、白優勢です。
77は勝負手。 しかし78が緩みのない手で黒が困っています。
実戦は中央の大石が死にそうで負けを覚悟しましたが、122が失着。
一路下のコスミツケをきかし、取りに来られるとわかりやすく死んでいた。
132も悪手で、133に石がきては生き形になり黒が逆転。
153、155が勝着で左下がコウになっては勝負が決まりました。

大先輩の林先生に内容は良くなかったですが勝って自信になりました。
次の相手(坂井 秀至八段)も強敵ですが良い碁を打てるように頑張ります。


まだ対局日は決まっていませんが、拓都君が全力を出せるようにぜひ応援をよろしくお願いします。
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次の1手クイズ1

2010年04月21日 | 棋譜
下島先生からクイズを出題して頂きました。

白がの所に打ちました。

さて、この局面で次に黒が取るべき態度は?
次の3つから選んで下さい。

Aと真っ向から戦う
Bからグイグイ押していく
Cと形を整えていく


4月15日碁聖戦予選B
黒 下島陽平七段   白 山森忠直六段


正解は黒Cでした。
白は1と打つくらいですが
次に黒2、白3と交換してから黒4と先行してスピードで圧倒します。
中央の黒は眼が多く攻められる石ではありません。


黒Bと打っても白は1と打つしかないので
黒の形としてはBと打つよりCの方が良いです。


黒Aは白Bと打たれて弱い石が2つできてしまいます。



みなさんの答えはどうだったでしょうか?
これからも下島先生の棋譜を題材にした
次の1手クイズを出して頂けるそうですから
お楽しみに~

また、書き込みして下さった方の中で
Cと答えたのは、レイジさんとkakiyamaさんと安達シズマさんでした!
お見事~。
抽選で1名様に下島先生からプレゼントが贈られます。
ただし、送り先が分からないと送れないので
左側のフレームにある「メッセージを送る」から
住所とお名前を送って下さった方に限ります。
富山の方でしたら指導碁の会場で名乗り出て下さい。
4月25日午後4時に抽選を行いますので
それまでにお願いします。

さて、明日は名人戦予選A
岩丸平五段との対局です。
富山のみんなも応援してますよ。
下島先生がんばってください!

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コメント (8)
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