京都訪問で得られたこと。
3杯のお茶と、ニシン蕎麦と、雛人形職人の熱い想い。
各地の雛人形展示会が終盤に差し掛かる頃、京都へももちろん訪問しました。
そこでのお目当ては、尊正雛人形工房。
作ったお雛様で喜んでもらう。それを生きがいにしている、現代では珍しい心意気の職人さんとお話ができました。
節句人形工芸士と言う資格をご存知でしょうか?
人形協会に加盟し、かつその工房からの推薦を受け、ひなにんぎょうの工程を全てひとりでこなし、ひとつの人形を完成できる人に与えられる資格です。
その節句人形工芸士でも、生産ラインでは分業のひとつに加わり、すべてを自分ひとりで作ることはありません。
すべてを自分で作るときは、コンクールなどで、自分の技術を試すときだけです。
しかし、ここ尊正工房の片岡さんは、人形の胴体に関して、寸法取りはもちろん、生地の裁断から、裏張り、縫製、着せ付けまですべてひとりでやってのける雛人形をコンクール向けとしてではなく、一般の消費者向けに作っています(協会に加盟していないため、資格はありませんが)。
もちろん効率は悪く、日々、自らの蓄えを食いつぶすほど。
『それでもいい。』
小さな女の子に渡った雛人形で、笑顔が一つ増えれば、それが一番の満足と、今の雛人形職人には探しても見当たらないような、職人魂を聞かせてもらいました。
そんな熱い想いをもった職人の作る雛人形はその生産数の少なさから、ほとんど出回っていません。
十二段屋の雛人形を覗いてみてください。
きっと11月には想いのこもったひな人形が並んでいることでしょう。。。
おいしいニシン蕎麦、ご馳走様でした♪
3杯のお茶と、ニシン蕎麦と、雛人形職人の熱い想い。
各地の雛人形展示会が終盤に差し掛かる頃、京都へももちろん訪問しました。
そこでのお目当ては、尊正雛人形工房。
作ったお雛様で喜んでもらう。それを生きがいにしている、現代では珍しい心意気の職人さんとお話ができました。
節句人形工芸士と言う資格をご存知でしょうか?
人形協会に加盟し、かつその工房からの推薦を受け、ひなにんぎょうの工程を全てひとりでこなし、ひとつの人形を完成できる人に与えられる資格です。
その節句人形工芸士でも、生産ラインでは分業のひとつに加わり、すべてを自分ひとりで作ることはありません。
すべてを自分で作るときは、コンクールなどで、自分の技術を試すときだけです。
しかし、ここ尊正工房の片岡さんは、人形の胴体に関して、寸法取りはもちろん、生地の裁断から、裏張り、縫製、着せ付けまですべてひとりでやってのける雛人形をコンクール向けとしてではなく、一般の消費者向けに作っています(協会に加盟していないため、資格はありませんが)。
もちろん効率は悪く、日々、自らの蓄えを食いつぶすほど。
『それでもいい。』
小さな女の子に渡った雛人形で、笑顔が一つ増えれば、それが一番の満足と、今の雛人形職人には探しても見当たらないような、職人魂を聞かせてもらいました。
そんな熱い想いをもった職人の作る雛人形はその生産数の少なさから、ほとんど出回っていません。
十二段屋の雛人形を覗いてみてください。
きっと11月には想いのこもったひな人形が並んでいることでしょう。。。
おいしいニシン蕎麦、ご馳走様でした♪