広島十二段屋の雛人形・五月人形商戦記

雛人形・五月人形の商戦を戦う広島の十二段屋サイト管理人の日記です。

呆れた雛人形の情勢

2008年12月18日 15時52分13秒 | 日記
雛人形の最近の情勢


最近の雛人形の状況をチェックしようとネットサーフィン(死語?)してみた。

うわぁわぁ~!
すごい。

呆れます。


雛人形製造を謳ったお店の販売サイト。

『製造元だから安いんです。』
ここまでの売り文句はよくあることなのに、なぜにいろんな作家の雛人形を販売しているの?

自分のところで作っているといっているのなら、自分のところで作った雛人形を売りなさい。
有名雛人形作家のご紹介なんていって、他社工房品も多数(というか、どれが自分のところで作ったおひな?と探すほど)売っている。

自分が作るお雛様に自信ないの?って思ったりする人いないのかなぁ。

自分のところで作っているといいつつ、製造元と謳えば誰か飛びつくだろうという嘘丸見え。

こんなことやってると、今に自分の首を絞めますよ。





楽天で雛人形を調べてみる。



。。。激しい。なんだこれは。
新着順に並び替えてみると、2ページから18ページまで1社独占してる。

すごい。
すごすぎ。

楽天は、商品数の多いほうが検索する人の目に触れる機会が多くなり、売れる数も増えるといわれているけど、1ページ30件として16ページだから500件近く、誰かに頼んでやってもらってるんだ。
商品数500点まで代行登録¥130,000とかあるけど、それだけお金かけるんなら、そのぶん高価な雛人形を少しでも安く売ったほうがいいような気もする。


そんなお店が一杯増えて、まだ本格的な時期じゃないのに17,000点も雛人形が並んでいる。
今までとは競争度が桁違いですね。


さらにさらに、楽天にはレビューといって、購入者の感想を投稿できる機能があるけど、レビューが多いと、楽天の検索で上位に来る。

売れたように見せかけ、自分、もしくは関係者が一般客になりすまし、すごい良かった~なんて、レビューを書き込む自作自演の温床になってますね。

昨年も激しく自作自演のレビューや売れ行き(ランキング)があったけど、雛人形商戦、今年はもっとすごくなりそう。


そこまでしないとっていうか、なんでもあり?


よく読んで、雛人形の選び方を学びましょう。→ありきたりでない雛人形の選び方

新型/鳥インフルエンザ情報収集のための役に立つ10のサイト

2008年12月07日 22時25分01秒 | 日記

子供がいる家庭で、この時期から気になるのがインフルエンザです。毎年、わたしも子供も予防接種を受けていますが、最近、問題になっている鳥インフルエンザ・新型インフルエンザは今までのインフルエンザとまったく違う認識をもたなければなりません。


鳥インフルエンザは、WHOによる発表によると、2003年~2008年までで確定した高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)患者が387人で、そのうちの6割を超える245人が死亡しており、従来のインフルエンザとは確率がやばいくらい違います。


ちなみに従来のインフルエンザは、報告患者数約96万人、推計される全国の患者数は約1,116万人に対し、推計超過死亡数6,849人で死亡確率がまるで違います。これは、一般にいわれるような、人類が経験したことのないインフルエンザの種類だからだけではありません。


というのも現在、毎年のように流行しているインフルエンザは弱毒性であり、気道の粘膜細胞などに感染、細胞を破壊するだけにしか過ぎません。一方、強毒性である高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)は全身の細胞で、増殖する能力を持ち、多臓器不全や、重症の肺炎を起こします。


また、人の体はウイルスに感染すると、防衛の手段として体温を上げウイルスを撃退しようとしますが、鳥インフルエンザのウイルスは、もともと鳥の体温が42度で活発に増殖します。ですから、人が体温を上げて防衛したところで、増殖に適した温度になるだけであり、増殖を抑制することにはなりません。


現在は鳥インフルエンザとして鳥の間で流行っており、なにやらインドのほうで鳥インフルエンザ封じ込めに失敗したとかいう記事を見ましたが、鳥から人への感染は確認されているものの、従来のインフルエンザのように人から人への感染が、まだ確認されていません。


しかし、人から人へ感染する能力を鳥インフルエンザが獲得するのは時間の問題だといわれており、人から人へ感染する能力を得た鳥インフルエンザは新型インフルエンザとして人間の間で大流行します。その確立は100%であるといわれています。ほんの目の前に、その脅威があるのです。 新型インフルエンザが大流行した場合、いままでの弱毒性のインフルエンザと同様な低い死亡率で政府は試算していますが、高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)の現在までの死亡率で考えると、とんでもないことになります。


そんな、恐ろしい鳥/新型インフルエンザの最新の情報を知らせてくれる10のサイトです。



  1. Avian influenza - WHO(世界保健機構)による新型インフルエンザの発生情報。



  2. 新型インフルエンザの“リアル”を語ろう / SAFETY JAPAN [インタビュー] / 日経BP社 - 日本を代表するインフルエンザの研究者がインタビュー形式で新型インフルエンザ危険性を訴えている記事です。

  3. 新型インフルエンザ・ウォッチング日記 - 近畿医療福祉大学の教官が発する最新の新型インフルエンザ情報です。

  4. 新型インフルエンザ対策の達人 - 行政医師が綴る新型インフルエンザ対策サイト。

  5. Berita Flu Burung (インドネシア 鳥インフルエンザ情報) - インドネシア発、鳥インフルエンザ / 新型インフルエンザ 報道抄訳です。インドネシア近辺の最新情報が記載されています。

  6. 鳥インフルエンザに備えて(wiki) - 間もなく来るであろう、人-人感染に備えての知識・対策・準備の詳細が記載してあります。篭城するときの家族4人で必要な水の量や必要な日用品などwikiならではの行き届いた情報があります。

  7. 新型インフルエンザに対応した家庭内での危機管理と対策 -家庭でのパンデミック対策。新型インフルエンザに感染しないための対策方法が記載してあります。

  8. 新型インフルエンザ中学生版ワークシート - 立命館宇治中学校・高等学校 生物科の新型インフルエンザの授業用プリントです。子供にもわかりやすく説明がしてあります。(PDFにて)

  9. 国立感染症研究所 感染症情報センター:鳥インフルエンザ - 国立感染症研究所 感染症情報センターによる鳥インフルエンザの情報ページ。

  10. 高病原性鳥インフルエンザ(High Pathogenic Avian Influenza) - 厚生労働省検疫所が海外旅行者のための感染症情報としてWHO発表による高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)発生国及び人での発症事例が記載されています。