広島十二段屋の雛人形・五月人形商戦記

雛人形・五月人形の商戦を戦う広島の十二段屋サイト管理人の日記です。

織田信長の鎧を鈴甲子雄山に製作依頼

2008年06月15日 13時42分19秒 | 日記
織田信長の甲冑の製作を腕利きの甲冑師として有名な鈴甲子雄山に依頼してきました。

信長が好んだといわれる南蛮甲冑に美しい金具細工の装飾をつけ、マントをつけた、コンパクトなのに華やかでしゃれっ気のある西洋文化を取り入れた甲冑ができそうです。
写真は、あれこれわがままにお願いする仕様を、こうしたほうがいい、ああしたほうがいいと試行錯誤のなか製作してくれる四代目雄山です。

来期の五月人形では超人気となる予感♪
端午の節句では、殺伐とした兜や鎧が多い中、美しさも兼ね備え、天に挑む男になって欲しいと夢を託す五月人形にふさわしい逸品に仕上がりそうです。

完成、お目見えは、おそらく2月?ご期待ください!

雛人形の仕入れにいってきます♪

2008年06月09日 16時05分28秒 | 日記
明日から雛人形の仕入れに出張です。
雛人形の胴柄(胴体のこと)や、道具、屏風などの仕入れです。

関東方面を巡ります。

雛人形は人形本体、屏風、雪洞などそれぞれ専業として、部品部品を作っている場合がほとんどです。
たとえば祥秀工房から人形を仕入れ(もちろん、祥秀工房だけではないですが)が、雪洞は岐阜、台と屏風はいろいろあるけどたとえば静岡からなどをそろえ、セットします。
人形どころで有名な岩槻にも行きますし、関東には主要工房が沢山あります。

注文した、あるいは今から注文する人形でどんなセットを組むか、腕の見せ所です。
最も重要な時期のひとつですので気合を入れて見て周り、その場で注文します。


さあ、がんばるぞ~~~!