18歳の女子大生と焼き肉店で飲酒し、その後ホテルに同伴したとして、某議員が批難されていて、自民党を離党したのにも関わらず、野党からは辞職までも求められているという。私には、この議員は逃げ隠れせず、堂々と、「それの何が悪いのか」と開き直って欲しい。確かに、未成年者飲酒禁止法という法律があり、国会議員ともある者が、未成年者と知って飲酒を勧めたのであれば問題ではあるし、ホテルの部屋で何があったのかわからないが、その後の4万円のお金は何の為に渡したのかにも疑問があるところだが、そもそも、未成年者飲酒禁止法は、未成年者を監督する者や酒を提供する業者を罰する法律であり、未成年者本人が成人であると偽っていたとすれば、これに抵触はしないであろう。(もっとも、雑誌の写真を見ると、彼女は、ミニスカートにソックス姿であり、未成年者であると疑っても良いと思うが)、そして、仮にホテルで何かがあったとしても、本人同士の同意の上でなら、倫理的な問題は別にして、法律上での問題は無いであろう。
ともあれ、この国会議員は、自ら辞職を申し出ないばかりか何も説明しないことがおかしいと責められている。それなら、私が思うに、堂々と記者会見を開いて、「性欲は、人間の持つ本能であり、パパ活であろうが、若い女性に声をかけてホテルに行って何が悪いのか。」「交際経験の無い若い男性が約4割という調査結果もあるように、このままでは少子化が進むだけではないのか。そんなことで我が国が滅んでも良いのか。」と大いに反論して欲しい。更に言えば、売春防止法の改正、刑法の公然わいせつ罪の改正まで主張してもらいたい。憲法第二十四条にも、「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。② 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。」とあるが、彼の議員が不倫をしていたかどうかは別にして、LGBTの人達の権利の保護が叫ばれているところからしても、また、それほど、妻があるのに若い女性と遊びたいのであれば、 複数婚(一夫多妻制)の合法化も含めて、法律を改正することを主張されてはどうだろうか。それが法律を作る国会議員の務めではなかろうか。
こういう意見を言うと、恐らく様々な反論もあるだろうが、我が国の、性教育などを疎かにしながら、一方では、何かスキャンダルがあると、マスコミなどを主体に性道徳を振りかざすような偽善的な在り方こそが大いに問題があると思う。売春防止法がありながら、パパ活等の名前を隠れ蓑にした未成年者による売春行為が普通に行われ、芸術性の片りんもなく性行為をそのまま見せているAV画像が、表現の自由として、半ば公然と販売され、誤った性知識を与えるような過激な漫画や雑誌などが販売され、ネットでも流されている状態こそがおかしいし、男女間交際についても、淫乱といってもよいほど性経験の豊富な人々がいるかと思うと、交際経験の全く無いという若者が増加しつつある。この社会の異常性を指摘せずに、少子化対策など虚しいばかりではなかろうか。