地方新聞を毎日配達してもらっているが、『主なニュースやテレビ欄などはネットで確認出来るので、無職で年金暮らしの生活をしている私には紙の新聞は必要無いのではないか。』と思ったこともあったが、その地方新聞は、地域での販売数をほぼ独占している新聞でもあるし、偶には、地域ニュースを見て参考にすることもあるので、断るのも面倒だという思いもあって、そのままに配達してもらっている。ところが、何日か前に、マンションの郵便受けに新聞を取りに行ったところ、他の部屋の郵便受には配達されているようなのに、私の部屋の郵便受にのみ新聞が無かったことがあった。『暑い季節も変わりなく配達してくれている配達員さんにも、一回くらいは配達ミスがあるかも分からないし、第一、配達ミスなのか、それとも郵便受けから何者かが盗んだものなのか分からないではないか。』と思い、そのまま様子を見ていたが、その翌日から通常通り郵便受に新聞が配達されていたし、郵便受から誰かが盗んでいるような形跡も確認出来なかったので、そのままにしていた。ところが、今朝も郵便受に新聞が無かった。他の部屋の郵便受も念のためにのぞいてみたら配達されているようだった。更に念を入れて、マンションのオートロックの入り口を出て、郵便受の裏側の差し入れ口がある所に回って確認しても異常はないようだったし、他の業者がポスティングで勝手に入れている広告物は郵便受にあったので、郵便受けから盗まれたものでも無いようだった。私としては、何か面倒さを感じたが、少し腹立ちを感じたこともあって、新聞専売所に電話を掛け、「今朝の新聞が配達されていないことと、数日前にも同様の事があった。」と伝えたところ、早速、新聞専売所の人が、新聞と先日の新聞料金140円を持って謝罪に来た。私は、前職では、相談・苦情の担当をしていたことがあり、仕事では、別に苦情処理の電話を掛けたりすることにれていたはずであったが、仕事もせずに、毎日、ネットで株価の動きのみを見たりしながら隠遁生活をしているうちに、私事で電話をすること自体、面倒になってしまった。しかし、再度、同様の事があるようなら、その時こそ、紙の新聞を購読すること自体止めてしまおうと考えている。
なお、その地方新聞にあっては、年に数回しかなかった休刊日が、最近は、一か月に一回はあるようになった。おそらく、配達人の確保に困っているのも理由の一つだろう。私は、近い将来、新聞配達という制度自体無くなってしまうのではと予感している。そうなれば、紙の新聞は、コンビニとかキオスクなどでしか販売されなくなり、ネット配信が主になってしまうだろう。広告の問題もあるだろうが、新聞社もネット配信に移行することを真剣に考えた方が良いのではなかろうか。勿論、それに伴い取材力も少なくなってしまうだろうが、今でも、記者クラブ制度に安住し、官公庁の発表する記事に依存し、全国ニュースも通信社に依存している地方新聞などは、やがて消滅してしまう運命にあるのかもしれない。しかし、ネットで流されている多くの情報の中には、アクセス数を稼ぐための、虚偽や誇張された情報が散見されることから、新聞社などのダブルチェックされた取材による記事ほど信頼が置けないので、そういう意味でも、新聞の持つ役割は、衰えたとはいえ、無くしてしまうには惜しい存在であろう。