『1010』。
久々に近所の銭湯に。
小冊子が置いてありました。その記事を(勝手に)紹介します。
「湯上がりドリンク、最高の一杯を探せ!」
フレッシュジュース、深海ゼリー、クリームソーダなどローカルドリンクが登場しているようです。
牛乳、スポーツドリンク、缶ビールなどの定番から、クラフトビールの飲み比べセットなど、お風呂屋さんで、さまざまなビールが流行っているようです。
「江戸で最初に銭湯を作った人物とは?」
江戸最初の銭湯の記録が文書で残されています。天正19(1591)年、銭瓶橋のほとりに伊勢与市がせんとう風呂を建てたことが三浦浄心の『慶長見聞集』に記されています。「・・・風呂銭は永楽一銭なり。皆、めづらしき物かなと入り給ひぬ。・・・」
江戸最初の銭湯は伊勢式の蒸し風呂だった可能性が高いと思われます。・・・慶長見聞集が書かれた慶長19年(1614)頃には「町ごとに風呂あり」というほどに急激に銭湯が増えました。
※「一銭」。まさに「銭湯」だったわけです。
「土用、丑の日は『ももの薬湯』へ」。
土用丑の日(7月30日)に「ももの薬湯」を実施します。「土用丑の日のウナギ」は日本人の生活に浸透していますが、江戸時代から土用丑の日には、無病息災を願って「ももの葉」を浮かべた「丑湯」につかる習慣が広く親しまれていました。「ももの葉」には、肌の炎症を抑える消炎作用や解熱作用、肌をひきしめる収れん作用があるタンニンという成分が含まれており、日焼けやあせも、湿疹などの効果が期待できます。暑い時期に多い肌のトラブル対策に、ぜひ7月30日(日)は銭湯へ足を運び、広い湯船で「ももの葉湯」をお楽しみください。・・・
※左のページにある銭湯川柳も面白い。
・神田川優しい人は待たせない ・女湯へ明日から移る孫娘 ・お揃いのセーター畳む脱衣かご
「みんなのゆっポくんをさがせ!」
よく連れて行った孫たちも、だんだん銭湯から遠ざかることが増えてきました。
じいさん一人で楽しむ今日この頃です。
葛飾区内に20軒以上あった銭湯も徐々に減ってきました。区内の銭湯巡りも、あと二箇所回れば完遂です。
附:江戸時代の銭湯
『女湯』 大判錦絵2枚続 鳥居清長画 天明後期 ボストン美術館蔵。
銭湯を詳細に描いた浮世絵としては、最も早い時期の作品。画面右、衣服棚がある畳敷のところが脱衣所。画面中央の板敷の間が洗い場、その間に竹を並べて水はけを良くしている。中央上、下半身のみの女性が見えるところが石榴口で、湯が冷めないよう出入口が低くなっていた。左上の小窓から見える男は三助。(「Wikipedia」より)
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