サンチョパンサの憂鬱

テクニックは大切だけど……

業種は何であれテクニックは重要である。

関ジャニという番組を見ていると……業界の高いテクニックを持つ人達が解説してくれるのを聞いてへぇ~と納得させられる。

しかし、一方サンプルに使われる高等テクニックを駆使した曲が童謡の『赤トンボ』に勝てないのは何故だろう?と思ったりもする。

この場合の勝ち負けは……『人の心に染み込む力』という点に於いてだけど……。
『策士策に溺れる?』的にテクニックが『目的化』しちゃうからなんじゃないか?と思う……。

楽器の高等テクニックが高等になるほど人の感動に役立てる訳じゃないって事だと……。

もし?テクニックが人を感動させる主因ならば……スタジオミュージシャン達が一番エンターテイメント性を発揮出来る筈だけどそんな事はないのである。

シンガーが持つ唯一無二の『サムシング』こそが人を感動させる力を発揮するのだと……。
ソコに自然人がITに切り込み共存できる道があると思う……。

当然……テクニックは大切である。
しかし、あくまでもテクニックはその人を主役として引き立てる『手段なのだ❗』ということだと思う……。

『目的』は『その人自身の表現』なのだと言いたかった。
先般よりの『学歴批判』も学歴が人の表現の主因となれる訳がないからである。
何処まで行っても学歴なんぞは『その手段』だって事である。

自分の何を表現したいか?
『その目的を持たないテクニック』は、結局何の役にも立つことが出来ないのである。

どんなに天才的な技量を持つバレリーナも『何を踊りどんな表現をしたいか』という目的を持てないと……何一つ踊れないのである。

複雑なテクニック論に走る人は多い。

しかし、そんなのは放っておいて……先ずは『自分オタク』となる事が大切だと言いたかった。
自分は何がしたいのか?を知らずして自分の踊りが始まる事はないからである……。


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